第三話 光の壁 [小説アーマードギア]

第三話 光りの壁


高度3000m上空 一機のステルス戦闘機が音速のスピードで

飛行している、



「こちら シックスティーンβ
 
ターゲットの熱源を感知、これより爆撃を行う。」

ラトラビアの隣町,UENのデミドリダスの管制塔 パイロットの

無線を管制官達が聞き取り、一人の管制官がチーフである男に

手でサインを出し言った

「ターゲット北緯32.1 東経133 ウラバマ州五番道路、

北北東の方角にむけ進行中
 
熱源の量によりおそらくAGと思われます」

部屋はざわめいていたが、かん高い声が部屋に響く

「どこの勢力かは分らないが あそこら一帯に企業連の攻撃対象と

なるのはGM社の企業校だけか・・・。」

3Dの立体地図を指さしながら振りむき叫んだ

「ファントム部隊をすぐに出撃させろ!」

管制官がせわしなく伝令する

「了解 第一対AG部隊は直ちに出撃して下さい」

「第一対AG戦闘部隊が役に立つか、見ものだな。」

戦闘機のGM-1000su が急旋回し爆撃体制を整える

ミサイルのハッチが開閉しすぐさま大型の対AGミサイルを投下する

ミサイルが自然に落下そして徐々に先端が垂れ

雲を突き抜けた

そこには五体の人型の様な巨大な機体が進行していた

その時

「ビィィンーズドォオン」

ミサイルが赤い閃光によって迎撃されたのだ

迎撃シーン1.jpg

その閃光をたどる

巨大な肩に内蔵された強力な中性子赤外線レーザーであった

そこに一台の自動車がオートマチックで走行

中にはまだ異変をしらずにコーヒーを片手にくつろいでいる

その自動車にAIがよけ切れず正面衝突する

その巨大な機体は広い道路であるが

全てが殺気立っていて通行する物を全て除外した

そして車の安全機能によりなんとか生き延びられた一人の

女がカメラでその五体のAGを撮った

白いAG・・だがその白さに赤い血などは

想像もできなかった。

迎撃シーン2.jpg


 
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