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AG17話「仕事」 [小説アーマードギア]

AG17話「仕事」

リョウコ「コーツブレイド、状況報告」 リョウコはノートパソコンの通信アプリを開き、そこに幼いツインテールの女の子がいた、AGのコクピット内であらゆる情報がグリーンで回転している

コーツブレイド「これを状況報告、予測テロ、予測地点よりマイナス20地点により行動中 内容了承済み」

リョウコの眼鏡に情報が入ってきた、リョウコは思考で眼鏡のパネルを操作して状況をつかむ リョウコ「今どきテロなんて古代土器かしら、レイ!電磁波ステルスと色眼ステルスの濃度をよく見てなさいよ、失敗は許されない」

レイ「ハイ、ステルス率良好、反重力飛行中にしており音とジェット気流もシャットしています」

リョウコ「反重力の出力は再低速、一気にマッハで加工して何とかしなさい、反重力による反動は無い分かってるでしょ?・・・まだ怖いのコーツ」

コーツブレイド「分かっています、この恐怖は・・私もひとなの?」 コーツブレイドは腕を見て少し違和感のある皮膚の細い腕を握りしめた
軍の施設のAG保管庫に二人の男が暗躍している。小走りで人気のないAG人型ロボットの格納庫をうろついている。

モヒカンの大男「よっしゃ、ブラザー、計画はばれていない!!」 五分刈りの小男「出てきたらこの銃でノーテンぶち抜いてやるけどな」 モヒカン「この ち か ら 最高!!」 男はAGのあらゆるセキュリティを解除していく

AGの名はミータンク、二脚の無重力戦に強い、バリア処理で起動する多重装備機である

AI「脳内スキャンと全視認スキャンをお願いします」 モヒカン「おれは神になるものだ」 AI「おはようございますストラ中尉、整形でもされましたか?」 モヒカン「うるせえ手動でいい」 AI「了解」 ミータンクが上半身を傾き起きる

小男「未知なるものを探す、そうだ分からないことこそがその未知こそが楽園のカギ」 小男の脳内チップには周囲を未知と文字が並んでいる。あらゆる情報を仕入れる世界で反重力技術やバリアシステムの未知の化学が解明されいないなどの未知への都市伝説が広がりを務めていてその狂信者なのだろうか

小男 モヒカン「起動!!」 格納庫の天井が赤いレーザーで切断される。 ミサイルも破壊する高出力のレーザーである、精度は蚊やハエは移動しながら落とす

上空は蒼空何もない・・・だが AI[上空時空の乱れ在り、肉眼で確認してください」 モヒカン「ねえよ」

そこに!!時空の乱れと思いきや靄がかかる、靄は円形に迫り急激に迫ってくる。 しかし音もなく、そして空気の蜃気楼みたいなものであり全く驚きはない

コーツブレイド「通常モードに移行、交戦します。」 レイ「こちらも距離 10メートルまで行ける相手心理状況です」

モヒカン「??・・??」 何か違和感があるが晴天に自分の機体のジェネレーターの熱で靄がかかっているレベルである そこに一気に屋根が吹き飛んだ!!

AI「緊急事態ですおそらく敵です!攻撃を!」 モヒカン「なんだこの緑は!!」 AGブシドーである、緑のヨウム部隊と言う特殊機動部隊である

まず両テロリストの背面に現れ反物質ブレードが現れたすぐミータンクの二体の右足付け根を切断。 と同時に片方の腕のアサルトライフルが武器を所持している腕の付け根を至近距離で射撃

戦闘は終わった

モヒカン「倒れる!何が起こった!!」 小男「なんだーーーー!!」 ミータンクが達磨の様にころりと倒れる、足からはナノテクノロジーの体液に閃光が飛び散る

レイ「ハッチロック、システムをジャック!コクピット緊急電気ショックを最大に上げます」 小男 モヒカン「ぎゃー」 両名気絶した コーツブレイド「任務完了」

AG17話「仕事」終わり


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アーマードギア第15話 ボディーガード [小説アーマードギア]

地下街の街灯が照らすアイバレーナ企業校の街路時、街灯は煌々と道路を照らし地球の日光の様な明るい明るさだ。
薄暗い埃っぽい部屋に朝日が指す、すると目覚ましのアラームが鳴りくしゃくしゃ頭の女の子のピーカーが目覚ましを止めた。

ピーカー「うぅう もう 8:00なのか!」

ジャッカル「朝飯出来たぞ」

ジャッカルが寮の扉から言った。

ピーカー「八時から食べられるか!ジュースでいいって言うのに!」

ピーカーがくしゃくしゃ頭のままぐるりと体を回転させて仰向けになる

ジャッカル「ツーツー 今日は水曜だな!あっあの番組の時間じゃね」

ツーツー「あなたのスレは正義のスレ 答える悪に 反応する悪 正論者フリーズキュア!!」

ジャッカル「うわいい歳して痛すぎるぞツーツー!」

ピーカー「朝ごはん朝ごはん♪」
見事に一瞬で頭を整え制服を着てバックまで揃えて部屋を移動するピーカー

ツーツー ジャッカル「・・・!?(はやい!!)」

寮のリビングで一人テレビに噛り付いて朝ごはんのホットドックを食べるピーカー

お絵かき一人会議青モンス53.jpg

フリキュアのヒロインのスレン「あなたの正論は多数心理的に間違いとなるのよ ミスにわか!」

とてつもない恥ずかしいかっこをしたプリンセスの様なスレンが言った

ミスにわか「私の正論波動がここでは効かないなんて!!」

ビキニアーマーのミスにわかが言う

フルサニーと言うスレンの仲間の女の子「これでとどめよ!フリーズキャア インストールフラッシュ」

二人の少女から眩い光が放たれミスにわかを包む

ミスにわかの過去の悪事が走馬灯のようにめぐり、この世が全て浄化された気分になったミスにわか

ミスにわか「私もっと勉強してから論破するは!」

スレン「いい話だな~~」


第7話 終わり

ピーカーは潤んだ目で小声で言った
ピーカー「神アニメ」

ジャッカル「ネットが嫌いなゴゴが編集してるんだから、このネット背景のアニメ酷いな」

ツーツー「シュールな会話がイミフ」

ピーカー「何言ってんの、今時ロボットアニメの少年ゴゴ自体オワコンじゃない、空飛ぶ推進力が謎のパルスジェットとか絶対飛べないジャン」

ジャッカル「それが飛べるんだよ、絶対裏設定で重力の素粒子をいじって機体を軽くしてるとか」

ツーツー「ジャッカル甘いな、とてつもない推進力を出して強引に飛行してるんかもしれない」

ジャッカル「関節部分が剥がれてバラバラになるだろそれなら」

ツーツー「そこがロマンなのだ!」

ツーツーが指をさしてジャッカルを威圧した

ピーカー「つまんないし、どうでもいいそんなことできたら今のAGに使ってるでしょ!」

ピーカー「はい結論が出た、さっさと学校行くよ!」

ピーカーがホットドックを加えて食堂から出た。

ジャッカル「ピーカー今日のホットドックに辛子マヨネーズ作って入れたんだぜ!うまいだろ」

ピーカー「成程、中々うまいな」

地下街を日光の様な明るさで照らされていて、そこを通る三人

そこに黒ずくめの高級車が止まっていた。
運転士「ユリウス様 あの方ですか?」

スパロー「爺、私はもう戦場にいる一兵でありコードネームはスパローです」

運転士の爺「これは軽率な事をしました、それと昨日のオールドクローズのテロ事件もあり救護が急がれていますので例の件を彼に説明しなさるのもお忘れなく」

スパロー「彼への状況の説明は私がうまくやっておくわ」

ジャッカルが後ろ向きに歩いていると背後から迫る影が

ジャッカル「ぐっごごごっご!?」

ジャッカルは背中にとび蹴りを喰らわされて倒れた

ピーカー「なに!?ジャッカル大丈夫なの?」

ツーツー「お前はだれだ!?」

そこには小柄のアイバレーナの制服を着たショートヘアーの少女が立っていた

少女「これが狙われしマスターの力か!?」

ジャッカル「なんだお前!!」
腰が抜けたジャッカルが手をかざして言う
少女「我の名はシンプル、ジャッカルお前の護衛だ!」

ジャッカル「はー頭おかしいんスか!?誰なんだよ!それよりまずは幼稚園で護衛の意味を知ってから出直してこい!」

シンプル「私が一人しかいないと思って調子に乗っているのかジャッカル! 集え同士よ!」

するとコンビニ屋根から二人の制服を着た少女が飛び降りてきた

パッツンヘアの少女「情報と策士のプロ、デスル!」
腕を上げて完全勝利のポーズをとったパッツンヘアのデスルと言う少女

ポニーテールの背の高い少女「同じく格闘護衛のウーツエ!」

三人が戦隊風にポーズを取りそこにすかさずスパローが戦隊風にポーズをとり四人でポーズを取った

スパロー「ジャッカルさん この前呼んだのはこれです これなのです。」
嘆願するような声でジャッカルに言った

ジャッカル「俺も戦隊ショーにでるのっ・・かっ」

絶望を感じ、膝をついたジャッカル

ピーカー「あのーとりあえずこのコントは終了で一人づつ説明してください」

シンプル「天才のシンプル!」

デスル「情報屋とスナイパーのデスル!」

ウーツエ「格闘・・なんだったけ、さっき何て言ったっけ?」

スパロー「皆さんさっき言った事と全然違います、あの私達はジャッカルさんのボディーガードを務める事になりました!」

ツーツー「コイツが狙われてんのー!?狙われる方じゃなくて害悪してる方なんだけどコイツ」

ジャッカル「俺が危険だと、何が起こってるんだ!」

アーマードギア第14話 黒い人 完結 [小説アーマードギア]

数分前まで宇宙ステーションにMOB投下部隊とBOM部隊の宇宙空間の戦闘による無数の機体のスラスターの光源が飛び交っていたが、その戦況も嘘かの様にとある黒い球体の出現により停止した。

両軍の一斉射撃を吸収する様に防いだ黒い球体。
その中から現れたのはAGゲンブーンとそれに乗ったゴゴと言う人物だった。



巨大な爆発がありさすがに敵味方全機体は静止してしまった、そしてその全機はAGゲンブーンの方に機体を向け待機していた。

タフネスカード AGゲンブーン.jpg

MOB投下部隊員「なっ!? どうなってる? あの機体撃墜されてないぞ!」

BOM部隊員「あの砲撃を浴びて無傷だと!」

MOB投下部隊のベン「どーなってる!?フォワード!俺たちの射線上にいきなり現れてさっきの砲撃全て受け切りやがった」

MOB投下部隊のフォワード「俺はアサルトライフルにミサイルにグレネードほりこみマーシタ」
両軍の通信が行き交う中スラスターや脚部を破壊されたAGエントに乗った隊長機にBOM隊長が一人BOM軍の宇宙戦艦スパルトイの指令室と通話していた。

BOM隊長「スパルトイ第24号艦指令艦どの、早く奴を止める手立てを!」

BOM攻撃指令「分かっている、敵機AGに対艦レールガンを放つ!そのまま射程外で待機しろ」

一方MOB軍の武装輸送船ジャバウォックもゲンブーンに照準を合わせて後攻撃指令官の命令を待った

そこに女性の士官エミルが酷い剣幕で言った
エミル士官「レールガン発射後に念のために投下部隊に突撃命令を出して。」

MOBジャバウォック攻撃指令「いまだかつてレールガンを直接狙われて生き残った機体などありません!このレールガンの破壊力と精度は確かですから」

エミル「違うのあいつは・・あの侵入者の機体は特別な機能があるのよ!」

ジャバウォック攻撃指令「あの機体のスペックはこちらが全て把握しています。」

コロシアム ジャバウォック.jpg

エミル「何か違う」

ゴゴ「全方位に通信を入れるか・・」
ゴゴはAGゲンブーンのコクピット内部でコンピューターを脳波操作して全周波数通信を入れる。

ゴゴ「やあ諸君、お取り込み中のとこを失礼する。俺の名は君たちで言うオールドクローズ五号機と言われる者だ」

辺り一帯の全戦艦とAGに通信が行き届く。

BOM隊長「コイツです!この声がベネディクトらやこのイレギュラーな状況の黒幕です。指令部」
死に枯れた声で話す隊長、AGエントのコクピットの緊急救急システムにより治療中であり救急作業用のアームが隊長の治療を行っていた。

ゴゴ「君たちの機体を恥ずかしながらこのオールドクローズであるゴゴが一機拝借させてもらった!これからこの機体を大切に扱う所存だ!この機体は俺が有る部分を改造し強化した、君たちにしては十分すぎる機体を作ってくれたな、お礼に助言を一つ言おう」

ジャバウォック乗組員「レールガン相手機体を捕捉、エネルギー充填90% 発射可能まで30秒」

エミル「静かに!ゴゴが何言ってるか聞こえないじゃないの!」
すごい剣幕でエミルが乗組員に怒鳴った

ゴゴ「それでは君たちの言うグラビィティーフィールドと言うバリアーの事だが、これは実は、バッ!」

BOM指令官「撃ってーい!!」
スパルトイの対艦反粒子レールガンである前方の二本の板状の柱が伸びた先端から強大な光りが放たれた

ゴゴのゲンブーンは巨大な爆炎に包まれた

スパルトイ乗組員「レールガン目標地点に着弾、命中しました!」

BOM指令官「先手必勝だな!残骸を調べろ」
ウス笑みを浮かべてモニターを眺める

スパルトイ乗組員「きっ聞こえます・・」

BOM指令官「何がだ」

スパルトイ乗組員「奴の通信」

ゴゴ「音量が弱かったようだな!BOMスパルトイ指令官のアテス殿、お礼の話は最後まで聞くものですよ」


全員がどよめいた!確かにゲンブーンの目標地点に着弾したが、出てきたAGゲンブーンの映像は無傷で有り何も無いかのように静止していた。
スパルトイ乗組員「すでに先ほどあの機体とコンタクトを試みた時にウイルスを送りこまれた形跡が!」

BOM指令官「何故だあの機体、何がっ、まさか!あり得ないぞ、極秘データと違いすぎる」

エミル「ゲンブーンのバリアをこの一瞬で強化したのよ!それしかない、 そもそもグラビィティーフィールドって具体的になんなの?政府はどこからこんな魔法みたいな技術を!」

ゴゴ「だからそれを言おうとしているですよ、ミスエミル」

ジャバウォック乗組員「ジャバウォック通信施設システム内に不審プログラム発見!」

MOBジャバウォック指令官「静止して破壊できるのは今しかない!おいっちゃんと録音したな!」

ゴゴ「それでは続きです、この技術は自らっ」

MOBジャバウォック指令官「レールガン発射!」
ジャバウォックのハッチから伸びたレールガンから巨大な弾丸が発射した
またしてもゲンブーンの周囲は光りの渦と化し小さな太陽の様に光りだした

エミル「知識よりもこの危機を回避させる!全軍突撃!!」
死ぬか生きるかの間際の様な女の雄叫びである、その命令は両勢力共に実行された。
AGミータンクやAGエントがAGゲンブーンの周囲を纏い全火力を撃ちつづけた

弾丸やミサイルの爆炎が舞いその光りに包まれる、一旦両勢力ともにゴゴの声が聞こえなくなったと思ったらさっきの戦闘の続きをしだし始めた!一触即発の緊張感は度を越して全員を狂人と変える。

タフネスビギナーズカード AGエント.jpg

その中で一機怒号のごり押し射撃を猪突猛進の体勢で使いMOBのAGミータンクを二機撃破した奴がいた。
その少年はコクピットを前のめりで操縦して目が怒りでつり上がり眼光は悪魔の様である
BOM部隊A「おい!無謀者すげー切れてるじゃないか、動きも殺意も」
BOM部隊B「もっとやっちまえー奴らを皆殺しにだ!」

無謀者「もっとだ、奴らを殺すそれが正義だ!」

少年の脳裏に過去の体験が走馬灯のように巡り始める。彼はBOMの教育によって生まれた典型的な洗脳された殺人マシーンだった。祖国の起源を偽り、過度な歪曲編集、そして味方勢力の戦死者の為の復讐心の煽り。

無謀者「もっとだ、奴らの死こそが繁栄のあかし」
ヘルメットにマシンガンの閃光が照らし出される

その少年がオートコントロールシステムの行動認証トリガーを押すたびに彼の脳裏に浮かぶ戦死者の生い立ちが


フラグ「 粉 砕!!」

フラグのMOB-ギロチンと言う斧がまたもや敵AGエントを一刀両断する。

ビギナーズカード AGゴクラクズ.jpg

MOB投下部隊のベン「やったぜ、これで四機目だ!」

MOB投下部隊のフォワード「ベン、奴をほっといては勝利はムリデスネー」

タフネスカード AGミータンク.jpg

ベン「あのエント突っ込んで撃ちまくって来るだけだが、射撃のセンスが有るみたいだな」
フラグ「奴を仕留める、うぬらミカド魂を忘れるな!」
ベン「にっペン万歳!寿司に腹きりが文化だったけ」

フォワード「ベン腹きりは失礼、フラグさん侍魂とイイマスネー、それでは我々もMOB神風特攻隊!」

ベン フラグ フォワード「おかーちゃーん!」
戦闘で死ぬまぎはなど本当に身近に心配や心思う人は人それぞれで、死ぬまぎは形式やルールなどどうでもいい事である。

三機は無謀者が敵機を追いかけてる隙に背後に回り込んだ。

ベン「はえーぞ!追いつけない」
しかしエントは宇宙戦用機でもありそのスピードは速かった

フラグ「もう少し・・今だ!」
エントがまた高火力の射撃体勢のバックファイヤで速度を落とした時にスピードが落ちた
その時に戦闘のフォワード機が相手の頭部を対AG迎撃レーザーで破壊した

無謀者「後ろ!俺に逃げずに寄って来るとは!やってやるぜ!」
無謀者が体勢を整えようと旋回しようとした時ベンのマシンガンが無謀者の進行方向を阻害、そして

フラグ「粉 砕!」
フラグのAGゴクラクズのMOB-ギロチンが相手AGエントの脚部を切断した!

