アーマードギア第13話 無の戦闘領域 (レイキン戦三話) [小説アーマードギア]

第十三話 無の戦闘領域



街路地に捻りくねった木々が生えている火星特有の木だ
大量に酸素を作り出す性質をしている為並木道に生え公園にも無理やり生えている。

その気が生えた道の両サイドに地下施設に通じた入り道がある

その中に入ると車や電車が行き交う道路があった

街路地は商店街の様に家が建ち並んでいるが、建物が建っている軒数は少ない、
道路と商店街の南部102番地の街並みだ。

辺りはもう夜そこに長屋の住宅地があった

とあるアパートの中のバスルームでシャワーの音がする

「ぱっぱっぱらっぱぱーやー」
声が若い女の声だ

黒髪を洗いバスタオルをはおりバスルームから出た・・・

リビングはテレビが点いておりそこに・・・

「オオオッ俺は偽ゴゴ!ソシテ俺はお前を愛している本物ゴゴヨ!」

アニメは熱血風の少年とその偽物のロボが話している

変な狼「おおっ読めねえ展開、だがどんな時もお前の正義を信じてるぜーゴゴー、」

女「あの」

変な狼「しかしそこで偽ロボゴゴがガチホモとはすげー設定だな」

女「だからあの」

変な狼「ええっなんだ!今いいとこなんだよ!」

女「だからお前はなにしとんじゃーわれ!!!」

狼「!???」

外のゴミ箱に突っ込まれた

ジャッカル「って俺だろー何すんだよピーカー!!」

ピーカー「俺のストーカーでもやっていいことがあんだろ」

ジャッカル「なんでストーカーなんすか さむいよーそれとアニメ途中なんだ」

ピーカー「今度来るときは電話一本に私の許可と制約したら入って良し」

呆れて玄関に入るピーカー

ピーカー「まったくって・・何これ」

キリン「玄関掃除モードに移行します」

ジャッカル「ああっツーツーの配下である全自動下僕機です」

ピーカー「ロボット何か工業的デザイン臭が全然しない、つか映画のセット?」

ジャッカル「いやちょっとある生徒に頼まれてきてよ、ちょいと暴れてきた」

ピーカー「また、やばいバイトしてきたの!」

ジャッカル「心配するな、俺はそう簡単に死にはしないよ、
それにこのキリンそうとうパワーが高くて助かったぜ」

ピーカー「ちっ・・・(今回は期待したのに)」

ジャッカル「えっ」

リビングに帰ると人影がある

女「これは意外な展開だなぁぁ、ゴゴ!」

ジャッカル ピーカー「ツーツー」

なんとそこに居たのは迷彩アーミー服姿のツーツーだった

ジャッカル「ツーツーキリン アリガットッス!」

ツーツー「後で隣の部屋に移動するようAIを書き変えとく」

ピーカー「なんで隣に行くだけでそんなたいそうな事が必要なのよ!?」

ツーツー「ロムの容量を考えると無駄を省いたから、アレガできない」

ピーカー「アレッて」

ジャッカル「ツーツーの部屋はアーミー物と電子機械で埋まった部屋で
そのパーツを踏みつぶさないよう千鳥足で歩かなきゃいけない、
もちろんそんなことはAIの範囲内じゃないって事」

