アーマードギア第14話 黒い人 パート3 [小説アーマードギア]

コロシアム ジャバウォック.jpg
輸送武装船ジャバウォックのドックに黒と赤のAGが有った。
AGオロチに似たデザインで両肩に自立兵器らしい小型の戦闘機が固定されていた。
ジャッカルによく似た男は黒と赤の機体の前で気分よさげに呟く
「こいつが黒壁を持ってるのか、あいつからもう少し絞り出した方が良かったか」
先ほど奇妙な力で殺した男を見た。

会議場ではエミルエトが彼女を襲撃したテロの事態の深刻さを必死に論じていた。
エミル「まず新型機の格納庫に連絡を取りなさい」
情報官「はっ!はいでは連絡を・・」
乗組員「ジャバウォック監視AIより報告です、現在第一ドックに不審者が侵入したと」
エミル「現場作業員は何をしてるの!警備兵を直ちに急行して!」

第一ドックではAGゲンブーンが起動してハンガーを胴体をうならしてこじ開けた。
タフネスカード AGゲンブーン.jpg
ゴッゴゴッ
警備兵「こっこれは!?」
整備員「乗っているのは誰だ直ちにその機体から降りろ!」
強引にハンガーを剥がしブースターを点火させた。
警備兵「無理そうだ下がれ」

ジャバウォック第三ドック内、
ベンとフォワードがベージュのAGに乗り込んでいた
フォワード「ベンさん回り込む作戦デスネー完全に包囲です。」
ベン「これでまた傭兵のランクが上がるぜ!」
ベージュのAGはエイリアンの様なメインカメラがないデザインで
角ばった箱みたいなデザインをしていた、それに乗り込む二人
しかしそこにはマントを着た一人のでかい男が腕を組んで立っていた。
「遅いではないか同士よ!」
男はいきり立つように声を張り二人に言った。
ベン「あんたは!」
フォワード「オウッ ミスターフラグ!生きてましたか」
長身のまるでレスラーの様な風貌をした男は二人をAGから見下ろし立っていた
フラグ「いざ尋常に参ろう!」
タフネスカード AGミータンク.jpg

第一ドックは轟音と爆炎に包まれている
エミル士官「第一ドックメインハッチを破壊して突破しました」
エミル「周辺のMOB部隊と連絡して!」
ジャバウォック艦内に指令が行き渡る。
各ハッチが開いてベージュ色の機体AGミータンクがスラスターから核ジェットを吹かして一斉に出撃していく。

第一ドックはすでに最終ハッチの周辺にAGミータンクがずらりと配備され続けた。
フラグ「二番煎じか!くるぞお主ら」
ベン「袋のねずみだな」

フォワード「飛来物がこちらに接近してマス!」
フォワードのAGのAIが宇宙空間に視覚的にわずかに察知した飛来物に感知した。
ベン「レーダーにも映らない光も赤外線のレーダーも探知しない新型のステルス物体だ!」
宇宙空間の擬態化し最新のステルス材質のミサイルの形状をした物体が近くまで飛来していた。
その時眩い光と共に爆炎があたりに広がった

カッ  ドオオオオォン!

爆炎はジャバウォックの重力波で押し返されて緩和した、その無数のエネルギーの塵があたりを舞う。

ジャバウォックレーダー員「多数のジャマーキャンセラーとネットワークのウイルス攻撃そしてレーダーが探知しないまるで吸い込まれているみたいだ!!まさか噂に聞くBOMのグラビィティーフィールド!!」

そう色彩擬態フレームをしたブラックのAGが突如色を変え宇宙空間から何十体も機体が現れた!
BOM宇宙空域の主力機AGエントである!

「こちらBOM宇宙圏偵察部隊、そちらに我が同士が一名いるその一人を安全が守られれば危害は加えない、ただちに釈放したまえ!」

ベン「なんだこの数、それに何もかにも用意してたかの様なこのありさまは!」
ベンはBOMの横暴に怒りを隠せない。

フラグ「捕虜がいるならなぜそんなに強気でいられる!うぬらは我らモノノフを愚弄する気か?」

フォワード「勝てば官軍って言うならまだ早いぜ!」

AGミータンクは一斉に銃口をBOM部隊に向けロックオンした
両軍の機体内にロックオンアラームが鳴り響き情報端末も相手機体のロック状況をパネルをエフェクトが光りだす。

緊張体制の両軍隊。

BOMのAGパイロット「アルファ応答せよこちらは作戦Bの予定段階に入った、アルファ応答せよ」

ジャッカルに似た男「アルファだと誰だ、俺をよく見ろ俺の名はゴゴ、お前ら全てを導く先導者だ!」
BOMのAGパイロット「何、誰だ?」
なんと両軍の真ん中に視力擬態が解け赤く黒いAGゲンブーンが姿を現した。


ゴゴ「まずは仲直りしろ」
ゴゴが両腕を双方の機体に手を向ける
ゴゴ「はっ」

すると両軍の一体のAGが何らかのウイルスを喰らい勝手に機体碗部が機動アサルトライフルを敵機めがけ発射した。

兵士「どっどういう事だー!」

機体に当たり重力波の防御膜やグラビィティーフィールドも解除した状態で被弾した。

MOB兵「打ちやがったぞ!戦闘開始ファイヤー!!」

BOM「グラビィティーフィールド展開攻撃開始ーーー!!」
BOMのAGパイロット「待てお前ら!」
両軍の機体が前進してブースターを展開させ猪突猛進に両軍が絡み合う!

ゴゴ「さあ最新兵器ショーの実戦アピールだなお前ら!はっは」

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