その衝撃でエントは吹っ飛び姿勢制御スラスターがフル活動して体勢を整えるかと思いきや

ベン「やったか?斧でやたらと吹っ飛びすぎのような・・」

無謀者「あーっ 吹っ飛ぶぜー!これはやばいそうやばいんだよこっちには・・」
無謀者「黄色い将軍の首!」

フラグ「あいつの最終目的は一機でも投下部隊を撃墜する事では無い、この方角はまさか」

ベン フォワード「ジャバウォック!」

そう無謀者は自分の戦闘スタイルに目を配らせて最終目的であるジャバウォックに接近する事を分かりにくくしていた。

姿勢制御をジャバウォックに向けて全速前進する無謀者

MOBジャバウォックレーダー員「敵機一機が射程可能エリアに接近中」

MOBジャバウォック指令官「AG迎撃レーザーで焼き切れ」

エミル「まって捕えるは、その一機をGホールドして」

MOBジャバウォック指令官「なっまた私と違う命令ですか、まあいい今回は士官の判断が冴えている。やれ」

MOBジャバウォック防護員「了解!重力波敵機に当てます」

無謀者「発射 全弾だー!沈みやがれえええぇぇぇぇえっ!!」
エントから対艦ミサイルやマシンガンが発射される、とてつもない火力である、この時の為にストックを用意していたみたいだ。

その時

無謀者「急に速度計が下がり始めた!」

ガッガーン!! AGエントは何かにぶつかったかのように速度を落とした
 
無謀者のエントが速度を急に落ち始めて完全静止した、そして先ほど撃った弾がエントの元に戻り始めて後ろに通り過ぎた。

無謀者「何故だ!シュミレーションじゃあ、もっと弱っちいのに、こんなの聞いてないぞ!」

MOBジャバウォックレーダー員「目標Gホールド完了 レーザーで無力化します。」

ジャバウォックの対AG迎撃レーザーが発射されAGエントの手足を切断して武装も破壊された。

エミル「何か知ってるはずよ!殺したりしないで捕虜条約を守る事!」
MOBジャバウォックレーダー員「敵部隊が撤退しだしました! こちら投下部隊5機中破、敵軍8機撃墜。・・・あっ敵スパルトイ武装輸送船も進路を変更しています。」

BOM指令官「くっイレギュラーのせいでこうなったが次はこう邪魔は入らんぞMOB!・・・全機撤退、隊長機だが爆破させろ!」
スパルトイが大きく進路を変え巨大なスラスターと反重力モーターを機動させ退却をしだした

その時、両勢力の全艦内とAG機体のディスプレイに大画面でメガネを付けたゴゴのニュース番組の映像が流れる。

「緊急ニュースです。MOBエンハンス州上空宇宙域で両軍の戦闘が行われており両軍とも戦闘が今終わった次第ですが、BOM側の極秘部隊の隊長であるスミス・バーザック氏(39)を機体もろとも爆破して証拠隠滅を図る目論見があるとされます。今彼の心情を聞いてみましょう」

ゴゴ「今の現状と何か伝えたい事はありますか?」

スミス「助けてくれ頼む!俺は命令されただけだ!奴だ奴に頼まれた!その前にゴゴこいっ、プツン」

通信が途絶え映像が切り替わった

ゴゴ「皆さん彼が助かる道が有ります。ここの緑のボタンを押して署名をして下さい、すでに今スタッフの者がBOMの政府とやり取りして、BOMの政府が公式に意見を取り言える様にできる署名と判断されました」

すぐさまに署名ボタンが押されて画面にその数字がカウントされ始めた。

BOM指令官「なっどうなってー 奴が居る!」

BOMレーダー員「AGゲンブーンが居ます!無傷です!」
両勢力のディスプレイの映像が回復して通常モードになり全員がゲンブーンの方向を向き
射撃体勢を取ろうとしたその時

ゴゴ「お前ら一分で1億の署名が揃ったぞ!それでは俺の話を聞かない罰と署名の実行だ」

すぐさまAGゲンブーンはアサルトライフルを武装輸送船スパルトイの方に向け、そのライフルを向けた方角が黒く空間がうねる様にねじ曲がった

ゴゴ「バン!」

うねった空間にライフルを斉射するゴゴ、弾丸はその歪曲した空間に入ると目には見えない程の速度に跳ね上がりそしてスパルトイにその弾丸が襲いかかった。

ツァン ツァン キュン カン キュン

弾丸はスパルトイの重力波を貫通して巨大な戦艦の装甲を貫通して衝突の熱で蒸発して爆破した!
AGのたかが5~6発の弾丸が武装輸送船スパルトイを中破までさせてしまった。これは蟻が像を噛み殺した程のダメージである。

BOM乗組員「一番格納庫大破、四番七番ジェネレーターも大破、対艦レールガン並みの損傷です。」

BOM指令官「各員消化、救助、その他は緊急脱出を計れ・・・MOBと交渉して停戦だ後部隊隊長も救助しろ。」

BOM部隊「了解、全員フォログラムの白旗を上げろ」

BOM部隊「了解」

BOMとMOB両勢力が謎の沈黙のさなかMOBのエミルは冷静だった
エミル「あのエントの機体は捕虜にするのを忘れないで!ゴゴは監視警戒怠らず」
MOBジャバウォックレーダー員「AGゲンブーンが 速度を上げて高性能レーダー範囲外に移動します」

MOBジャバウォック指令官「全部隊もうあのオールドクローズ五号機には手を出すな!停戦だ おいBOMと停戦交渉判を作れ」
AGゲンブーンが高速で行方をくらました。高精度のステルス性能を発揮させた

エミル「あれはオールドクローズね、人外よ、あの強さ。 それよりちゃんとさっきの話はとれてるの」

MOBジャバウォック乗組員「はいこれです。」

音声「はーい 土曜の7:00はフリーズ キャアの時間だよー、今日のお話は、宇宙の王子転校して大ハプニング拡散!皆も朝からフリーズ キュア!」

乗組員「あっ不正プログラム対処忘れてた」

エミル「あほっ」

乗組員「しかしこのゴゴの姿若いですねー」

エミル「これは、こっちが有ったか!至急上層部と連絡!」

アーマードギア第14話 黒い人 パート4 [小説アーマードギア]

宇宙ステーション前に空前と爆炎やスラスターの光源が広がる。

MOBとBOMの最新のAGが互いに群になり突進していき接近した時に大量のマシンガンを発射して数機がその機体の群からこぼれ落ちていく。

その中で三機のMOBの機体の特攻進路だけ何数体も敵機を攪乱させ今一機を完全に撃墜した。

BOM部隊のAGエントが一刀両断されてくるくる機体胴体が回りながら爆破していく。

ベン「イッチョ上がり、今日のお客はイラチが多いぜ」

ベンの機体ミータンクはその三機の内の一機だ、ベンはマシンガンをさっきの両断された機体に射撃して撃破後マガジンを装填する。
胴体上部分が有っただけでも敵は起動して攻撃してくるからだ。
タフネスカード AGミータンク.jpg
フォワード「フォーッ! また一機ヤリマシタネ!」

フォワードの機体の背面に装備した対AG迎撃レーザーが軽快に複数の敵エントに向かって照射し続け相手の機体に小さなダメージを与えていく。
AGに装備できるものでは威力が無くスラスターや軽装な部分を破壊くらいは可能である。

フォワードの機体も同じAGだがベンの機体は背面に宇宙空間用迎撃不可ミサイルでフォワードはレーザーである。
そして三機の一番先頭をひたすら突き進み手にした大きな斧で敵機を一刀両断にしていく、それはフラグのAGゴクラクズだ。

フラグ「うぬら12時と2時の前方二体に仕掛けるぞ!」

ベン「おうよ」

フォワード「了解です。」

ゴクラクズは敵機二体に一気に接近し右手のプラズマアックスを繰り出す、斧型のプラズマブレードで斧の刃先に対消滅のエネルギで溶かし斧の刃先で両断する兵器だ。
AG フラグ専用ゴクラクズ.jpg
斧の柄の部分が伸び敵機体の頭部に命中、その部分を断ち次に左のAGエントの胴体コクピットに直撃。頭部をやられたAGはその衝撃で機体がくるくる回転する。
フラグ「仕留め損ねた やれ!」

ベン「ほいさ」
ベンが姿勢制御で姿勢をたてなおしている最中の敵エントをマシンガンでハチの巣にした。

次々とその三機が進行する空域だけ敵軍がまるで吹き飛ばされているように陣形を乱していく。


BOM兵士「なっ何だと!さっきから陣形が乱れてると思えば奴らか!」

BOM兵士「野郎あんな近くまで来やがるぞ!」

BOM兵士2「最新のバリアもあいつ等には通じねえぞ!なんだこりゃ」

BOM兵士3「あんな乱雑な攻撃じゃこちらのお行儀にいい連中みたいにいかねえぞ!」

高速で三機はその宇宙空間を進み流れるように見事な連携を繰り出す。

一方ゲンブーンに乗ったゴゴとBOMの隊長クラスの男がゴゴと言う男に問いただす

BOM隊長「ベネディクトではないのか?」

ゴゴ「そいつは死んだ。今喋ってくるな、調整中だ・・・」
ゴゴはゲンブーンのメインコンピューターにアクセスして脳波操作でプログラムをいじっていた。

BOM隊長「・・・(別人かなら殺すまで)そうかならお前の処分を本部と問いただす少し待て」

隊長はAGエントの照準をひそかにゲンブーンに合わせノーロックで大破させようとしている、互いの距離が数十メートルしかない為にできる操作だ。

BOM隊長「向こうの答えが来た、死ねだとよ!」
隊長のAGエントからマシンガンとグレネードが発射された、間隔は近距離だ!

ゴクラクズの伸びる斧が一閃、そして後続の二機が仕留める。

目つきの鋭い優男風のBOM「俺の出番だ・・俺の出番だ・俺のおぉぉおお!」

一機のBOMエントがその三機に突っ込んでいく。

優男「特攻おおおおおおおっぉおお!」

フラグ「なんだこの一機のスピードは!お主ら来るぞ」

スラスターと反重力モーターで究極に速度を上げながらエントのマシンガンと右肩の対艦ミサイルそして左腕のグレネードを一斉発射した。

ベン「三時方向から戦艦クラスの弾幕が来るぞ!回避!」

フォワード「こちらも発射です!」
両側が驚異的な火力で撃ち合ったが・・しかし弾丸やミサイルは無の空間で爆炎を上げ全弾が無くなった。しかもその弾丸が無くなる中心で黒い球体の靄ができた。

その中にはなんとあのゴゴのAGゲンブーンだった!
タフネスカード AGゲンブーン.jpg
フラグ、ゴゴ、フォワード「・・・・・・」

胴体だけになった隊長機エントが宇宙空間を漂う

隊長「なっ何が起こった・・」

血まみれになったでこを手で拭く。

ゴゴはニヒルな笑みを浮かべてシートに頭を下ろす
ゴゴ「どうだスキンシップは終わったか、今からこの機体の性能テストを行う」
全機体に爆音で通信がはいる。

ゴゴ「俺の名はゴゴだ、そうだ許せない!ぜーこんな状況にしたお前がーっ俺は許せないぜー」
突然アニメの熱血少年の様な声でしゃべりだす。

フォワード「うがっ、何がどうなってまーすか!?」

ベン「うるせええっあいつを黙らせろ。」

フラグ「ゴゴ俺は認めん第十三話の少年ゴゴの名セリフを愚弄するとは!」

BOM隊長「きんきゅう・事態・でっ・・す奴の撃破を」

隊長が通信をしているのはBOM超ド級宇宙戦艦スパルトイである。
BOMスパルトイ通信員「了解しました上層部の許可より撃破させます。」

同時刻MOBのジャバウォックでエミル士官は全状況を見ていた
エミル「ゴゴ・・・まっまさか 撃破して早くあの機体を!」

MOB攻撃指令、BOM攻撃指令「対艦反粒子レールガン照準合わせ!」
コロシアム ジャバウォック.jpg

アーマードギア第14話 黒い人 パート3 [小説アーマードギア]

コロシアム ジャバウォック.jpg
輸送武装船ジャバウォックのドックに黒と赤のAGが有った。
AGオロチに似たデザインで両肩に自立兵器らしい小型の戦闘機が固定されていた。
ジャッカルによく似た男は黒と赤の機体の前で気分よさげに呟く
「こいつが黒壁を持ってるのか、あいつからもう少し絞り出した方が良かったか」
先ほど奇妙な力で殺した男を見た。

会議場ではエミルエトが彼女を襲撃したテロの事態の深刻さを必死に論じていた。
エミル「まず新型機の格納庫に連絡を取りなさい」
情報官「はっ!はいでは連絡を・・」
乗組員「ジャバウォック監視AIより報告です、現在第一ドックに不審者が侵入したと」
エミル「現場作業員は何をしてるの!警備兵を直ちに急行して!」

第一ドックではAGゲンブーンが起動してハンガーを胴体をうならしてこじ開けた。
タフネスカード AGゲンブーン.jpg
ゴッゴゴッ
警備兵「こっこれは!?」
整備員「乗っているのは誰だ直ちにその機体から降りろ!」
強引にハンガーを剥がしブースターを点火させた。
警備兵「無理そうだ下がれ」

ジャバウォック第三ドック内、
ベンとフォワードがベージュのAGに乗り込んでいた
フォワード「ベンさん回り込む作戦デスネー完全に包囲です。」
ベン「これでまた傭兵のランクが上がるぜ!」
ベージュのAGはエイリアンの様なメインカメラがないデザインで
角ばった箱みたいなデザインをしていた、それに乗り込む二人
しかしそこにはマントを着た一人のでかい男が腕を組んで立っていた。
「遅いではないか同士よ!」
男はいきり立つように声を張り二人に言った。
ベン「あんたは!」
フォワード「オウッ ミスターフラグ!生きてましたか」
長身のまるでレスラーの様な風貌をした男は二人をAGから見下ろし立っていた
フラグ「いざ尋常に参ろう!」
タフネスカード AGミータンク.jpg

第一ドックは轟音と爆炎に包まれている
エミル士官「第一ドックメインハッチを破壊して突破しました」
エミル「周辺のMOB部隊と連絡して!」
ジャバウォック艦内に指令が行き渡る。
各ハッチが開いてベージュ色の機体AGミータンクがスラスターから核ジェットを吹かして一斉に出撃していく。

第一ドックはすでに最終ハッチの周辺にAGミータンクがずらりと配備され続けた。
フラグ「二番煎じか!くるぞお主ら」
ベン「袋のねずみだな」

フォワード「飛来物がこちらに接近してマス!」
フォワードのAGのAIが宇宙空間に視覚的にわずかに察知した飛来物に感知した。
ベン「レーダーにも映らない光も赤外線のレーダーも探知しない新型のステルス物体だ!」
宇宙空間の擬態化し最新のステルス材質のミサイルの形状をした物体が近くまで飛来していた。
その時眩い光と共に爆炎があたりに広がった

カッ  ドオオオオォン!

