ドラスト6話 日常 [小説「ドラスト」]

木造のプレハブの様な家に住むアルテイシア、木漏れ日がベッドを照らす。

アルテイシア「うーんまだ眠い〜」
その時アルテイシアの母親が扉をノックして話してきた
母「何してるの!アル、学校に遅れるわよ」
アル「ママ勉強のしすぎで眠いですです〜」
眠たそうに寝返りするアル
母「今日は魔法の授業の日でしょ!あんなに徹夜してるのに同じ魔法でしょうが」
アル「あんなの魔法じゃなくて物理だし」
するとまた部屋の隅の陰に小さな3人の少女が姿を現した
アル「むーまた出たか!どういう儀式したらあんたたちは消えるのよ〜!」
アルはくしゃくしゃの頭で服を着替えリビングに出てきた
母「やっぱり魔法が好きなのねアルは、朝ごはんよ」
椅子に座りパンを取ろうとしたら、そこにまた3人の少女の顔が机に並ぶ少女たちは物体に透けるみたいだ アル「どこに現れてんのよ!食欲失せたじゃない!!」
パンを口にくわえてカバンを持って走り草原の小道を走り抜けるアル
アル「うーーん、また!」 森の入り口に3人の少女が立っている
アル「どうせすり抜けるんでしょ、何もできないくせに!!」
アルは3人の少女の体を突き抜けようとした! 透明の少女のモヤの中に当たった瞬間、少女は消えた。
アル「やっぱり何も無かったか、リョウコ先生たしか幻覚とか言ってたやつね」
田園の脇道を走り抜け学校に向かうアル、学校の鉄格子の鉄扉を超えて木造の構内に入る。
一階の階段に生徒達の人だかりができている。
そこにはトンガリ帽子に紺の服を着た若い少女がいた、水晶をテーブルの上に置き手をかざして言う 「英霊を我に幸運の道しるべを示しこの方の運命を導け!!」
ロングヘアーのウエーブがかかった赤髪を大きく回して言う、
「見えた!230mosいただけるかな!」
女子生徒「えっじゃこれ!」
赤髪の少女「はっ!北のほうに見えます!それはあなたの身を帰す兆し、そこに向かい・・食事をを食べて寝る!・・後は起きて通学すると良いでしょう!明後日の運命を・」
女子生徒「えっ私西の方に家あるんだよ!」
男子生徒「なぁこの水晶どう光ってんの?さっきから北の北のとかばっかりじゃん」 赤髪の少女「それはれっきとした魔法で・・」
女子生徒「意味わかんない」
生徒達は教室に戻って行った
アル「占いの魔法ですか?」
赤髪の少女「そうですとも!!あなたも占いを受けますか?」
アル「いや私お金持ってないから」
赤髪の少女「そう、私のスフィアは何かしら当たるのよこれでも」
アル「新入生?」
赤髪の少女「ええっそうよ!名前はアジジ!そこの教室みたい!」
アル「本当!同じね!、あっあのーよろしく!」
アジジ「あなたは強調性ありそうでタダで占いをしてあげるは!」
アジジ「ひっいいい!」
アジジは水晶を通して見える少女の影を見た!
アル「なんなの?」
アジジ「あなた北から来た?」
アル「そうよ」
アジジ「あなたね!北北出てくるのは!」
アル「私を示したの?・・・なんで?」
アジジ「スフィアは霊体や不幸を予兆する水晶なのよ!」
アジジは椅子の下に隠してあったぬいぐるみを取り出して抱きしめた!
アル「あのーこの少女は多分無害よ!」
アジジ「そっそうよね、霊体とか何もおっさんやヤクザじゃないんだし!」
アル「取り憑いてたってゴロツキより怖くないは」
アジジ「そうよね!って・・」
アジジは水晶を通してモヤを見るとその顔立ちは幼く目鼻立もキリッとした美少女3人組に見えた
アジジ「友達になりましょう!!」
アジジは目をキラキラと輝いて言う
アル「もちろんよ!(なんとか理解者が増えたみたいな!)」
ジャッカルは10:00ぐらいに近くの屋台に白ワインとホットドックを食していた、横にピーカーとアクエが椅子に座っている
ジャッカル「仕事は今は休みなんですね?」
アクエ「はい骨董屋で今日はお得意さんいなくて」
ジャッカル「私達はサーカスの一座で」
ピーカー「嘘は無駄」
すぐに話を切るピーカー
ジャッカル「仕方ないか、これが口止め料です」
アクエ「えっこんなやり方でいいんですか?」
ジャッカル「これしか思いつかなくて・・」
ピーカー「そんなに気にすることないですよ、あの暴れた男と今担当してる事件後は去りますので、時間も経てばわからなくなると・・」
3人は言う事がなくなりホットドックを頬張った



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0