タオル姿のピーカーは服を着るのも忘れて唖然としていた

テレビに釘付けのツーツー

ツーツー「何!そこでゴゴに偽ゴゴがふられただと!」

ジャッカル「なんだと!意外な!あんなかっこいいのに」

ピーカー「ゴゴがホモじゃないからでしょ」呆れ顔のピーカー

テレビの映像はトレンチコートのツンツン頭の少年ゴゴが
偽ロボゴゴと暗い駐車場で話していた

ゴゴ「情報が欲しい 金は電子で振り込む」

偽ゴゴ「俺の情報か、それとも俺の彼氏の情報か?」

ゴゴ「お前ら兄弟に興味はない、つーかどうでもいい俺が求めているのは
ビックでヒートな深紅のハートの宝石のありか!そいつが熱いぜ俺をひきつけるぜー!」

偽ゴゴ「ふーつ(煙草を吸い苦い表情をする偽ゴゴ)」

偽ゴゴ「ふーっ・・・」

ゴゴ「知ってるんだろ!答えろ!」

偽ゴゴ「えっなんの話? 話聞いてなかったもう一回お願い」

ゴゴ五話に続く

ジャッカル「内容が深けえええぇ!」

ツーツー「渋すぎる、特に ふーって煙を吐くところ」

ピーカー「いくらオルクロが運営しているチャンネルだからって
あまりにも目がなさすぎる」

その時5チャンネルの宣伝で二頭身の小さいオールドクローズの姿が映った

ツーツー「おい消せ消せ」

ピーカー「やばい はいっ」

ピッ テレビを消した

ジャッカル「ううっ ぐうぅうわあああぁ!」

頭を抱えて倒れこむジャッカル

ツーツー「また恐怖症の一種か!」

背中をさするツーツー

ピーカー「ジャッカル私たちが着いてるよ!ほら大丈夫だから」

ジャッカル「うーっうーああぁぁぁぁっ」

ジャッカルはこの五号機の姿を見ると極度のストレス症状になる

そうこの五チャンネルの周波数は完全に未知の空域から送られてくる
周波数だつまりオールドクローズが発している周波数なのだ

そのチャンネルではいつ誰が編集したのかわからない番組が流れ
宣伝は五号機とコンタクトを持つ実際の企業の宣伝が映る状態である

ジャッカル「消えろ  消えろ!、助けてくれーあいつが!」

ジャッカルはこのオールドクローズ五号機をじかに見た事があり
その光景は過去の地球の真夜中の話

一瞬巨大な赤い血まみれの球体から巨人が逆さにぶら下がっていた

何かを食べている赤いひもの様なものを垂らしていた

ツーツー「ジャッカルしっかりしろ!」

ピーカー「ジャッカル・・・」


コクピット内その外を映す映像それはドーナツ状の巨大な宇宙コロニーが見えた

その宇宙空間の周囲が見えるAGのコクピット内で一人の小柄で聡明な少女が
小型の宇宙船を見る

少女「これが有る所属企業の依頼とは世も末だ」

もう一つの場所AGコクピット内で宇宙船との無線でやり取りをしている

男「だからこの中にエミルエトと言う人物がいるはずだ
そいつをよこせば武装解除する」

なんと二機のAGが宇宙船を脅して交渉をしていた

大柄でひげの生えた武将ひげの男が言う
コクピット内人々「そいついるのか」

「俺たちは関係ない逃してくれ」「冗談じゃないとばっちりだ」
男「だまれお前ら 状況が飲めねえのか!!」

ガガン バリバリ!!

AGの腕から協力な電気を流し宇宙船電力を一瞬切らす

宇宙船内「うあっ助けてくれ!  やめろー 
俺たちを殺しても何にもならない」

男「居るのか!可愛そうな奴らだなあほら、早く出てこい」

宇宙船内の女「・・・(あの機体傭兵ランカーのアルデア
最近ある企業に所属した男ねもう一機は多分ランカーの
リノ アンドロイドの少女だったはず)」
グーカード AG スロウウ―.jpg

チョキカード海戦 AGランサー.jpg

アルデア「おいリノかの有名な戦術士官さまは腰ぬけの
自分思いだったとさ!」

リノ「アルデア私はこの状況楽しくはありません
自重ください」

アルデア「俺も楽しいか、何のスリルも無いこの弱い者いじめ」

女「・・・(さっきから警報を隠して鳴らしてるのにまだきずかないの携帯)」

ベレー帽のローブを着た女が必死に助けを呼んでいる

リノ「乗客に告ぐ 警報とう通信手段は既に遮断している
助けは呼べない我々の機体も政府のご用達だ諦めろ!」

船内「そんな! どんなに騒いでも無駄だと 頼む助けてくれ」

女「これなら 」

女は宇宙船の操作を強引に操作して急速前進しようとした

アルデア「こざかしい真似を、 ほらよ」

アルデアの重量二脚のAGスロウウーは船体のコクピット部分を掴み
二丁のミサイルランチャーを一時的に放し宇宙船が加速して逃げるのを止めた

アルデア「次は蹴りを入れる」

アルデアは宇宙船の船内にいるエミルを見つける

リノ「無駄な事を。」

アルデア「見つけたぜ!お前か エミル・エト」

エミル・エト「私よさあ捕まえてみなさい」

小型の脱出ポッドを機動させるエミル・エト

アルデア「正気か!まだ逃げれるつもりでいるのか」

リノのAGは巨大な前掛けが有る様な中量二脚の構造をしており
左腕と左背面にHAAのシザー形状のレールガン装備しており
右腕にライフルを装備、右背面にレーザーキャノンが有った