爆炎はジャバウォックの重力波で押し返されて緩和した、その無数のエネルギーの塵があたりを舞う。

ジャバウォックレーダー員「多数のジャマーキャンセラーとネットワークのウイルス攻撃そしてレーダーが探知しないまるで吸い込まれているみたいだ!!まさか噂に聞くBOMのグラビィティーフィールド!!」

そう色彩擬態フレームをしたブラックのAGが突如色を変え宇宙空間から何十体も機体が現れた!
BOM宇宙空域の主力機AGエントである!

「こちらBOM宇宙圏偵察部隊、そちらに我が同士が一名いるその一人を安全が守られれば危害は加えない、ただちに釈放したまえ!」

ベン「なんだこの数、それに何もかにも用意してたかの様なこのありさまは!」
ベンはBOMの横暴に怒りを隠せない。

フラグ「捕虜がいるならなぜそんなに強気でいられる!うぬらは我らモノノフを愚弄する気か?」

フォワード「勝てば官軍って言うならまだ早いぜ!」

AGミータンクは一斉に銃口をBOM部隊に向けロックオンした
両軍の機体内にロックオンアラームが鳴り響き情報端末も相手機体のロック状況をパネルをエフェクトが光りだす。

緊張体制の両軍隊。

BOMのAGパイロット「アルファ応答せよこちらは作戦Bの予定段階に入った、アルファ応答せよ」

ジャッカルに似た男「アルファだと誰だ、俺をよく見ろ俺の名はゴゴ、お前ら全てを導く先導者だ!」
BOMのAGパイロット「何、誰だ?」
なんと両軍の真ん中に視力擬態が解け赤く黒いAGゲンブーンが姿を現した。


ゴゴ「まずは仲直りしろ」
ゴゴが両腕を双方の機体に手を向ける
ゴゴ「はっ」

すると両軍の一体のAGが何らかのウイルスを喰らい勝手に機体碗部が機動アサルトライフルを敵機めがけ発射した。

兵士「どっどういう事だー!」

機体に当たり重力波の防御膜やグラビィティーフィールドも解除した状態で被弾した。

MOB兵「打ちやがったぞ!戦闘開始ファイヤー!!」

BOM「グラビィティーフィールド展開攻撃開始ーーー!!」
BOMのAGパイロット「待てお前ら!」
両軍の機体が前進してブースターを展開させ猪突猛進に両軍が絡み合う!

ゴゴ「さあ最新兵器ショーの実戦アピールだなお前ら!はっは」

アーマードギア第14話 黒い人 パート2 [小説アーマードギア]

チョキカード AG ジャバウォック.jpg

大きな声でエミルが発言して会議場がどよめいた

情報官男「エミル士官、あなたは事件にあったのでは」

エミル「けがは無いし、事情聴衆も終わった」

情報官「はあっ」

エミル「それより今回のテロとBOMの投下部隊の実態が解りました、それは、
オールドクローズのソリッドフォログラムとの交信であり
つまりオールドクローズとの対話を図っています。」

情報官男「エミル士官OCSなどの件はまだ解明していないことが多
くほぼ推測に近い状況でして・・OCSが関係していると言われましても・・」

カイ「オールドクローズってあの5チャンの放送の奴ですか?」

イヒト「ああっ、そいつは5番目のオールドクローズで
今は5種類確認されている、エミル・エトは昔からOCSに関して
徹底した科学的な調査を論じて追究の限りを尽くしている風変わりな人でな
、ああやって少しでもOCSと絡むと因縁の様に話をくっつける人だ」

カイ「よく役職を外されませんね、上層部も余裕が有るもんだ」

イヒト「まあOCS以外でも仕事ぶりが群を抜くエリート並みだからな」

エミル「そう今日は第18セキュリティー宇宙基地でOCSのデータを
ダウンロードしてきたとこなの、その内容はもちろん過去のOCSとのデータが入ってるは!」

会議が開かれている下の階にAGの機体のドックが有ったそこに
2人の少年らしき男性と男性の軍人が
セキュリティーカードを手にドックへの扉を解除していた

整備士「あっ見ない顔ですね・・・セキュリティーカードと身分証明をおこないま・・がっ」

整備士が胸を刺され倒れこんだ

軍人男性「お前どこのもんだ!ブツはやる好きにしやがれ、
さっきBOMの事も話したろ、俺の命だけは助けてくれ。」

少年「そうだなある程度話は聞いたし満足した、よくやったな、
だからお前は用済みだ!」

少年が右手を相手の頭にかざすと軍人の男性の頭が全体から極度の収縮し地が噴出した

会議室でまだエミルが話している

エミル「そしてBOMの急な宇宙侵出これが私がさっき解った動機の理由
オールドクローズ5号機が発してるとされる電波領域が
火星宇宙域近辺からも発してると分ったらよ」

情報官「士官今回の会議はほぼ終了しています、
それ以上説明するには極秘関連の件も話す事になり軍の規定に違反しますが。」

エミル「ほとんど公開している事実を筋が通るように言ってるだけです、
もうBOMのオールドクローズの技術を応用してグラビィティーフィールドと
言われる新技術を作ったのよ!OCSの重要性は分ってるはず。」

情報官女「はい・・でも」

エミル「それと極秘の扱いで下にその技術関連の製品輸送してますね、
今ここに来るまで警備がなどが手薄になってた、
もしかして奴らこれが狙いかも
今すぐセキュリィティー厳重にして警備もすぐに回して、
我々のOCSの情報とBOMの応用技術が
一つに集約された製品だからなおさら厳重に。」

ドックに黒と赤のカラーリングにオロチの頭部に似たニ脚型のAGが
ハンガーに拘束され置かれていた、
そして全ての電子ロックを睨んだだけで解除し続ける少年

少年「セキュリティーも甘い、常に戦場に置かれるという緊張感は
持っていた方がいいのにな・・・なあゲンブーン」
明るいコクピットの光で少年の顔が映る
その少年はジャッカルの瓜二つの姿をしていた。

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アーマードギア第14話 黒い人 パート1 [小説アーマードギア]

チョキカード AG ジャバウォック.jpg

武装輸送船ジャバウォックの内部の会議場でMOB緊急対策会議が行われた

会議室は熱気に包まれていた。

この部屋にいるほとんどがMOB投下部隊である。

部屋の一番先頭のスクリーン投影用の壁の近くにエミル・エトの代理の情報官がいた

情報官「これより緊急対策会議を行います。」

イヒト「さてどんな会議になるのやら」

カイ「不毛な会議だけはこまりますね、やっぱサプライズが無いと」

イヒトとカイ達もすでに入っていた

情報官「まず初めにBOMが契約している傭兵上位ランカーで
結成された、BOM南半球投下部隊の情報です。

南半球は現在多数の内戦とテロが起こっている区域で
そこを抑えられると、こちらの戦争ビジネス的に不利となり
、そしてさらに傭兵を正規の役職に固定させBOMの
正規の武力として形成することになります。」

情報官「過去の火星の大戦争で領土問題を自軍の勢力の
度合いを最終制圧ポイントによる目安により解決したのが
今となって大きな不利となっております」

情報官「BOM投下部隊の火星の大部分を占める南半球を
占めることは、こちらの領土に侵入しておりもちろんそれは違反であります。
そしてなによりBOMの過去の卑劣な悪行を見ればこの勢力が拡大することは
非常に危険であると思わるということです。」

情報官「この強引勝つ、理不尽なBOMの活動に武力的な圧力でも
対話していかなくてはいけません、
ですから皆様傭兵の方にも
他社や他勢力に加担することないようお願いします」

男性情報官「皆様にはより多くの内戦とテロ活動を阻止してもらい
BOM投下部隊より多くの制圧地域をこちらの戦力で委縮していき、
また不正を監視し抑制してもらいたく今回お集まりしていただきました。」

「奴らの狙いはそれだけじゃないわ!」

女性の大声が鳴り響いた

部屋の奥の自動扉が開きエミル・エトとカレン・リッチが入ってきた

部隊隊員「士官!」「大丈夫なのか」


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アーマードギア第13話 無の戦闘領域 (レイキン戦三話) [小説アーマードギア]

第十三話 無の戦闘領域



街路地に捻りくねった木々が生えている火星特有の木だ
大量に酸素を作り出す性質をしている為並木道に生え公園にも無理やり生えている。

その気が生えた道の両サイドに地下施設に通じた入り道がある

その中に入ると車や電車が行き交う道路があった

街路地は商店街の様に家が建ち並んでいるが、建物が建っている軒数は少ない、
道路と商店街の南部102番地の街並みだ。

辺りはもう夜そこに長屋の住宅地があった

とあるアパートの中のバスルームでシャワーの音がする

「ぱっぱっぱらっぱぱーやー」
声が若い女の声だ

黒髪を洗いバスタオルをはおりバスルームから出た・・・

リビングはテレビが点いておりそこに・・・

「オオオッ俺は偽ゴゴ!ソシテ俺はお前を愛している本物ゴゴヨ!」

アニメは熱血風の少年とその偽物のロボが話している

変な狼「おおっ読めねえ展開、だがどんな時もお前の正義を信じてるぜーゴゴー、」

女「あの」

変な狼「しかしそこで偽ロボゴゴがガチホモとはすげー設定だな」

女「だからあの」

変な狼「ええっなんだ!今いいとこなんだよ!」

女「だからお前はなにしとんじゃーわれ!!!」

狼「!???」

外のゴミ箱に突っ込まれた

ジャッカル「って俺だろー何すんだよピーカー!!」

ピーカー「俺のストーカーでもやっていいことがあんだろ」

ジャッカル「なんでストーカーなんすか さむいよーそれとアニメ途中なんだ」

ピーカー「今度来るときは電話一本に私の許可と制約したら入って良し」

呆れて玄関に入るピーカー

ピーカー「まったくって・・何これ」

キリン「玄関掃除モードに移行します」

ジャッカル「ああっツーツーの配下である全自動下僕機です」

ピーカー「ロボット何か工業的デザイン臭が全然しない、つか映画のセット?」

ジャッカル「いやちょっとある生徒に頼まれてきてよ、ちょいと暴れてきた」

ピーカー「また、やばいバイトしてきたの!」

ジャッカル「心配するな、俺はそう簡単に死にはしないよ、
それにこのキリンそうとうパワーが高くて助かったぜ」

ピーカー「ちっ・・・(今回は期待したのに)」

ジャッカル「えっ」

リビングに帰ると人影がある

女「これは意外な展開だなぁぁ、ゴゴ!」

ジャッカル ピーカー「ツーツー」

なんとそこに居たのは迷彩アーミー服姿のツーツーだった

ジャッカル「ツーツーキリン アリガットッス!」

ツーツー「後で隣の部屋に移動するようAIを書き変えとく」

ピーカー「なんで隣に行くだけでそんなたいそうな事が必要なのよ!?」

ツーツー「ロムの容量を考えると無駄を省いたから、アレガできない」

ピーカー「アレッて」

ジャッカル「ツーツーの部屋はアーミー物と電子機械で埋まった部屋で
そのパーツを踏みつぶさないよう千鳥足で歩かなきゃいけない、
もちろんそんなことはAIの範囲内じゃないって事」

タオル姿のピーカーは服を着るのも忘れて唖然としていた

テレビに釘付けのツーツー

ツーツー「何!そこでゴゴに偽ゴゴがふられただと!」

ジャッカル「なんだと!意外な!あんなかっこいいのに」

ピーカー「ゴゴがホモじゃないからでしょ」呆れ顔のピーカー

テレビの映像はトレンチコートのツンツン頭の少年ゴゴが
偽ロボゴゴと暗い駐車場で話していた

ゴゴ「情報が欲しい 金は電子で振り込む」

偽ゴゴ「俺の情報か、それとも俺の彼氏の情報か?」

ゴゴ「お前ら兄弟に興味はない、つーかどうでもいい俺が求めているのは
ビックでヒートな深紅のハートの宝石のありか!そいつが熱いぜ俺をひきつけるぜー!」

偽ゴゴ「ふーつ(煙草を吸い苦い表情をする偽ゴゴ)」

偽ゴゴ「ふーっ・・・」

ゴゴ「知ってるんだろ!答えろ!」

偽ゴゴ「えっなんの話? 話聞いてなかったもう一回お願い」

ゴゴ五話に続く

ジャッカル「内容が深けえええぇ!」

ツーツー「渋すぎる、特に ふーって煙を吐くところ」

ピーカー「いくらオルクロが運営しているチャンネルだからって
あまりにも目がなさすぎる」

その時5チャンネルの宣伝で二頭身の小さいオールドクローズの姿が映った

ツーツー「おい消せ消せ」

ピーカー「やばい はいっ」

ピッ テレビを消した

ジャッカル「ううっ ぐうぅうわあああぁ!」

頭を抱えて倒れこむジャッカル

ツーツー「また恐怖症の一種か!」

背中をさするツーツー

ピーカー「ジャッカル私たちが着いてるよ!ほら大丈夫だから」

ジャッカル「うーっうーああぁぁぁぁっ」

ジャッカルはこの五号機の姿を見ると極度のストレス症状になる

そうこの五チャンネルの周波数は完全に未知の空域から送られてくる
周波数だつまりオールドクローズが発している周波数なのだ

そのチャンネルではいつ誰が編集したのかわからない番組が流れ
宣伝は五号機とコンタクトを持つ実際の企業の宣伝が映る状態である

ジャッカル「消えろ  消えろ!、助けてくれーあいつが!」

ジャッカルはこのオールドクローズ五号機をじかに見た事があり
その光景は過去の地球の真夜中の話

一瞬巨大な赤い血まみれの球体から巨人が逆さにぶら下がっていた

何かを食べている赤いひもの様なものを垂らしていた

ツーツー「ジャッカルしっかりしろ!」

ピーカー「ジャッカル・・・」


コクピット内その外を映す映像それはドーナツ状の巨大な宇宙コロニーが見えた

その宇宙空間の周囲が見えるAGのコクピット内で一人の小柄で聡明な少女が
小型の宇宙船を見る

少女「これが有る所属企業の依頼とは世も末だ」

もう一つの場所AGコクピット内で宇宙船との無線でやり取りをしている

男「だからこの中にエミルエトと言う人物がいるはずだ
そいつをよこせば武装解除する」

なんと二機のAGが宇宙船を脅して交渉をしていた

大柄でひげの生えた武将ひげの男が言う
コクピット内人々「そいついるのか」

「俺たちは関係ない逃してくれ」「冗談じゃないとばっちりだ」
男「だまれお前ら 状況が飲めねえのか!!」

ガガン バリバリ!!

