モールン戦(下) [小説アーマードギア]

モールン戦(下)

レザー「さてこいつをセットして」
気を失ったディソルを解体する為の
節目の様な筋を顕微鏡で探した
ジャッカル「いやはや、俺が買い物言ってる間に
飛んだ災難だな!」
レザー「ここいらの戦火の中枢では
当たり前だろ、俺の様に昼勤じゃなくて良かったな」
テンプル「やっと休憩できる、こっちよヤシャ!」
ヤシャ「暗いなあもう!
何かあの二人ディソルに何かしてるよ」
十字架がついたマントを着た
ショートヘアーで目がパッチリした美女
テンプルと言う名をしたパイロットである
ツインテールのアンドロイドの少女が近寄ってきた
二人ともMOBの派遣部隊である
暗い大型仮設テントに四人が揃った
レザー「俺の調整した神経ガス弾はかなり聞いたな」
ジャッカル「良く寝てるな」


AGモールンの両手銃CR-M9の上部を滑り
反対方向に背中あわせになったニ機は
旋回性能を試されるが勝負は決まっていた
足のひねりとハイブーストで急速旋回し
モールンを背面ENキャノンで至近距離で狙い撃ちし
ENの熱戦がコアの弱点部分を突いた
そこえ左背面装備の貯蔵庫にはなんと
生物抑制ガス弾がセットしてあり
その毒ガス弾を二丁の拳銃から発射され
ディソルは仰向けになり両手足をばたつかせ
気を失った・・・
戦闘が終了した。
モールン22.jpg

ジャッカル「とんでもない事に・・」
遠くのコロニーから買い物からで帰った男は
その退廃ぶりに唖然とする
そこにBOMのトレーラーが急激に膨れ上がり
トレーラーの装甲を破り出た巨大ディソル
男は遠回りに施設群に逃げようとしたが
ディソルの長い脚の捕らわれてしまう
ジャッカル「無理か!」
その次の瞬間
ズガッバッシャン!!!
何か剣先がディソルからはみ出した瞬間
一刀両断になるディソル
その攻撃はソードを装備したAG
MOBの派遣部隊MOBN02-typeゴクラクズだった
派遣部隊はニ機おり投下ポッドの残骸が散らばる
ヤシャ「さあ残りの虫は私の獲物だからね テンプル!!」
テンプル「じゃあ任すは」
ディソルによってコントロールされたトレーラを
ヒュージョンパルスブレード(iB-S77)と言う実体剣で
なめす切りにブレードを滑らせ熱でトレーラタイヤ部分を
大破させる
no66 AGゴクラクズ.jpg
出てきたパワードスーツをゲート付近で
待ち伏せ左手のMOB-FFと言う火炎放射機
で焼きつかせコントロールを失い
右手のソードでとどめを刺した
トレーラーは完全に沈黙した

no66 テンプル.jpg
img293.jpg

暗いテントの中電球をマックスの明りにするレザー
レザー「自分達の思惑通りにならないとそれを除外する
・・人は人以外自分中心的に考える例えそれが強者でも」
ディソルの頭部分のプレートを取り
脳の電気信号を読み取る装置を取り付けた
脳内の映像がパソコン上を巡る
img292.jpg
レザー「なんだこの過去の映像!
このタンパク質などの構成物質などからすると
有機と無機物を相重なった存在か」
パソ上に映った情報はAGの頭部を表していた
獅子の様な面だ
ジャッカル「全体像はオールドクローズのスタイルだな」
テンプル「オールドクローズ!!
あの希少的価値が奇跡の様な存在」
レザー「想定外の収益だ」
ピクリと跳ねるディソルまだディソルは生きている
ジャッカル「この情報はいい給料ってことだな」
ヤシャ「ねえ麻酔も切れるし速く戻してやろうよ」
テンプル「なんにしても人を襲わない様な種を増やすことは良い事です」
そうこのレザーがやっているプランはMOBの推薦する条約
異星人補完計画である
具体的には人類の害では無く対等の立場として
生ける様な種を増やすことである
この手術を受けたディソルは対等として生きる
人を除外しない存在になると言う
レザー「これから本当の異星人との戦いだな」
ジャッカル「MOBの関係者さんにも確認を貰ったし
これでいいな」

no15 人 レザー.jpg
レザーがテントからでて三祭神にそのデータを送った

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