ズウウイイン

リノがキャノンを発射、AGランサーが脱出ポッドに
右背面のレーザーキャノンを発射して機動力を無力化した

新型機の2機は姿勢制御のスラスターからは
反物質核融合ジェネレーターから生成されるプラズマガスのスラスターだった

そしてメイン推進機は反重力モーターで推進する

リノ「悪あがき?捕まえたよ」

右腕を伸ばし掴もうとするAGランサー

その時、一瞬光の線がリノのランサーの右腕を貫いた

ズゥゥウン!? ランサーの右腕部が吹き飛んだ

リノ「救援?!まさかさっきのポッド発射で船の位置座標がづれた?」

エミル・エト「カレン! 来たのね!!」

戦闘機形態をしたAGモビリウスが急速に加速して
こちらに向かっていた
パーカード AGモビリウス.jpg

カレン・リッチ「エミル上級士官ご無事ですか!
宇宙バス船が停止して急遽ルート脱線アラームが管理センターでなりまして
救援に向かったところです!」

カレン・リッチは傭兵ランカーと呼ばれる

ハイレベルのAGパイロットでエミル・エトのSPでもあった

アルデア「急にランクが上がる要因が、 よだれが出るぜ!」

リノ「ミッションの概要はターゲットの捕捉、邪魔ですあれ
ポッドを回収する前に一仕事です」


アルデア「いくぜえ!オラアアアァ!」

アルデアの雄叫びと共に二体と一体のAGがお互いターゲットを捕捉し合い
徐々に間合いを詰め会う

アルデアは操作方式はモーションスーツであり

透明のパネルのトリガーを引き、スロウウーの二丁拳銃の
高起動ミサイルランチャーを発射する

ビーン

モビリウスのコクピットに発射警戒音が鳴り響く

ズドッドオン!!

二つのミサイルランチャーのロケット弾がモビリウスに迫る

カレン「ふぅん」

モビリウスは体を捻り弾丸を裕に避ける

オート コントロール方式で操作されるリノのランサー
レールガンの電磁加速の準備が整い射程距離である
モビリウスを補足しロックオンパネルが重なった

すぐさまトリガーを引く

リノ「高速の弾丸でも召しあげれ」

ズッズーン!
毎秒速7km/s弾丸が放たれた

だがモビリウスは軽くスラスターで揺れる程度で
弾丸をかわした

リノ「相手座標を確認する処理が遅い」

スロウウーメインコンピューター「ステルス妨害により処理が遅れています」

アルデア「何!こいつのステルス性能の度合いが通常の
桁違い!」

リノ「なら光波式のロックオンを使う」

アルデア「システムをへんかん、んっ!!」

カレンは相手が躊躇している隙を見逃さなかったモビリウスは
翼上の複数ある機動ユニットのマイクロミサイルパックを展開し
両腕のレーザー腕銃で全火力を放射する

ガッガァアアン!!