AGの腕から協力な電気を流し宇宙船電力を一瞬切らす

宇宙船内「うあっ助けてくれ!  やめろー 
俺たちを殺しても何にもならない」

男「居るのか!可愛そうな奴らだなあほら、早く出てこい」

宇宙船内の女「・・・(あの機体傭兵ランカーのアルデア
最近ある企業に所属した男ねもう一機は多分ランカーの
リノ アンドロイドの少女だったはず)」
グーカード AG スロウウ―.jpg

チョキカード海戦 AGランサー.jpg

アルデア「おいリノかの有名な戦術士官さまは腰ぬけの
自分思いだったとさ!」

リノ「アルデア私はこの状況楽しくはありません
自重ください」

アルデア「俺も楽しいか、何のスリルも無いこの弱い者いじめ」

女「・・・(さっきから警報を隠して鳴らしてるのにまだきずかないの携帯)」

ベレー帽のローブを着た女が必死に助けを呼んでいる

リノ「乗客に告ぐ 警報とう通信手段は既に遮断している
助けは呼べない我々の機体も政府のご用達だ諦めろ!」

船内「そんな! どんなに騒いでも無駄だと 頼む助けてくれ」

女「これなら 」

女は宇宙船の操作を強引に操作して急速前進しようとした

アルデア「こざかしい真似を、 ほらよ」

アルデアの重量二脚のAGスロウウーは船体のコクピット部分を掴み
二丁のミサイルランチャーを一時的に放し宇宙船が加速して逃げるのを止めた

アルデア「次は蹴りを入れる」

アルデアは宇宙船の船内にいるエミルを見つける

リノ「無駄な事を。」

アルデア「見つけたぜ!お前か エミル・エト」

エミル・エト「私よさあ捕まえてみなさい」

小型の脱出ポッドを機動させるエミル・エト

アルデア「正気か!まだ逃げれるつもりでいるのか」

リノのAGは巨大な前掛けが有る様な中量二脚の構造をしており
左腕と左背面にHAAのシザー形状のレールガン装備しており
右腕にライフルを装備、右背面にレーザーキャノンが有った

ズウウイイン

リノがキャノンを発射、AGランサーが脱出ポッドに
右背面のレーザーキャノンを発射して機動力を無力化した

新型機の2機は姿勢制御のスラスターからは
反物質核融合ジェネレーターから生成されるプラズマガスのスラスターだった

そしてメイン推進機は反重力モーターで推進する

リノ「悪あがき?捕まえたよ」

右腕を伸ばし掴もうとするAGランサー

その時、一瞬光の線がリノのランサーの右腕を貫いた

ズゥゥウン!? ランサーの右腕部が吹き飛んだ

リノ「救援?!まさかさっきのポッド発射で船の位置座標がづれた?」

エミル・エト「カレン! 来たのね!!」

戦闘機形態をしたAGモビリウスが急速に加速して
こちらに向かっていた
パーカード AGモビリウス.jpg

カレン・リッチ「エミル上級士官ご無事ですか!
宇宙バス船が停止して急遽ルート脱線アラームが管理センターでなりまして
救援に向かったところです!」

カレン・リッチは傭兵ランカーと呼ばれる

ハイレベルのAGパイロットでエミル・エトのSPでもあった

アルデア「急にランクが上がる要因が、 よだれが出るぜ!」

リノ「ミッションの概要はターゲットの捕捉、邪魔ですあれ
ポッドを回収する前に一仕事です」


アルデア「いくぜえ!オラアアアァ!」

アルデアの雄叫びと共に二体と一体のAGがお互いターゲットを捕捉し合い
徐々に間合いを詰め会う

アルデアは操作方式はモーションスーツであり

透明のパネルのトリガーを引き、スロウウーの二丁拳銃の
高起動ミサイルランチャーを発射する

ビーン

モビリウスのコクピットに発射警戒音が鳴り響く

ズドッドオン!!

二つのミサイルランチャーのロケット弾がモビリウスに迫る

カレン「ふぅん」

モビリウスは体を捻り弾丸を裕に避ける

オート コントロール方式で操作されるリノのランサー
レールガンの電磁加速の準備が整い射程距離である
モビリウスを補足しロックオンパネルが重なった

すぐさまトリガーを引く

リノ「高速の弾丸でも召しあげれ」

ズッズーン!
毎秒速7km/s弾丸が放たれた

だがモビリウスは軽くスラスターで揺れる程度で
弾丸をかわした

リノ「相手座標を確認する処理が遅い」

スロウウーメインコンピューター「ステルス妨害により処理が遅れています」

アルデア「何!こいつのステルス性能の度合いが通常の
桁違い!」

リノ「なら光波式のロックオンを使う」

アルデア「システムをへんかん、んっ!!」

カレンは相手が躊躇している隙を見逃さなかったモビリウスは
翼上の複数ある機動ユニットのマイクロミサイルパックを展開し
両腕のレーザー腕銃で全火力を放射する

ガッガァアアン!!

なんと全攻撃が宇宙空間の何もない宙域で爆破した

リノ「私の自立兵器が仕事してるね」

なんと宇宙域に二体を囲むように漆黒の小型自立兵器
が群れていた

リノ「・・・(攻撃手段はないがその分防御の面に徹した移動が可能な盾達!)」

アルデア「さあさっきの攻撃の続きだ!」

また両手ミサイルランチャーを発射する

カレン「くっ! んっ! なんだ!!」

モビリウスに後方から二発の弾丸が襲う、
さっき撃ったミサイルが旋回して追尾してきた

モビリウスを追い続けるミサイル

左右に機体を振り回避続けるモビリウス

アルデア「もう二発」

ズウウゥンン!スロウウ―のミサイルランチャーが火を放つ

モビリウスは変形し二機の周囲を旋回し続ける

襲いかかるスロウウ―の高機動ミサイルランチャー

リノ「さすが高ランクカレン、補足がチョウムズ!」

リノは相手の劣勢を好機にレールガンを狙い撃とうとする


カレン「これなら」

カレンのモビリウスの八つあるウイング状のマイクロミサイルポッドを発射

ミサイルはモビリウスの前方を同じ進路で進み
その状態でモビリウスの腕部レザーキャノンを発射、
全攻撃が二体中央に集中する

だがその攻撃が自立兵器に吸収される様に攻撃を受ける

カレン「この攻撃でもか、くそ」

スロウウ―の高機動ミサイルがカレンに迫る!もう逃げ場はない

カレン「これでどうだー!!」

戦闘機モードの全速で二機の中央に突っ込む

リノ「馬鹿だ!ミサイルの餌食」

モビリウスはさらに自立兵器の群衆の中に入り込み
ミサイルは自立兵器にすべて当たった

アルデア「何だと!!」

リノ「これからだ カレン君!」

自立兵器がモビリウスを囲み圧殺しようとした
群がり圧殺する自立兵器

カレン「この程度でモビリウスはやられない」

何とか腕だけを出せたモビリウス

リノ「あはっ、はっはっ!あんな状態じゃ攻撃もままならない!」

カレン「これだけで十分よ」

その時モビリウスの指から光線が流れた

アルデア「あれは ニュークリアクロウ」

一瞬二機の周囲にプラズマガスの線が広がったが
一瞬の間に発射元の指を動かしスロウウーとランサーを裂いた

カレン「さあ第二ステージよ!」

ほぼ推進機しか機能しなくなったリノとアルデア機

アルデア「退散する」

リノ「逃げろー、にげえええろうおおお!!てへ」

二機は急加速で退散していたった

エミル「カレンありがとう」

カレン「エミル上級士官ご無事でなによりです」

脱出ポッドを確保するカレン
戦いは終わった



太陽に地球の次に近い惑星、火星
その移住計画発足から何十年がたつ

開拓の進行を担っていた火星政府だが
財力の保有のなさや税のやりとりの矛盾点が影響して
次第に発言権が無くなってきた

その権力は形だけでありとある勢力が全ての政治の実行を行っている

火星政府に直属している企業が影響力と言う権力を持っていた

火星政府はその全てを実行している企業に対し危機的状況として取り入れ

火星政府と一つの大企業との合併策を考えた
その政府認可企業名はMOBと言われた。

巨大トラクターグラビティが可能な武装輸送艦

ジャバウォックと言われる艦が第一火星宇宙ステーションに着いた

その艦の任務は主に小惑星帯から巨大な小惑星を運ぶ任務だった

小惑星の名は第十資源小惑星アキレス

その小惑星を運んだジャバウォックはもう一つ

地球からの宇宙線もトラクタービームで運んでいた
何故この様な大きなものを運べるかた言うと
MOBK11-ジャバウォックは特質な機能とシステムを持っている

まずレーザー推進と言う太陽帆と核ジェットで
高速の宇宙間飛行を行い

一旦速度が出た宇宙船ジャバウォックがほかの輸送物を
重力を発生させ引っ張るトラクタービームで輸送物を同じ速度にさせる
事ができるシステムだ

簡単に言うと超早く軌道を回る惑星にスイングバイして速度を得るシステム
一部の企業校が考えたシステムでありグラビィティシステムと呼ばれた

そのシステムによりわずか一カ月地球から火星にわたった
民間宇宙船九尾

運べるのは人とその荷物のみ

九尾宇宙船は第七宇宙ステーションに停泊した。

群がる民間人その中に長身の姿をした若い時のイヒト・クローゼとカイ・シデンがいた

イヒト「うわあ居るな、遠い地球からの移民が
ここをまたネットやメディアのイメージ通りと勘違いした群衆が」

カイ「違いますよイヒトさん向こうが地獄の地獄でこちらがただの地獄、
援助金の対象すらなく一企業の気分により決まる給料制で全てが決まるですよ~
、昔ながらの制度ですからねえ~」

眠たそうな顔で答えるカイ

援助金とは人が生きるのに必要な支出を場当たり的に考慮され
援助金が出る制度で、その為に人は自分の夢や起業に
専念でき社会に貢献できる様になっている。

イヒト「援助制度に入れなきゃこんな落ちたり上がったりの差のある仕事するかよ」

カイ「確かに乱高下ですが立場が乱高下みたいに言わないで下さいよ
俺たちはMOBの投下部隊であるトップランクの治安維持部隊ですよ」

男「その通りですミスターイヒト!」

男2「けっ、またお前らか!」

長身の金髪の軍服を着た男と

小柄の眼鏡をかけた筋肉質の軍人が話しかけてきた

カイ「ベンにフォワード!お前らのつら見て一気に目が覚めたぜ」

ベン「私タチは友にテロと戦う同士ナノデース」

フォワード「俺たちの今度の会議は
BOMも投下部隊を導入するとか何とかのそんなクソネタだろ」

カイ「全員呼ばれてるみたいだな」

フォワード「敵のBOMなんかは戦いで勢力を得て
権力を得ただけの元テロリストだがな、はっは!」

イヒト「カイ無視だ!」

カイ「えっあっ!はい」

二人はやがて群衆の群れに消えた

乗客の群はあるアーケード街で少なくなった

カイ「昼食はそこのバンディットドーナツで済ましますか」

そこは完全にMOB投下部隊やMOBの軍人が完全に席を占めていた

凄い罵声が飛び交うドーナツ屋

カイ「アルコールでも入ってんのかこの店」

フォワード「おいっエミル士官がテロに襲われたらしいぞ!」

イヒト「何だって!」

ベン「だから代わりにあのガールがキテマス」

女性士官「あっそろそろ全員揃いましたね!」

女性士官「それでは皆さん13:00より武装輸送艦ジャバウォックで会議を行います。」
チョキカード AG ジャバウォック.jpg



長すぎる(汗)今度からAGは一話を三分割か四分割にしてたまに挿絵が入ってる様にしたい


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アーマードギア レイキン戦 二話 [小説アーマードギア]

アーマードギア レイキン戦 二話

木枯らしが吹く赤い砂漠に一筋の道路

道路は一般のAG輸送トラックが通れる片道5メートル幅
そこに少年が一人トランスケースを持ってとぼとぼと歩いていた

ブーン ブーン 携帯のバイブが鳴る
少年「はい・・・ えっ 分かってます」

携帯からの声「頼りにしてるねジャック君、」

ジャック「どうもこちらも何ですが、僕の呼び名の事で、
あだ名でジャッカルとよばれてて、はい」

気力なさげに答える少年ジャッカル

そうジャッカルの学生時代である本名はジャックと言う名だ

紺のブレザーと黒のズボンを着てネクタイは緩んで付けていた

空を見上げ言った

ジャッカル「俺の任務は単純ですから 
それに怖いんですよこのまま無能のままだと底辺の将来がっ
・・いやこれは関係ないかな」

携帯の声「君は素晴らしい素質を持っていると尊敬している、
そして我々は君に期待している、以上だ」

ジャッカルがとぼとぼと歩きある廃墟群に辿り着いた

ウイイイーン

小型偵察機が近寄ってきた

ジャッカル「・・・(もうお出ましか、目的地まで遠いな・・走るか)」

トランスケースを強引に引っ張り中央の廃墟ビルまで走る

すると見えてきたのは巨大なAGの姿

距離が遠くおぼろげに見えてジャッカルには
巨大ロボにしか見えなかった

「おいっ あいつか!」

武装した兵士がジャッカルを指さした

ジャッカル「・・・(そう俺はまた領地を占拠した無所属のテロリストがいるど真ん中に居る
そして武装は無し、助けも救援もこない、
なぜならこれはiBR(アイバレーナ)社、内通の極秘任務だからだ!
今俺はネットで話題になったイカレタ少年Aに成り澄ましている、
がっ、この情報は連中に伝わっているか非常に心配だ
・・死にたくないそして別の意味でも死んでいられか!)」

兵士「おい!止まれお前」

ジャッカル「ブ――ンつかまれオマワリ― 捕まれブ――ン」
声を裏返してアラレちゃんの真似をした

兵士1「はあっ何だ!?」

兵士2「また戦場の恐怖でおかしくなったキチガイか
・・見たとこ子供だブレザー着てるし」

兵士1「おい何してるここはわが軍の重要拠点だ」

ジャッカル「だから輪に成って進めば
ボクラモコワクナ~イ君らはオマワリサン?」

兵士1「だめだコイツほおってもいいが念のため捕虜にしよう 
こいつの身柄でMOBに少しは交渉の餌に出来るだろ」

兵士2「アホすぎる!コイツの場合捕虜になって逆に病気が治ったりしてなあ、はっはっ」

兵士1「名医だな はっはっはっ」

大声で笑い出す二人

ジャッカルを連れ拉致されている地域の住民がいる
サッカースタジアムに連れて行かされた

拉致された住民「なんだまた捕まったのか」

「子供よ」「なんかあいつおかしいぞ」

兵士「しかしでかいトランスケースだな中身は」

ジャッカル「僕のオウチニご用心ですか?」

トランスケースをあさろうとする兵士

兵士「何だこれは!アダルトの本、エロ本か」

トランスケースのポケットを調べる

兵士2「なに積んでんだコイツ そっちの方は正常かアホたれは」

ジャッカルはトランスケースを大事そうに抱える

ジャッカル「ねーオマワリサンもっとエロ本見よう 
本のキャッチは英雄ジャッカル様だ!」

ジャッカルはとっさに兵士のガンホルダーの銃を摑み安全装置を解除して
兵士の胸を打った

ダアアン!

兵士「しっ芝居か!」

崩れ落ちる兵士

兵士2「CQCすら訓練してねえお子様 生意気な」

すかさず銃身を低く構え両手で中央に構え小銃を乱射する

ダン!ダン!ダアアン!

ジャッカル「うっ」

ジャッカルは倒れた

兵士「雑魚が」

ジャッカル「はっはー!じゃあこれからエロ本の立ち読みをしようか」

胸部の小型の防弾チョッキが見え、弾が練りこんで見えた

すかさず右足でトランスケースを蹴った

するとトランスケースのカバーが外れ機械のアームの様な物が生え次に

複数のチューブ官が付いたロボットの獣の様な姿が現した

ウイイン ウイン

兵士「なんだ!新型の小型兵器か!」

ロボット「強襲モードに移行します」

なんとその獣型ロボットは急に素早く飛び上がり兵士の首根っこを掻き切った

兵士「ぎゃあああああっ! ぐごっ」

ジャッカルは獣型ロボからレーザーカッターを取りだし
捕虜の男性に渡した

ジャッカル「これから大きな武力介入が起きる すぐ避難経路から避難して下さい」

捕虜の男性「ありがとう 本当にありがとう」

「帰れる」「ママ」

ジャッカル「行くぞキリン」

キリン「了解しましたジャッカル、これより抹殺行動に移行します」

捕虜が逃げたと知った兵士が階段からものすごい速さで降りてきた

キリンは掻き切った兵士のナイフを取り出し増援の首を突きながら群れを過ぎる

ザン!ザン!ザン!

ナイフを切り上げ首を裂き、銃をこちらに向ける瞬間ナイフで胸を突く

三人目の兵士は持っていた銃を強引に自分に向けさせ発射

ごろごろと惨殺した兵士が倒れる

その狂気じみたキリンの猛攻に腰が抜け泣き叫ぶ兵士

兵士「ちきしょうっ!来るな―」

ショットガンを乱射する兵士、だがその固い装甲をまるで撃ち貫けない

ショットガンを奪い反転してガンを発射するキリン

キリン「残存兵力無し、リラックスモードに移行します。」

ズドオォオォン!

観客席からフェンスを突き破り登場する黒人マーズラー

ジャッカル「まだだいるぞラスボス マーズラ―だ」

黒いマーズラ―「小僧!良いおもちゃだな 俺にも貸して見ろ!」

キリンとマーズラ―が両手どうし摑みある
レイキン戦 中2.jpg
なんと300kgの重りを優々と振り回すキリンと互角に渡りあう黒いマーズラ―
それどころかキリンを横に振りまわして壁に叩きつけた

ジャッカル「死ねよ!」

ジャッカルはハンドガンを乱射する

しかしマーズラ―の肉体にヒットするが表面の皮膚に弾丸が練りこんだだけだ

ジャッカル「バケモンか」

キリン「出力200%」

キリンのアームに頭部のチューブが巻きつき三倍ぐらいの太さのアームになった

マーズラ―「なにっ」

余りのキリンのパワーにマーズラ―の体が宙に浮いた

キリン「捕食行動に移行します」

キリンの顎がマーズラ―の喉元をかみ砕いた

マーズラ―「グッゴオオォ」

ジャッカル「強かったぜアンタ 行くぞ」

キリン「捕虜全員赤外線センサーにより救助可能ポイントに問題なく移動中」

その時サッカースタジアムの屋根が爆破した

なんとAG GMT41-モルセーゴの機体が見えた

メインカメラの単眼の頭部で

マッスルな胴体周りの二脚型AG 多彩な装備がラインナップされ

凡庸性が高い機体だ

ロボットカード モルセーゴ.jpg

ジャッカル「ハイクオリティな量産機モルセーゴ・・
こればかりは手に負えないな、 もうそろそろなんだろ来いよ救援」

ジャッカルになんとモルセーゴの機銃が向く

ジャッカル「俺はお前ら信じたんだiBRのスパロー来いっ!来いよよよよーーー」

シュユーン ズドオオン

一瞬どでかい風切り音が鳴った後モルセーゴの頭部にミサイルが被弾した

ジャッカル「なんかすげーのが仲間に!かっこよすぎるぜ援軍!」

「こちら第八AG部隊ヘンリー、湖岸より標的をロック
中距離ミサイル発射」

しかしモルセーゴのレーザー迎撃システムによりミサイルが迎撃された

緑の虹色の二足歩行の機体BOMS08-サイファーの雄姿が見えた

なんとあのヘンリーが搭乗していた

ヘンリー「iBRの連中と合同作戦か!腕が鳴るゼーーエーイ」

三発目のミサイル発射するサイファー

しかしモルセーゴのレーザーが迎撃

ヘンリー「もう通じないか なら前に出る」

サイファーは迎撃された爆風をくぐりスライドタイヤで前進した

サイファーのFCSが慣性ロックオンをするヘンリー

慣性ロックオンとはメインカメラとパイロットそしてFCSが状況から判断してロックする、
相手を捕捉する一つの方法でロックされた相手は
予測不能回避行動を取るか何を行動すれば回避できるか
解らない状況に陥る高精度の照準である

右腕のレーザーガンを爆風を掻い潜る様に発射した

レーザー光線がモルセーゴの胴体の胸部装甲を砕く

ビイーン ビイーン ロックオンの警戒音と
映像で放射線が流れロックオンされた事を知らせる

モルセーゴは回避を捨ててFCS自体のオートロックオンで
サイファーを捕え両腕武器のガトリングガンを唸らした

ヘンリー「こいつは飛べるぜ」
ロボットカード サイファー.jpg
モルセーゴの照準はメインカメラを破壊され慣性ロックオンができない

その為相手のFCSの予測不能な回避行動をとれば回避できると予測

そして反重力モーターを起動させ上昇した

ガトリングガンをぎりぎり避けつつサイファーは
上空を飛行して機体を反転させレーザーを撃った、
巨大なAGが宙返り中に射撃を行ったのだ

ガガアン!

モルセーゴのコクピット部分にまでレーザー光線が届き
モルセーゴは大破した

サイファーの反転した着地際、大型の高機動戦車がサイファーに主砲を向けた

ヘンリー「着地して体勢が!」

湖岸を大きな水しぶきを起こし赤い機体が現れた、その姿は戦車型のAGだ!

戦車型AG、BOMI10-レイキンだ

グーカード陸戦 レイキン.jpg

ロー「ヒーローは遅れてくる 安心しろヘンリー!」

両腕に持ったアサルトキャノン砲を連射した

ライフルで原型もなく高機動戦車砲身を破壊

テロリスト「うわあああっ!砲身をやられた!」

マガジンを捨てマイクロアームが新しいマガジンを装てんする

戦車搭乗員「赤いAGとサイズは変わらん体当たりだ!」

ローと戦車の間合いが金距離を利用し、
戦車がキャタピラをスリップしそうなほど駆動させ体当たりを繰り出す

ロー「あめえよ」

しかしローのレイキンの脚部が変形しだしそのまま突っ込こむ

ブウウゥン 

さらに脚部から高出力のプラズマカッターを放射、戦車を熱線で貫いた

戦車搭乗員「ぎゃあああっ!?」

大きな爆風を上げ大破する高機動戦車

ジャッカルiBRとBOMのロー達によりテロリストの領地占拠を打破した

「もう大丈夫よ」

「擦りむいただけですんだよ」

捕虜になっていた住民が救助エリアに集まり
毛布に包まっていて互いに励ましあっていた

暫くすると救助用救急車にiBRの装甲車がこちらに来た

厳かな高級車がロー達BOMの部隊付近で止まった

中から一人の研究者らしき姿をした女性が降りた

ヘアースタイルは長身でショートヘアーをした黒髪で白衣を着ていた
二人に会いに来た

ヘンリー「あなたがiBRアンドロイド研究員リョウコ サカザキさんですか」

リョウコ「はいっiBRのアンドロイド部門のサカザキです、
お疲れ様です皆さん、ミッションさすがですね!」

落ち着いてどこか優しそうな口調で喋るリョウコ温和なキャラだ

ヘンリー「この子が例のアンドロイドです、
こちらで匿ったのですが暴れたため取り押さえたらこの様な事」

オートマターの少女は気を失っていた

リョウコ「コーツシールドさんなんて傷なの、
電子筋組織の軽い破断ですか・・すぐに直しますからね」

やさしく丁寧に少女を抱くリョウコ

リョウコ「よしレッツゴーです」

遠くの方でぽつりと一人立っているジャッカル

すると携帯が鳴った

携帯の声「あなたならやってくれると思いました 
そしてすいません、試させて貰いましたあなたを」

若い女性の声だ、そして自分が任務に選ばれた理由を一瞬考えた

ジャッカル「試す・・・ああ俺は約束を守りそして信じた、
そんなとこか、違うか?」

声「あなたが勇気を見せる代わりに私達があなたを守る約束」

ジャッカル「まあ正直ちびりそうだったけど、
俺は今どん底なんだこれからの未来がなだから死ぬ気でやれた、
俺の活躍ぶりどうだったユリウスさん」

ジャッカルの肩に誰かの手が掛った

ジャッカルの後ろでブレザーを着た女子高生が立っていた
レイキン戦リョウコサカザキ2.jpg

ジャッカル「いたのか」

女子「自己紹介です私の名はユリウス、皆スパローって呼んでます」

ジャッカル「君がスパローか!俺はジャック ハイゼン」

スパローは綺麗に整ったロングヘアだ実に清楚で綺麗に見えた

ジャッカル「スパローとは携帯で会っただけだが
あいつの友達だからな信じれた」

スパロー「あいつ?まあ素敵な人なんですね」

スパロー「明日私は南部iBR企業校に登校します
その時に話が有ります会って下さい」

ジャッカル「わかった」

BOMの二人組が機体を移動中に会話している

二人「俺強すぎじゃなかった!?」

ヘンリー「はもった」

この二人は自分の目覚ましい即戦力ぶりに自負をせずいられなかった
その時

ロー「ぐっうおおおっ 痛い脳が焼けそうだ」

ローは頭を抱えのた打ち回る

ヘンリー「うっ 俺は胃か!」

ヘンリー「くそ 俺たちはちゃんと任務をこなしているぞ」

ローとヘンリーの視界内に映像でネス・ハワードが映った

映像は自分自身から来る幻覚の様なもので
他人のその映像は見えなった

ネス「お前らの戦闘力を強化したのはこちらの技術のお陰だ

無用な奢りは任務の失敗を生む、
まあ正直こちらのペナルティ機能が動作するか試しただけだが。」

脳に激痛が走りうろたえる二人

ネス「お前らの脳の活動範囲はこちらが制御している、
激痛や幻覚もお手の物お前らは高度な戦闘員となった半面
こちらの命を預けた身だぞ おとなしく冷静に任務を遂行しろ」

映像のネスが笑みを浮かべ顔がアップになる

ロー「了解しました」

ヘンリー「りょりょうかい!」

なんという境遇に陥ってしまった二人
彼らは指令に対してNOが言えない状態だ

ネス「無事オートマターを届けたならこんど諜報活動をやってもらう

そこら一帯の完備をもうすぐiBRから頼まれるだろ 
私の完全な脳の医療技術で、あの娘のバイオコンピューターをいじった、
今は諜報員となって情報を送るはずだ、
それまで通常の任務そちらの任務に移れ」

ロー「指示はその情報後出すと?」

ネス「そうだ!では頑張ってくれたまえ諸君」

映像と音がしなくなった

ロー「ちっ(愚痴も言えねえな今考えただけで伝わるのかちょっと調べてみるか)」

ロー「ヘンリーコクピットの電源を切れ、話がある」

コクピットの主電源が切れヘンリーの携帯電話が鳴った

電話すると映像が流れローの姿が

するとローは手話をやり始めた

ロー「あーくそ、楽しい時間も任務のせいで台無しだな・・
(1ネス死ねくそがお前ら外道ども死んで腐れ・・・大丈夫か!?)」

ローはヘンリーの映像を見てジェスチャーと手話でコミュニケーションした

ロー「大丈夫みたいだな・・あっ任務任務」

ヘンリー「あたりきしゃりきよ!けっ・・任務がな・・
(俺らが見ている状況は確認できないみたいだな、
携帯電話が奴らの制御範囲でなくて助かったぜさすが
旧式のバイオコンピューターと脳とのリンク環境、けっ)」

ネス「次の任務へ向かえ!」

急に映像と声が現れた

一瞬ヒヤッとする二人は即座に答えた

二人「アイアイサー」





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アーマードギア レイキン戦 上 [小説アーマードギア]

辺りに暗い闇が広がる

目を瞑っているのだろうか仄かに光がぼやけて見えてきた

自分は今宇宙の闇の底に一人沈んでいるかのような静寂さと
微かに見える光が上空を染めていた

「おい・・・お前・・生まれはどこだ」

老人の声がする

「俺は誰だ・・・寝ているのか・・・生きているのか・・お前は誰だ」
年老いた声が響いて聞こえる

「黙れ!俺が正しい」
若い男の声が響く

「ローーーッ! 俺はお前を信じてるぞ」
ロー!?

ここはラトラビア国の中央病院

時間はミイラ取り事件の後

カメハメハ・ローは救急ヘリで搬送されてきた

病院の処置室にローは寝ている、他の事件の負傷者も並んで寝ていた

ローは全身打撲の意識不明の状態だった

眼鏡をした医者がローの瞳孔を確認し終えるとその医者は
軍服を着た長身の男イヒト・クローゼと話していた

医者「肝心な頭部への打撲がひどく回復の見込みは低いです、
何か障害やひどい場合意識が戻らず植物状態の可能性も出てきます、
ナノ技術の治療法が頼みの綱ですね」

イヒト「そうですか今後ともよろしくお願いします、
ローはかなり丈夫なほうなので手術や治療への体力も十分と思います」

「イヒトさん全治の可能性が少ないが有るって事か?」
二人の軍服を着たカイとアルテイシアも来ていた

イヒト「あーっ こいつの事だ、また息を吹きかいすだろ」

カイ「こいつがこうもやられるとは、やった奴は信じられない奴だな」

アルテイシア「コードネームジャッカル、火星傭兵リストでヒットしたは
 あの機体からしても有名な傭兵MOB所属対AG戦闘員って事だけ
・・・火星の役員の情報はここじゃ思うように調べられないの」

イヒト「そいつの火星での任務は主に生物兵器対策チームのミッションだな、
しかしここまで来て何をしたかったんだ?」

カイ「奴らOCSを狙ってたが後は何がしたいんだが分んなかったな」

カイ「 ってにしてもお疲れさん カメ、見舞いにきたんだ何か言えよ!」

アルテイシア「こうやって見舞いに来たけど意識が無いんじゃ聞こえもしないんだね」

医者「皆さん時間です彼らの事は私どもにお任せください、
最善を尽くします・・・(この重症な状態からは命を繋ぐだけが精いっぱいか)」

医者と三人が去り夕方から夜になった

しかしローは微動だにしなかった

ローの意識の中にまたさっきの声が聞こえてきた

ロー「俺は カメハメハ ロー」

辺りに砂嵐のような灰色をした世界が広がるそこに
悲惨な顔をして一人立っているロー

やがて地面は赤く染まり砂が巻き上がった
空は灰色のノイズから青く染まり大気を形成した

やがて辺りにでかい煙突の要塞が広がり大量の温暖化ガスが雲をあげていた

ロウの服は赤い迷彩服に防弾チョッキをまとい小銃やナイフも身にまっとっていた

ロー「そうだ 俺の名前はカメハメハ・ロー この地で職を探している!」

ロー「・・・(そしてここは生まれ故郷ナブフレハムと言う町)」

辺りに人が群れをして口には酸素マスクを装着していた

おぼろげに見えていた人の動きがスーッとしっかりとしてきて
気がつくとぼろいコンテナを事務所としたガソリンスタンド近くに
一人ぼーっと立っていた

未来の技術が詰ったの開拓地の様な情景だ

近くのカフェからカントリーミュージックが流れる

7年前火星ナブフレハム州中央区

ロー「まだか奴は どれだけ待たせる・・」

砂ほこりが舞う開拓地にエンジン音が響いてくる

装甲車のエンジン音が少しずつ大きくなってきた

その時一人の男が急に飛び出し、ローを両手で掴んだ

「馬鹿、よせ隠れろ!」

ロー「ヘンリー 遅いぞ!何してた」

顔はイタリア系のヨーロッパ人のような堀の深い顔つきで

髪は黒で日焼けしていた

ヘンリー「いいからまずは隠れろ!」

近くのカフェに二人は隠れた

ヘンリー「マーズラー(旧火星人)だ!」
マーズラーとは旧火星人の事だ、

火星を開拓した機関BOM

火星の重力、空気や紫外線などの環境に合わせた人類を
遺伝子の段階から適用させた人種

しかしその無理に適応させた代償が高く

遺伝障害により性格の偏りや神経組織の異常などがあり

できる職種も限られている

マーズラーは戦闘員に向いているが事務や管理の地位にはなれない

その乱暴なおこないも多く兵士と言う地位を利用して
暴行事件も絶えない、

ヘンリーも過去に目が合っただけで病院送りにされた過去がある

武装した輸送車が急停車して、リアドアが開いた

中から2m30cmはある巨大な武装した兵士二人が現れた

ヘンリー「あいつはベニーとステイン、有名な悪徳兵士どもだ」

ロー「あいつらにどやされた事はある あいつらの前で政治的な批判をして
何人も半殺しにされてる」

「おいまだ追ってくるかガキ!子供だからって甘くはないぜ」

輸送車を追って一人のみだりの乱れた汚いかっこの少女が走り寄ってきた

少女「ぶつかったおばあちゃんに謝れ!」

ベニー「ちょっと邪魔だったから踏んづけただけだろ お前もされに来たか!」

黒い肌をしたマーラーが少女によりあざけ笑うような態度で見下ろす

ロー「やめろほっとけ嬢ちゃん」

レイキン戦 上マーズラ―.jpg

ローはぼろぼろの上着を着た少女を抱え逃げ出そうとする

そこに回り込んでいたマーズラーのステインがローを遮る

ステイン「待てよそこのホウキ、そいつの仲間か?」

ロー「他人だ、だがまだ幼い子供だろ構うなよな」
ローは身構えて言った

ベニー「なんだその口のきき方は
ここいらを統括しているのはだれか解らせようかホウキ頭」

ヘンリー「馬鹿野郎が」

臆病風にふかれ隠れていたヘンリーが二人を助けに行った

ヘンリー「申し訳ございませんが我々もあなた達と同胞である
BOMのはしくれの役員であなた達に敵意はなく、
娘はこちらで言いつけておきますので今回ばかりは見逃して下さい」