なんと全攻撃が宇宙空間の何もない宙域で爆破した

リノ「私の自立兵器が仕事してるね」

なんと宇宙域に二体を囲むように漆黒の小型自立兵器
が群れていた

リノ「・・・(攻撃手段はないがその分防御の面に徹した移動が可能な盾達!)」

アルデア「さあさっきの攻撃の続きだ!」

また両手ミサイルランチャーを発射する

カレン「くっ! んっ! なんだ!!」

モビリウスに後方から二発の弾丸が襲う、
さっき撃ったミサイルが旋回して追尾してきた

モビリウスを追い続けるミサイル

左右に機体を振り回避続けるモビリウス

アルデア「もう二発」

ズウウゥンン!スロウウ―のミサイルランチャーが火を放つ

モビリウスは変形し二機の周囲を旋回し続ける

襲いかかるスロウウ―の高機動ミサイルランチャー

リノ「さすが高ランクカレン、補足がチョウムズ!」

リノは相手の劣勢を好機にレールガンを狙い撃とうとする


カレン「これなら」

カレンのモビリウスの八つあるウイング状のマイクロミサイルポッドを発射

ミサイルはモビリウスの前方を同じ進路で進み
その状態でモビリウスの腕部レザーキャノンを発射、
全攻撃が二体中央に集中する

だがその攻撃が自立兵器に吸収される様に攻撃を受ける

カレン「この攻撃でもか、くそ」

スロウウ―の高機動ミサイルがカレンに迫る!もう逃げ場はない

カレン「これでどうだー!!」

戦闘機モードの全速で二機の中央に突っ込む

リノ「馬鹿だ!ミサイルの餌食」

モビリウスはさらに自立兵器の群衆の中に入り込み
ミサイルは自立兵器にすべて当たった

アルデア「何だと!!」

リノ「これからだ カレン君!」

自立兵器がモビリウスを囲み圧殺しようとした
群がり圧殺する自立兵器

カレン「この程度でモビリウスはやられない」

何とか腕だけを出せたモビリウス

リノ「あはっ、はっはっ!あんな状態じゃ攻撃もままならない!」

カレン「これだけで十分よ」

その時モビリウスの指から光線が流れた

アルデア「あれは ニュークリアクロウ」

一瞬二機の周囲にプラズマガスの線が広がったが
一瞬の間に発射元の指を動かしスロウウーとランサーを裂いた

カレン「さあ第二ステージよ!」

ほぼ推進機しか機能しなくなったリノとアルデア機

アルデア「退散する」

リノ「逃げろー、にげえええろうおおお!!てへ」

二機は急加速で退散していたった

エミル「カレンありがとう」

カレン「エミル上級士官ご無事でなによりです」

脱出ポッドを確保するカレン
戦いは終わった



太陽に地球の次に近い惑星、火星
その移住計画発足から何十年がたつ

開拓の進行を担っていた火星政府だが
財力の保有のなさや税のやりとりの矛盾点が影響して
次第に発言権が無くなってきた

その権力は形だけでありとある勢力が全ての政治の実行を行っている

火星政府に直属している企業が影響力と言う権力を持っていた

火星政府はその全てを実行している企業に対し危機的状況として取り入れ

火星政府と一つの大企業との合併策を考えた
その政府認可企業名はMOBと言われた。

巨大トラクターグラビティが可能な武装輸送艦

ジャバウォックと言われる艦が第一火星宇宙ステーションに着いた

その艦の任務は主に小惑星帯から巨大な小惑星を運ぶ任務だった

小惑星の名は第十資源小惑星アキレス

その小惑星を運んだジャバウォックはもう一つ

地球からの宇宙線もトラクタービームで運んでいた
何故この様な大きなものを運べるかた言うと
MOBK11-ジャバウォックは特質な機能とシステムを持っている

まずレーザー推進と言う太陽帆と核ジェットで
高速の宇宙間飛行を行い

一旦速度が出た宇宙船ジャバウォックがほかの輸送物を
重力を発生させ引っ張るトラクタービームで輸送物を同じ速度にさせる
事ができるシステムだ

簡単に言うと超早く軌道を回る惑星にスイングバイして速度を得るシステム
一部の企業校が考えたシステムでありグラビィティシステムと呼ばれた

そのシステムによりわずか一カ月地球から火星にわたった
民間宇宙船九尾

運べるのは人とその荷物のみ

九尾宇宙船は第七宇宙ステーションに停泊した。

群がる民間人その中に長身の姿をした若い時のイヒト・クローゼとカイ・シデンがいた

イヒト「うわあ居るな、遠い地球からの移民が
ここをまたネットやメディアのイメージ通りと勘違いした群衆が」

カイ「違いますよイヒトさん向こうが地獄の地獄でこちらがただの地獄、
援助金の対象すらなく一企業の気分により決まる給料制で全てが決まるですよ~
、昔ながらの制度ですからねえ~」

眠たそうな顔で答えるカイ

援助金とは人が生きるのに必要な支出を場当たり的に考慮され
援助金が出る制度で、その為に人は自分の夢や起業に
専念でき社会に貢献できる様になっている。

イヒト「援助制度に入れなきゃこんな落ちたり上がったりの差のある仕事するかよ」

カイ「確かに乱高下ですが立場が乱高下みたいに言わないで下さいよ
俺たちはMOBの投下部隊であるトップランクの治安維持部隊ですよ」

男「その通りですミスターイヒト!」

男2「けっ、またお前らか!」

長身の金髪の軍服を着た男と

小柄の眼鏡をかけた筋肉質の軍人が話しかけてきた

カイ「ベンにフォワード!お前らのつら見て一気に目が覚めたぜ」

ベン「私タチは友にテロと戦う同士ナノデース」

フォワード「俺たちの今度の会議は
BOMも投下部隊を導入するとか何とかのそんなクソネタだろ」

カイ「全員呼ばれてるみたいだな」

フォワード「敵のBOMなんかは戦いで勢力を得て
権力を得ただけの元テロリストだがな、はっは!」

イヒト「カイ無視だ!」

カイ「えっあっ!はい」

二人はやがて群衆の群れに消えた

乗客の群はあるアーケード街で少なくなった

カイ「昼食はそこのバンディットドーナツで済ましますか」

そこは完全にMOB投下部隊やMOBの軍人が完全に席を占めていた

凄い罵声が飛び交うドーナツ屋

カイ「アルコールでも入ってんのかこの店」

フォワード「おいっエミル士官がテロに襲われたらしいぞ!」

イヒト「何だって!」

ベン「だから代わりにあのガールがキテマス」

女性士官「あっそろそろ全員揃いましたね!」

女性士官「それでは皆さん13:00より武装輸送艦ジャバウォックで会議を行います。」
チョキカード AG ジャバウォック.jpg



長すぎる(汗)今度からAGは一話を三分割か四分割にしてたまに挿絵が入ってる様にしたい


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