ベニー「どこの配属だ 見たところ駆け出しの志願兵だな これからか?」

ヘンリーはいったん唾をのみ大量のひあ汗をかいて答える

ヘンリー「はい もう受理されました 正式に一兵です」

輸送車から中年の男が出てきた

中年「もうよしとけお前ら これから働いてもらう同胞だぞ」

ステイン「ネスさん 解りました」

ステイン「とんだ腰ぬけどもだな、まあいいこんな娘に俺たちが出る幕じゃねえしな」

ベニー「ラッキーだったなゴミ屑ども、じゃあ、ほれ!やれよ、土下座!」

ヘンリー ロー「申し訳ありませんでした」

深く土下座する二人、娘も強引に頭を下げさされた

ベニー「けっ アホラシ、行くぞ」

輸送車が通りを抜け見えなくなた

ヘンリー「なんて屈辱だ」

ロー「にしても良かったな 運が悪けりゃ一生見せられない姿にされるとこだったぞ」

少女「何で止めたのよ!この意気地なし」

少女は礼も言わず走りだして行った
ロー「俺たちはBOMの役員だあ!これからその役員になろうとしてるのに」

ヘンリー「とっさに思いついた、冷汗ビンビンにでたぜ」

ロー「さっきの少女なにか報復したかったらしいが、無謀な行為だな
ぶつかった老女とかは大丈夫か」

ヘンリー「踏んづけたってのは言葉のあやで本当はぶつかっただけじゃないか」

ロー「それより試験に遅れるぞ」

ヘンリー「今回の試験はたやすい、今BOMは領地の開拓と紛争だらけのこの南部では
人員を蓄えたがっている、まず試験と身体測定、面接とも採点は甘い、まず合格だ」

二人は服についた砂を払いバス停に向かった

ヘンリー「さっきマーズラーがネスとか言いやがったな知っているぜ
 ネス・ハワード元GMの人体機器移植部門の総裁だ新聞で見た」

ロー「マッドサイエンティストで名高い奴か」

ヘンリー「噂じゃ患者を実験サンプルと発言したらしい」

ロー「本当か、今はマーズラーと一緒に何してる」

ロー「にしてもいいのかこれから行くのがあの連中の駐屯地だぜ」

ヘンリー「マーズラーがウヨウヨいる巣窟だな」

ロー「俺は戦車仕様のAGの免許を持っているがお前はどうするんだ?」

ヘンリー「どうせ架空の世界でとった免許だろーが 
天才の俺にはどのような任務も即戦力となる為問題ない、
免許は会社の金で受ける為、後だ」

バスから乗客が降り二人はそれに乗った、
バスのプレートに南部100番地行きと書かれている

ヘンリー「それより俺たちはAGの操作系である脳内に
バイオコンピュータを移植してないから、
AGの操作システムのオートコントロールに対応しない、
お前のように旧式のAGを操作するならいいが、
ここいら最近にできたAGには免許は役に立たない」

バスは赤い砂嵐を抜け舗装路についた

ロー「でも兵役はAGの操作だけじゃない医療班や補給係、機動歩兵の兵役もある」

ヘンリー「俺は生まれ変わりたいんだよ巨大な力を得た人間に」

胸のポケットから名刺を出した、さっき会ったネス・ハワードの名前と写真がある

iBR(アイバレーナ社)と記載されている

ヘンリー「ナブフレハムの南部112と住所も書いてあるちょうど駐屯地の近くだ」

ロー「まさかお前そこで移植手術を受けるんじゃあないだろうな」

ヘンリー「あんな体がでかいだけのマーズラー共と
一緒に任務に就きたくないんだ、
そいつらの上にのし上がれるようになりたい、
その為に俺には力が必要なんだ、人が蟻んこみたいに思える力がな」

ヘンリーはバックからサンドイッチを出して頬張った

駐屯地の試験会場に就いた、
灰色のコンクリートの二階建ての長方形のホールが
永遠と続いて建っていた

巨大な格納庫群がありそこから巨大な戦車式のAGが外に出されていた

ロー「あれはレイキンじゃないか!」

AG レイキン.jpg

ヘンリー「でけえ!」

試験は随時実施され他の試験者は数十人足らずだった

元来企業が請け負う兵士は傭兵と言う立場で雇われ、
そこに実力にともった階級が存在した

 全ての部署に共通した階級が有り、
ロー達がもし合格したら当初の階級は三等兵である

まず試験は身体測定から始まった、身長、体重、視力、各体力測定
血液の採取や健康診断もあった

ロー「まあ脚力と腕力なら自信があるぜ ヘンリーお前の華奢な体じゃ無理だろうがな」
笑いながら冗談まみれに言った

ヘンリー「俺は見た目以上にタフだぜ、
お前はマッチョなB級映画を見すぎだ、
それに脂肪じゃないのかなその腹」

ローは筋肉質だったが腹は少し弛んでいた

ロー「ちょい火星牛肉がウマすぎてよ」

、身体測定が終わると次は筆記試験

国語、英語、数学、科学、歴史があった二人は粛々と試験を終わらせ

最後に面接を迎えた

二人を見ていたマーズラーが気がついた今日あったマーズラーの一人だった

ベニー「あいつら役員てのは嘘か!つまみ出してくる」

ネス「待て!特別こちらに呼べ」

地下の施設の階段から現れたネスがマーズラーを止めた

ネス「ひょっとすると使えるかもしれん」

試験官「おいそこの二人お前らの面接場所はこっちだ」

ロー「なんだ俺らだけ違う場所だな」

二人は試験官の後に続き暗い階段を下りて行った

でかくて頑丈な鉄の扉の前についた

マーズラー「よう、また会ったな脳内傭兵」

ヘンリー「ああっまた会いましたね」

二人の顔から血の気が無くなった

ロー「先ほどはすみません嘘をついてあの娘にはちゃんと言い聞かせときましたから」

マーズラー「いいっ、まあ入れ」

扉はマーズラーの網膜でロックが開いた

中は薄暗く一つのライトが何か鎖に繋がれた人を照らしていた

ロー「ああああぁぁっ さっきの娘!」

なんと鎖で繋がれた人は先ほど助けた女の子だった

女の子は下を向いてぶら下がって立っていた

ヘンリー「これはっ・・あなた達いったい何を!?」

ネス「お主らは合格今から仕事を頼む、極秘の依頼だ
この手の込んだ娘のな」

ネスは女の子の肩のぱっくり割れた深い傷から
ファイバー製で筋組織の様な内部を二人に見せた

ロー「これはまさかアンドロイド!?」

二人は目を丸くして言葉を無くした

ネス「正確にはオートマターだそしてお前らの仕事はだなあ」
外伝レイキン戦上 マーズラ―2.jpg
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第十話 獣の使者 [小説アーマードギア]

第十話 獣の使者

六号機「オウッシャー シャアアッー」

六号機がコブラの様な声を出した

シクに乗ったベリキュロスが六号機の腕の様な部位を掴み

体全体を引っ張りだそうとしている

引っ張りだされた六号機は死体の様に伏せたままで
腕だけが伸びベリキュロスのコアをにぎり潰しにかかった

ベリキュロス「五月蠅い黙れ」

シクの六十ミリレールガンで触手と化した腕を撃ちぬく

腕から青い血が流れる

シクが六号機全体の体を引き出した

ベリキュロス「なんだコイツ皮のはがれたゾンビ見たいな・・」

全身から腕が伸び多数の手がシクに襲いかかった

ズン バキン ガガガガッ
シクと背面に有った合金製の塔を赤い多数の手がそれらを分解していく

BOM OP「ベリキュロス応答願います ベリキュロス」

分解された合金が腕によって吸いこまれ六号機を形成していく

チーフ「六号機が装甲をまとっていく・・」

触手が体に収まり六号機が装甲をまとった姿で現れた
アークレス123.jpg


青みどろをした走行の色にコブラの様な頭部
全身はその青みどろのカラーで覆われたスマートな体型だった

六号機「ウアアッ、シャーーーーッ」
コブラの様な轟咆哮が辺りに響いた

OP「チーフッ 目標地点です」

チーフ「はっ よっよし六号機目標地点 トラップを発動させろ!」

OP「ワイヤー可動 メガトン級起爆爆弾 目標地点に上昇」

六号機がいる地点にメガトン級爆弾が円柱の
空洞をつたい上昇していく

ガチッガガン

OP「起爆スイッチチーフお願いします!」

色んな声が飛び交い多数のディスプレイからの光が
スイッチを握ったチーフの顔を照らす

チーフ「発破!」
カチッ

起爆爆弾は発破せず映像は六号機が
塔の電気配線関係を押さえ
電子機器を乗っ取った状態で映像が消えた

プツン ザザ―ッ
OP「何者かにアクセス制限の突破されました」

技術スタッフ「今ウイルスを検出しています」

技術スタッフ2「ウイルスじゃないこれは
電子機器を直接立てなおした改造によるものだ!」

チーフ「恐らく六号機の特性だろう、
新技術だ対処のしようが無い」

ズドオオン ゴオオオオッ!
塔の下層部分で先ほどの爆弾が爆発した

チーフ「下層部がっ!」
OPと技術員がその対処の無さにしり込みする

アークレス 兵器格納庫に二人の姿クロウスと執事のリュミエールが
パイロットスーツに着替えAGに搭乗しようしていた

スカイアームにぎこちなく体育座りで乗るクロウス

スカイアームがコクピットハッチまで移動する
ウイイン ガッガッ

クロウス「ううっ 何でAGって人型
なんだろ高いんだからもう」
クロウスは高所恐怖症だったが
AGに乗ると人が変わったように勇敢且つ無謀になる

そしていつもの上から目線が高飛車にグレードアップするのだ

ハッチ開閉のスイッチをはいずりながら
おもちゃのマジックハンドでハッチのボタンを押すクロウス

クロウス「えいっ!」ハッチが開く

「作戦コードと搭乗者を確認」
AIが本人の網膜と息をスキャンして機体ロックを解除する

リュミエール「お嬢様作戦通りお願いします
ではこれにて」

クロウス「よろしいでは諸君 我につづけー!
ストーンゴーレムフルアーマーいざ参らん」

リュミエール「お嬢様! 
別動隊の空戦部隊にも聞こえております」

クロウス「そうか 私だクロウス・ワイバーンだ、では良きに計らえ!」

ストラトス「えっ!どこの大佐様だ!なんでもいい
こっちは六号機を追跡中早く来い」

リュミエール「了解」

整備士「三次元式移動ブリッジに乗った これからAウエポンを装備する」
流線形の重量脚部に紫色のボディにピンク色の追加装甲をした
GMP03-ストーンゴーレムフルアーマーが移動可能ブリッジと合体した
フルアーマーガンダム.jpg

整備士「ウエポンA 装備」
ブリッジの上にキャノン砲が取り付けられた巨大な砲台が
ストーンゴーレムの上から機体を覆うように取り付けられた

整備士「ウエポンB ウエポンC合わせて装備」
ウエポンAの砲台の上からミサイルロケット台が装備されたその上から
プラズマ粒子砲台が設置された

整備士「そして極め付けラストだ 陽電子レールガンが最後となる
こいつは重くなったブリッジの移動を補佐する役割も有る代物だ」

クロウス「作戦ってこのスマートなストーンゴーレムが
メタボの箱型ロボットになる事なのリュミエール!!」

リュミエール「メタボでは無く
お嬢様にお似合いな黄金の茶室の様なゴージャスかと」

クロウス「良く言ったはリュミエール この姿を誉と致す」

リュミエール「うーん少し見ていて圧力が(汗)」

クロウス「えっ?」

リュミエール「いえ何も(汗)」

アークレス街の空中都市キューブ状の都市群が広がる

キューブ状の建造物の中に都市が広がり日光が入る様に上空の面は空いてある

キューブ状の階層は二段まであり上部と下部に分かれている

空戦部隊「こちら第2空戦部隊現在ルート7の
上空を飛行している六号機を目視で確認追撃に向かう」

隊長「マガジンを対OS戦用に換えろ」

一機驚異的な飛行で六号機の周囲を飛び回り腕銃のコブラで
追撃を行うストラトス

隊長「ストラトス前に出過ぎるな 予定の時間だマガジンを換えろ」

垂直上昇が可能なケラカトルの特性を踏まえた飛行である
八の字に絡めた飛行をする

ストラトス「さっきから腕銃コブラで狙い打ってんのに当たんねえなあ
この内部爆破する弾丸に交換だとよ」

ケラカトルのマイクロアームが伸び対OS用弾丸を装填する

空戦部隊隊員「ルート8に追い込んだそこらで一斉射撃する」

BOMチーフ「奴らは戦闘の一部の隅まで一瞬で学習して
それに合わせたジャマーやECM
攻撃マイクロ波のシールドありとあやゆる
シールドを構築する、
その構築を学習する前に一斉射撃にて不意を突く」

OP「上手くいくかな(汗)」

ストラトス「六号機上空を飛行六号機の背中から
光りの翼みたいなものが生えている隊長どうします?」

六号機の背中から赤い光が生え始めた
ルート8付近で一瞬停止すると

チーフ「オールドクローズ用に新開発した兵装だ全機発射!」

その時

ストラトス「光源が一つの焦点へと圧縮されていく!!
これは!やばいぞ皆逃げろ」

六号機の背中の光の翼が一つの焦点に変わり始めたその時

辺りは真っ白に変わり高熱が伝わった後に驚異的な爆風が

辺りを吹き飛ばした

第十話 0.jpg

ドオオオオオゥウ!

燃え落ちる機体赤い火炎地獄に大蛇の死体が舞い落ちる

チーフ「あの破壊力反物質を対消滅させたような光源だな」

威力はすさまじかった一区画のキューブ街が爆炎に飲み込まれた

チーフ「なんて事だどうすれば」役員「神様!」

クロウス「チーフ!ルート8のエネルギー貯蔵庫を機動させて
私達が奴の隙を突き破壊する」

遅れて出てきたアークレス地区地上部隊のクロウスとリュミエールだ

チーフ「餌か その手が有ったか オールドクローズの性質で食事時は
シールドが無防備になると エネルギー庫もこちらでいつでも爆破できる」

OP「エネルギー機器爆風で破壊されていません
ルート8エネルギーライン隔壁開口!エネルギー機器露出」

ストラトス「こちら第一空戦部隊ストラトス上空のキューブ街より偵察中
このまま待機するこちらの映像をそちらに転送する」

六号機の背中の光源の数が少なくなっていた

辺りを見渡しエネルギー機器が露出した隔壁によつんばでしがみつく
六号機

六号機「ハアアアアッ シャーッ」
むさぼり食いながら吠える六号機

エネルギーの物質をむさぼり食う六号機
それにつられて背中の光源の数が増えていく

エネルギー物質を食べつくしそのキューブから出た矢先

六号機に巨大な鉄の塊が突っ込んできた

必死に押さえて内部の起爆する信管を特殊な能力で
爆弾内部を操作して外す六号機

それにさらに両手で爆弾を掴み六号機に迫る
リュミエールのBOMN80-スザンキー

軽量二脚の脚部で爆弾を蹴り
六号機の口に強引に入れその蹴った反動で距離を取り
右腕の105ミリライフル砲で爆弾を爆破させた

AG スザンキー.jpg

ズウゥウン!!

なんとライフル砲は顔面にダメージを喰らわしたもの
口にくわえた爆弾は完全に無力化していた

いかり肩で隔壁を突き破り壁を突き破り迫る六号機

通路街を進むと現れた
武装を装備しすぎたストーンゴーレムフルアーマー
の姿が現れその全火力が発射される

クロウス「これでどうだ!」
爆風と爆炎に燃え尽きるルート8街路区間

ゴオオッゴゴゴッ
爆炎から現れた六号機、無傷だった、
六号機は咄嗟にキューブの箱の中に隠れていた

六号機は背中の光源を体内部に取り込み
そのエネルギーで手から赤い熱線を飛ばした

熱線は鞭の様にしなりフルアーマーの装甲に迫る

熱線は対消滅エネルギーでありフルアーマーの追加武装
をバターの様に軽々と切り刻んでいく

熱でコクピット内に高熱が伝わりコクピット内の
小物などが焼き尽くされる

クロウス「まだウエポンABがある」

第十話 1.jpg

今度は背中の光を全て消費して手を構えて赤い光の弾を繰り出した

クロウス「ガードする」
クロウスは上空の廃棄エレベーターを操作して自機近くに落とした

廃棄エレベーターで光りの弾をガードする
クロウス「何!!!」
光りはエレベーターを軽く貫通した

フルアーマーのウエポンと装甲を焼き切った
辛うじて光弾を防ぐクロウス

クロウス「あいつの光りの翼が消えた時何かが違ってくる」
そうだ六号機は攻撃する時に背中のジェネレーターを使い
エネルギーを消費して攻撃を行う
リュミエール「お嬢様もしかするとあの光」

クロウス「解かってるタイミングを計るのよ」

また六号機が背中の光源を体内に取り込んだ
クロウス「そこだー!撃てーっ」

リュミエールとクロウスが持てる火力を全開にした

全弾が六号機の装甲を貫いた

六号機「グッウウウッ」

光りの光源を自信の再生能力に使用する六号機

リュミエール「弾が もう無い」

クロウス「まだだ エレベーターを落とす、いや巨大コンテナだ」

クロウスは素早くキーを打って巨大なエレベーター六号機に落とす
六号機は光源を出現させ飛行行動に使用した

おそるべく光景小さなロボットが山ほどのキューブ状の巨大なエレベーターを
持ち上げていた

クロウス「これならどう!」

次は巨大なコンテナを六号機のエレベーターの上から落とした
ドオオオン!!ガッガガガッ!

六号機は少しずつ落ちていく

そのころ何千人と言う一般市民がいるシェルターのエリア
そこに映し出された災害報道などが映るモニターに異変が

六号機が無人エレベーターの落下を押さえている間その真上上空から
四号機が飛行していたナターシャがそれに乗っている

ナターシャ「お願い四号機これを皆に知らせるの」

四号機のフォログラフィから現れたのは
かわいい小さな指輪物語や西洋の伝説で出てきそうな子供の龍の姿だ

ナターシャ「皆さん聞いて下さい これが六号機と言う生物の本来の姿です
この子は生まれて間もなく何も知らないんです、考えてみてください
生まれて間もなくして周りは怖く恐ろしい敵だらけな状況を
この子は怖がっています」

市民「これがあの化け物」
動揺する市民

ナターシャ「目を閉じて今だけでもいいんですこの子を案じて下さい
それが真の意味の思いなら必ず通じます」

OP「あの子 ナターシャ オールドクローズ管理機関
現場対策員 最もオールドクローズを知っている管理者です」

BOMチーフ「あのまま六号機は落ちた後どうなる」

OP「オールドクローズが死ぬ時必ずと言っていいほど
巨大な爆発が起きます あの近くだと
近隣のシェルターまで被害が及ぶと思われます」


大画面のシェルターのモニターから
オールドクローズとナターシャと言う少女が
放送をジャックしていた

ナターシャ「目を閉じて案じてやって下さい」

BOMチーフ「シェルターの避難されている皆さんに報告します
オールドクローズの関連で話し合いで戦闘が止む場合の想定があります
皆さんは今から黙とうをお願いします」

市民「オールドクローズが話し合いで
解決したことも有ったしなやるぞ」

市民「おおっやるぞ やれるぞ」
おおっ 黙とうー黙とうー

シェルターは一瞬ざわめいたが
すぐに皆は立って黙とうを始めた

ナターシャ「さあっおいで皆優しいよワクス!」
少女は機体の上に乗り黙とうする

クロウス「なんなのこの音 耳の中からするじゃない」

リュミエール「これがオールドクローズとの対話!」

クロウスとリュミエールにも市民の皆の思いが
テレパシーとなって聞こえる

エレベーターとコンテナを抱えた六号機

ウオオオッ
六号機の目から赤い涙を出した
クロウス「見てリュミエール あのコンテナ群が上がっている」
リュミエール「私たちも対話しましょう お嬢様!」

黙とうする両者
ストラトス「凄い力前よりも強くなっているこれが絆の力」

ベリキュロス「これが本当のオールドクローズ」

第十話 2.jpg

コンテナとエレベーターを完全に上に押し切ってしまった六号機
それから小さく赤い光源を光らせじょじょに地上に降り立った

OP「成功ですね対話、アンタレスチーフ!」
MOBチーフ「こんな戦いの仕方が有ったとは 俺もまだまだだな」

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第五話 白い狼 [小説アーマードギア]

第五話 白い狼

「コオオオオオオオッッ」

「この低周波音AGかっ!?」

はしご車から慣れたように軽快にAGに飛び乗る

その赤いタンク型のAGは

頭部は前方にマスク状の三次元解析カメラがついた

トカゲを思わせる顎のフレームが付いている、胴体は厳つい箱型の形状に

重い腕部と重火器を支える為の湾曲形状のでかい肩をしていて

動力はモーターだけではなく筋肉の組織に似たワイヤーで構成された

マニュピレーターをしている。脚部は八輪式コンバットタイヤで

後部と前方に高い段差でも移動できるようハイブースト(スラスター)を

装備、右肩に105ミリキャノンに左肩に自立偵察機フライアイ

そして両腕式レールガン「DORAGON」は両サイドにマシンガンを装備

装填時の牽制に使う。

ローは防弾に防火作用のある分厚いAGパイロットスーツ

を着ていて頭にはヘルメットは旧型FCSに

一部の火器が目視光学標準器(DVO)で連動している

AGと思われる低周波音の音が次第に大きくなり

ローはタンク型AGのハッチを開けメインカメラを

支えに降りようとする。その時

「ズドオオン」

一発のキャノン砲らしき弾丸が分厚いコンクリート

を突き破りコンクリートと鉄筋の破片が炸裂する。

「ズドン ズドン ズドドン ズドン」

壁を打ち破る、毎分6千発は軽く超えてるであろう弾丸が驚異的な

破壊力で工場内をハチの巣と化した。

ハッチを閉め事前に全計器、全アクチュエーター神経回路チェック完了

されており、コールドフュージョンジェネレーターも50%の待機状態である

コクピットの座席に座りそそくさに四点式シートベルトをはめる、

朝方の五時の為、操縦士用暗視装置(PNVS)が既に作動し

ローの360度全周囲を各カメラの映像が流れる

周囲の状況は爆炎とサイレンの光と音に警備員の叫びの声がした

「敵は・・・攻撃を止めた。」

すぐ様、バーハンドルを握り締め、脳波によって本人と識別したヘルメット

でFCSが無線通信で本人と認証

「本人と認定 こちらリオレイン、現状況

 危険周域Sクラスと判定し、全機能を戦闘行動最適化します。」

「ちっ シュミレーターでは熱源で壁越しロックできるが。」

コンピューターのボイスが入りローは無線でハミルトンに大声で言う

「ゲートを開けてくれ!」

飛び散った破片や着弾の爆風で負傷した兵士を

ふせながら移動し救急措置をやっていたハミルトンが近くの

ゲートの開閉ボタンを押した。

ゲートが左と右に両サイドに開いていく。

外のブリザードが赤いAGに降り注ぎ視界を曇らせた

ハイブーストで機体を強引に並行移動させバーハンドルを前方に押し倒し

タイヤを走らせる

曇り空から暗い大きな影が宙を舞いリオレインの前方を覆った

次の瞬間

「ズガアーーーーン!!!」

白いタンクのブレードフレームがDORAGONを押し切る

「ガガガガッ 」

赤い火花が飛び散り

「フォオン フォオン」

DORAGONの砲身が回転しながら吹き飛ぶ

高度な操縦技術を超えた機体と一体となった攻撃、オロチはもはや

巨大な幻獣を操つっているかの様である

「!!!スラスターで機体を浮かせて来るとは。」

半乗りの状態で両者は互いに意思の疎通を図る様に睨みあった

「1Gてのは身にしみて重いだろ!カメハメハロー!」

人を嘲笑うような冷たい表情でリオレインを見下げ言う青年ジャッカル

リオレイン起動3.jpg

「お前が例の! ほんじゃあー行くぜ!!ちゃんとつかまってろ!!」

リオレインの前タンク部分に半乗りの状態を利用しハイブーストを

後方に噴射させ八輪式コンバットタイヤをフル駆動させながら

即座に前方にあった燃料庫に突っ込む

爆炎が上がる即座にトリガーを引き

副砲のマシンガンを密着した状態で発射

「ウイーン ガガガガッ!!」

オロチは炎に包まれる

あまりの急激な加速にオロチの駆動系が空回りし

キャタピラーの音が空しく響く

その時炎に包まれていたオロチは急激に煙を立てて

機体を冷却しその細い両腕で副砲の砲身を掴みへし折った

そしてハイブーストでブレードフレーム部分で急速ターンし

DORAGONを完全に粉砕する、タンクの回し蹴りを喰らったのだ







DORAGONを失ったリオレインは脚部の格納シューター

から2丁のアサルトライフルを取り出す

ジャッカルとローは、すぐさま回避行動に移り2体同時に

弧を描く様に回り続けた。

辺りは静寂に包まれる

ブリザードが粉雪に変わった

ジャッカルは金髪の少しヤツレてはいるがいい面構えをしていた

空を見つめ呟く

「雪、白い・・・白いは死・・死は絶対。」



「・・・・・・(こいつ一体にてこずっている余裕はない、奴の装備、

四機のガトリングガンのHAA、それに打って変わって

俺のは瞬間火力の高いアサルトライフルに105ミリキャノン

オロチの装甲をこの火力で即行に貫くしかない)」

コンピューターに会話認識のボタンを押し言った

「リオレイン 俺が奴の予想する進行方向に急速ターンする

その時に105ミリの自動ロックを頼む」

「了解しました。」

リオレインはバーハンドルを全開に切り前輪がリオレインを

急速に方向転換させ、一斉射撃の体勢に入った

折りたたみ式105ミリキャノンが転回しオロチを捕捉し

両腕のアサルトライフルはDVOにより目標を捕捉、

即座に自動ロックした

リオレインの全武器をオロチの移動方向予知システムで

移動地点に一斉射撃

「ウオーーーーーーーーーーーッ」

雄叫びを上げトリガーを引いた

全砲身がバーストする

オロチに向け発射する弾丸

「なにっ、」

急激に加速しその速さは予知システムを超え

雪の爆炎が散り続ける

「・・・・(これが新鋭のハイブースト)」

その加速で180度が目標捕捉域限界のリオレインの性能を知ってか

ほぼ背面に移動、リオレインもすぐに方向修正する

だが遅かった

オロチのHAAはジャッカルの視点で注視た部位を既にロックしていた

四機のHAAガトリングガンが一斉発射する

「古の龍を狩る方法は、心の臓の前に、その龍の玉、かな。」

リオレインのマニュピレーターを集中砲火し両腕を吹き飛ばした

ジャッカルのヘルメットに爆炎の光で赤く染まる

「落ちろ!」

トリガーを引き続けるジャッカル

同時刻消化と本部に連絡作業をしていたハミルトン達

「ズドーン ゴオーーーーーン!!」

遠くで105ミリキャノンの爆音がなりその後どちらかが

大破してもおかしくない程の轟音が鳴り響いた

無線でローに連絡するハミルトン

「こちら警備部隊ハミルトンだ応答しろ、カメ!」

「ザーザザー」

ノイズの音しか聞こえない

「コォーーーーオオーーーーッ」

またAGの低周波音が響く

その時、巨大な細い腕がゲートを突き破った。

破片が飛び散りマニュピレーターには謎の巨大な缶を持ち

その直後缶を握りしめ蛍光の緑の気体が噴射した。

リオレイン起動4.jpg
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第四話 嵐の予感 [小説アーマードギア]

第四話 嵐の予感


「ウオーーーーン」

ウラバマ州のジオマトリクスエムロードの企業校辺り一帯に

防災サイレンが鳴り響く。

州防災無線、ウラバマ各放送事業者からもサイレン

が鳴り響きその後、TV、ラジオ、インターネットに

避難の指示の放送が入りだした。

街路時の拡声器と信号などのモニターに

「武力攻撃の可能性です。直ちに近辺のシェルターに避難してください」

未確認アーマードギア五体がGMの企業校の

方角へ進撃している情報を、前々から

ウラバマ州UENが所有する偵察衛星を遠隔操作し

その都度その五体のAGを偵察していた。

UENデミトリダス空軍基地の管制塔で

その管制官の軍事戦略担当

ダンジョン・マスターチーフが

しかめっ面で偵察衛星による情報SAR画像を睨み呟く

「上層部め、五体のAGに対して実戦で試作機での対抗策か。」

「こうもゲリラ戦でこちらの死人が出ていると、

手塩にかけて育てたイリウス兵が惜しく

なったのか、だからと言って無人機のオートマタ―を・・・無謀すぎる。」

女性管制官がチーフに

「目標五体の移動速度時速170kmから想定すると

 こちらのAGブシド―八体全機、間に合います。!」

企業校に鳴り響くサイレン

血の気の引き誰ひとりの表情は同じさま・・・人々はその恐ろしさを

知り尽くした者ばかり、この地区の五人に一人は身寄りを戦争で亡くしている

走り出してシェルターに逃げ込む人々、その逆方向に歩いて進む一人の虚ろな表情の

企業女子高校生 ノエル マナ。

一人のクラスメートの男子が彼女に声をかける。

「おいっ!ノエル そっちはシェルターの方向じゃないぞ、大丈夫か?」

その男子の方を向きノエルが答える「・・・・私、ちょっと友達を、探しているの。」

その男子に別のメガネの男子生徒が真剣な眼差しで言う

「おい、テレビ見たのか!マジでやばい、やつらは企業連だ、つまり

 工場内、研究施設もちろん、人材の俺たちも躍起で殺すきだぞ!」

二人は焦りながらシェルターの方に避難していった。

「・・・友達なんていない。死ぬ事が不幸!?

私は今からお前のとこえ・・・シルフ。」

急にその女子は走り出した。


工場AG格納庫に塗装をやり終えたオールドクローズが

ハンガーによって床側にスライドし寝そべっている。

丁度頭部の前方に機体名であるステッカーが貼られていた

その名も 「プラス」

その可変機構の方シールドの塗装を担当していたアレフッド

はよだれを垂らして方アーマーの上で熟睡をしていた。

格納庫にも避難サイレンが鳴り響く

「ウオーーーーーン 工場内に居る人は直ちに係員の指示に従い

 避難してください。繰り返します。」

オールドクローズはただ静かに沈黙し、微動だにしない、

この巨人は何かを知り、何かを予知している様に

ただその時を待っているかの様である。

リオレイン起動1.jpg

GM社のオフィスビルのシェルター地下四階で幹部たちが
大声を立てて会話している

GM役員「校内の生徒全てシェルターに移動中です」

GM幹部「早く全教員警備員に避難させろ
人の力あっての兵器、たとえ機密兵器であっても対等に事を進めるぞ」

一人人道優先な若い幹部社員が全員を鼓舞させる


目つきの悪い男「おい お前!GM極秘マニュアル
 ”機密兵器の保護に関して”を知らないか」

目つきの悪い細みの男が肩に
アレフッドと同じペットらしき生き物を乗せて喋っていた
そこに壁に背を持たれて小声でその幹部に喋りかけた


目つきの悪い男「その機密兵器を巡ってどれだけの犠牲を払ってきたのか
わかるか!」

肩に乗った生き物の目が光りながら睨み始めた

GM幹部「あっあ」

一瞬朦朧として次に人が変わったかのような表情をして言う

GM幹部「しまった俺とした事が」

GM幹部「マニュアルは覚えているな!
時間になり次第機密兵器が格納している関係機関を全て閉鎖する!
それと例の生体兵器をばら撒く!命令は絶対だ!いいな」

GM役員「しかし子供たちや職員を犠牲にするのは後々支障があります」

GM幹部「身内のやり取りなどどうとでもなるは!iBR社の前線行きがいいか」

GM役員「わっ解りました」

GM役員「この区間の扉を閉じろそれとGM警備部隊
にやらすなこちら直属部隊を行かす」

GM社員のオフィスビルに避難用のヘリが下りてくる

GM企業校の警備センターはドーム型の形状で

AG二脚型が入る様に屋根が高い

企業校から500m離れた場所に建てられており

近くには垂直離着陸用のヘリポートが備えてある

GM警備隊格納庫の内部には

中央警備室に二人の男が会話をしていた

「ここに来ての初の出動要請だな。」

黄色い警備服を着たひげ面で白髪交じりのロングヘアーの

老人が答えた。

「ああっ、さっきのブリーフィングでテロリストの数は5、

こちらの戦力はたったの一機、

だから遠距離からAGで狙撃してUENの救援が来るまでの時間稼ぎをする。

、それまで俺に責任丸投げかよって!」逆立った金髪のバンダナをした男

カメハメハ ローが、苦笑いしながらベレッタにマガジンを

込める。

「いざという時の為の警備兵だろ、その代わりに日ごろ戦車に

ワックスだけで給料が貰える、それとテロは四体だろ。」

と老人

「坊っちゃん達の世話に巡回もやってるって

ハミルトンさんはブリーフィング中に何を聞いてた・・・四体

何を根拠に!?。」

ハミルトンはモニターを指さし答えた

二本の柱にモニターが多数とキーボードが繋がっている。

「まあ見てみろ、これはリアルタイムに更新されるX線画像にそれに

解りやすい様にパルスレーダーからの情報をサイズを合わせ

掛け合わせた情報だ」

ローがモニターを見たところ確かに機体数が四体になっている。

その時モニターの情報が更新される

「見ろ! 今出たぞ、第一救援隊は予定通り八体、


 AGのデザイン名(形式名)はブシド―だな。パイロットが

オートマタ-?、なんだっ?」

「ラーメンクイタイ♪ ラーメンクイタイ♪」

「ん?」

ローの携帯が鳴る

「はい こちら カメハメハロー。」

「俺だ イヒト クローゼだ、時間が無い単刀直入に言う」

低く落ち着いた声で話しをして来たのは

ローと火星で友に戦ったと言われる歴戦の英雄

イヒト クローゼだった。

「おいイヒト!救援部隊がAIだと、話が違うぞ!」

「まあ聞けっ、そっちのレーダーでは捉えられない

 なにか特殊なAGと推測される物が一体いる。

こちらにも先ほど見失った今から迎撃態勢に移れ。」

口早に言うと携帯を切った。

「隊長!、早く私も任務に就きたいです。」

若い女性パイロットであるアルテイシア ホークが

緊張感が無いおっとりとした返事でイヒトに言う。

「カイ アル 俺たちは例のミイラ取り計画の情報を掴んでいる

ここで奴らを泳がせる方法が、これからのテロとの戦いを終わらせる

最善の任務と思え」

散切り頭の美系で背の高い容姿をしているが、イヒトクロ―ゼが堅物であった

「アルと一緒にしないでくれる、俺は今日は戦いたい気分じゃないねえ

とっ占いに出てる、地球中心説占いは当たるぜ。」

ポニーテールの馬顔のアジア人風の厳つい男はGM-3000キノアース

の脚部に背もたれ目をつぶりながら言った。

GM-3000キノアースは全長30mもあるステルス型の

輸送機で後部に尻尾の様なカナード翼を折りたたみ収納している

垂直離着陸できる推力を持ち推進は小型低温核融合ロケットで

驚異的な推力を要している。機体前方にAG投下時用の防風シールド

が特徴的な外観をしていた。

一方同時刻企業校周辺5kmにハイブーストの轟音が響く

謎の企業連のテロ集団の一体が強襲行動に移っていた。

少し灰色がかった白いタンク型AGその頭部のメインカメラは

アヌビス神を思わせる、企業連のエリート純白の大蛇 オロチだった。

リオレイン起動2.jpg
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第三話 光の壁 [小説アーマードギア]

第三話 光りの壁


高度3000m上空 一機のステルス戦闘機が音速のスピードで

飛行している、



「こちら シックスティーンβ
 
ターゲットの熱源を感知、これより爆撃を行う。」

ラトラビアの隣町,UENのデミドリダスの管制塔 パイロットの

無線を管制官達が聞き取り、一人の管制官がチーフである男に

手でサインを出し言った

「ターゲット北緯32.1 東経133 ウラバマ州五番道路、

北北東の方角にむけ進行中
 
熱源の量によりおそらくAGと思われます」

部屋はざわめいていたが、かん高い声が部屋に響く

「どこの勢力かは分らないが あそこら一帯に企業連の攻撃対象と

なるのはGM社の企業校だけか・・・。」

3Dの立体地図を指さしながら振りむき叫んだ

「ファントム部隊をすぐに出撃させろ!」

管制官がせわしなく伝令する

「了解 第一対AG部隊は直ちに出撃して下さい」

「第一対AG戦闘部隊が役に立つか、見ものだな。」

戦闘機のGM-1000su が急旋回し爆撃体制を整える

ミサイルのハッチが開閉しすぐさま大型の対AGミサイルを投下する

ミサイルが自然に落下そして徐々に先端が垂れ

雲を突き抜けた

そこには五体の人型の様な巨大な機体が進行していた

その時

「ビィィンーズドォオン」

ミサイルが赤い閃光によって迎撃されたのだ

迎撃シーン1.jpg

その閃光をたどる

巨大な肩に内蔵された強力な中性子赤外線レーザーであった

そこに一台の自動車がオートマチックで走行

中にはまだ異変をしらずにコーヒーを片手にくつろいでいる

その自動車にAIがよけ切れず正面衝突する

その巨大な機体は広い道路であるが

全てが殺気立っていて通行する物を全て除外した

そして車の安全機能によりなんとか生き延びられた一人の

女がカメラでその五体のAGを撮った

白いAG・・だがその白さに赤い血などは

想像もできなかった。

迎撃シーン2.jpg


 
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第二話 少年の視点 [小説アーマードギア]

第二話 少年の視点

雪が漂漂と降る夜

少し雪が降り積もった低い丘の上に

少年が一人立っていた

人と待ち合わせる場所でもない

いかにも孤独を望んでいる
様にも見える

その時遠くの道路で

少年は二台の巨大なトレーラーを見る

その巨大差は全長16メーターを超え
いわくありげな迷彩色のカラーをしていた

トレーラーは遠くに走しっているが
燃料電池で回るモーターの音が少年の丘まで響いた

「・・・軍事用? あまり見ないな。って、どうでもいいか」

少年はうつろな目で答えた後、肩に乗っている

謎のロボット風のペットらしき生き物に
ペットフードやっていた

その生き物は柔軟なひもの様な足を四本垂らし
鳥のクチバシにかわいらしい球体の目がついた
見た目をしており
クチバシから舌で器用にペットフードを食べる


「お前は、いいよな 何もわからなくて」

トレーラーは走り去って行く、その方角は
珍しく少年の学校の方面を走って行った
小説1.jpg

ラトラビア国 ウラバマン州の海岸沿いの町

に高度な企業人を同時に育てて
他企業に即戦力の人材として斡旋する。

それを経営にする企業設立高等学校がある

その運営する企業名ジオマトリクスエムロード

アーマードギアやその他の高度な操縦技術が必要と
される大部分の機種に、脳波を感知しダイレクトに
機械を動かす技術が必要だった

その為この業界は
世界レベルで発展し最も競争が激しい

この企業は業界のトップクラスのシェアを
確保しているが

裏では人を縛り付けた英才教育であり

幼少から青年までに脳が記憶や技術を習得する
事に没頭させまるで仕事の為だけに生まれてきた
かの様な状況である

少年はそこに入学している二年三組のスタンダード
キャリア科といういわゆる、落ちこぼれである

学科を名目に表では対等に裏では差別を計った内容だった

授業の内容もエキスパート エンジニア科を補佐する内容

事務や研究用サンプルを管理する工場の
資材管理などを行う

これは実技だろうか、
 さっきの少年がフォークリフトを操作し
資材の運搬を行う。

すると

二人の不良がフォークリフトを操作中に目の前に堂々
と立ちふさがり少年を睨みつけた

「またかっ・・・おい どいてくれよ」

二人は微動だにしない

「お前ちょくちょく一人で外に逃げて何してんだ。

   俺らが怖いかっ ああぁっ おいっ! 」

 少し体格のいい目つきの悪い男がいやみたらしい
言い回しで喧嘩を売って来た

 「スタンダードのアレフッドちゃんは今日も
  いじめで泣いちゃってたって訳。」

もう一人のボサボサ頭の金髪が茶化す。

アレフッドは業を煮やし

「はーっ」

とため息を吐いてフォークリフトから飛び降りた

いつの時代も人は理想やモラルを重んじ進化してきた
が、・・・変わらない。

所詮 頭のいいサルどもだ自分も含めて
いわゆる劣等生と優等生の差別化による
いじめは絶たず、

教師も暴力行為以外は処罰を許していた

「そんなに邪魔したきゃ勝手にどうぞ
 俺は休めるし、言い訳するときお前らの
 名前あげるし。今時喧嘩なんかできないだろ
 どうせ。」

面倒臭そうにあしらうアレフッド

 「おいっ!モヤシ テメーのそういう態度が気に食わ
ねえってんだよ! 反省しろ!」

これ以上どうしろと言うのか自分では我慢したほうだった
その瞬間

 「 ドカッ 」

 「ブゥゥッッ」

左手の拳が勝手に頑丈そうな頭部を拳打していた。
真ともに鼻に直撃し軽く鼻血を吹いた
小説2.jpg

 「この お前 」

体格のいい生徒は左手で
  掴みかかり右手で殴りかかろうとした
その時
 二人共後ろの方へ急激に距離が離れた

 「やめろ こら」

 慣れたように低い渋い声で二人を引き離したのは
屈強な警備兵である男、

丸でスワットの様な体格をした大男が仲裁して来た

ジオマトリクスエムロードの正社員である警備兵の
カメハメハ ローであった。

彼の噂は絶えない火星出身の火星人とは自負しているが
多くを語らず歴戦の英雄なのか、はたまた戦闘はズブの
素人のお飾りなのかは不明だ

 「こいつ 殴りやがった 終わりだお前 
 カメ早くこいつをショピいてくれ」

 息を切らしながら許してくれと嘆願するかの様にアレフッド
 はカメハメハを見つめた。

 「まーっ、仕事の邪魔した件もおおやけになると
  やばそうだぞって、ことで今回は多めに見といてやるよ」

 と茶化す。

 「多めに?! どっちの話してんだよカメ
  俺は殴ってないぜ」

 と体格のいい男は言い返す

 「仕事を邪魔すると退学法てのがあってな
  障害だの言いたければ。郊外での話だ!」

 「後ちゃんと校則に喧嘩両成敗て書いてるからよ!」
 と最後に言った内容で二人は校則の第二十二条を
 思い出した

 「目には目かよ」

 と呟く二人。

 「所でお前ら黙っといてやるから手伝え。」

 と言うと強引に第一倉庫に連れていく

 二人ずれのもう一人は怖くて逃げたみたいだ

 クリーンルームエアシャワーを防塵服を着た二人が浴び
 扉の前に網膜スキャンと自動指紋識別システム(AFIS)
 を終える

再び強引にクリーンルームの第一倉庫に連れ込まれた

 そこには驚くべき光景が広がっていた

 あまりの驚愕しただただ目を丸くしていた

 そこには二機のアーマードギアがそびえ立っていた

 二機とも、丸ですらりとした人の様なボディを
 しておりロボットと言うより巨人である

 純白の機体は両肩にシールドを付けており
 足は逆間接のドラゴンの様な形状をしていた

 頭部まで丸でドラゴンの様な形状をしている
 青白いもう一体は頭部はサメの様な形状に
 足は同じで、背部に巨大なワイヤーを装備していた
 
「アーマードギア・・・」

 口を開けたまま呟くアレフッド

 「いや正式には 遺伝子を改良した新人類様に作られた
  アーマードギア オールドクローズだ」

 「すげー、ついに俺たちは人殺しの道具の実務勉強も
  やっていくて事だな 」

 体格のいい不良が答えると
 急に難しい顔をして答えるカメハメハ
 
 「お前らと企業は考え方にギャップがある
  お前らにとっては一個人を大切にする企業という考え方
  企業にとっては人はコマそして業績こそが人が存在する理由だ
  これからお前ら本気で実力をつけなければ
  確実に排除される」
 
 「俺たちのやる事って何」

 口を開けたまま茫然と立ち尽くすアレフッドに対して
 楽しんでいるかの様な不良のザングーだった

 「オールドクローズは 名ばかりのパワードスーツで
  大量のナノマシーンを使った、バイオスーツのハイテク機だ
  あの装甲が?がれている部分のフレーム取り付け頼むわ。」
  
 そう言って道具とマニュアルを渡しそうそう立ち去るカメハメハ

 さっきの喧嘩が嘘のようにコミュニケーションを図りマニュアル
 を読み続ける二人

 「グワアアッ ゴゴゴゴッ!!!!!」
 
 オールドクローズが丸で生きているかの様に動いた
 一人で勝手に。

どうやらバイオスーツではなく
 何らかの生体兵器である事にうすうす気づく二人
 だがどちらが正しいのかは分らない
  
 「逃げた理由はこれか」
 
 まだ口を開けたままのアレフッドは一人の少女を
 見つける、

最近転入してきた女子生徒だろうか
 暖房設備の風から髪が揺れた
 なにか思い込んだ表情の瞳をしていた。
小説3.jpg 
続く 
  
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第一話 始まりの戦火 [小説アーマードギア]

第一話 始まりの戦火

ウラバマ湾、水深500m

突如として海底の監視システムのソナーは
液体ロケット音を感知する

だが時はすでに遅かった

数十ものミサイルが一斉に
寸前の狂いもなく監視システム群を爆破する。

その直後、一体の人体に似た
巨大なロボットが水の抵抗を受けにくくし
ダイバーの様に水平にし
監視システムに急接近してきた。

パワードスーツロボットである
紅のアーマードギアが完全に目標を
沈黙させたかを確認するためだろうか

高精度の水中音響通信により

「ターゲット全機撃破、通信経路のケーブル

そして迎撃機能なし。」
海戦シーン1.jpg

少し渋い低い声で眠たそうに話し
、最後にあくびをした
「了解。このまま進行、
荷物の下ろす座標を再確認した」

紅のアーマードギアの後方に黒くかすかに淀んで見えた

影が徐々に現れる

大型兵器輸送潜水艦 ブルーランゴリアスだ

流線形のボディに後部は二本の艦艇に分かれた
構造でまるで水中を行くスペースシャトルである

艦内にもその通信は伝わる

「荷物!俺たちがか
これだから傭兵気取りの尻軽共は嫌いなんだよ」

そう今極秘のミッションを受け持っている

ブルーランゴリアスが運ぶのは五体のアーマードギア

しかし輸送する側は
新生種イリウスという荒廃した世界に
順応した高度に遺伝子改良された人間、
その部隊の集まり、

彼らは他企業やテロリスト国などと
時として敵と味方に渡り歩く傭兵、
全く別次元の存在として今置かれている。

「・・・ふっ、しかし今回の仕事は自分たちの
利益、不利益どちらだろうね。・・」

もう一人のやせ細ったニヒルな笑みを浮かべる

一人だけがイリウスだけが駆れるアーマードギア
の横で項垂れていた。

目標地点に到着し皆が安堵の息をついた。

海底の断崖絶壁の深さは1000mを超える

その海底からある浜辺に五体を着岸させるミッション

紅のアーマードギアに盾にガトリングガンを装備した
近接使用の機体だ、盾であるシールドには
魚雷を受けた後がある

そうすでに後の戦闘で無人潜水艦の攻撃を
受けた後だ。

紅のギアに青白いもう一体のギアが
低速で近寄って来た

「やっぱりギアの水中戦の迎撃はきついよね。
エボニー」

軽く笑いながら、フォローするそのまだ幼い少女の声

「ああっせっかく戦闘機のミサイルも迎撃できる
重ーい、レーザー積んでんのに馬鹿みてえ」

「お前は後方で援護してたからな」

その瞬間

「ハッチを開く、ハンガーラック上昇、固定ポール解除。」

五体のアーマードギアが一斉に上昇していく

「ミッション完了帰還してくれ。」

エボニー「了解」

ルルフォ「了解」
海戦シーン2.jpg

 
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第九話 赤い蝶 [小説アーマードギア]

第九話 赤い蝶


高度に発展したアークレス街

そこに365mのビル最上階で
会見が訪れていた

カメラが回り記者が会見に訪れている

ピンクのロングヘアーにモデルの
様なスラットしたスタイル

顔は童顔で少し猫目をしている

ズッーッ
「私みたいな者でもパイロットに慣れ
モデルもこなしそして歌手にもなれると
皆さんのお陰です!今度のコレクションも応援よろしくね」

紅茶をススリ会見に答える
クロウス ワイバーン

記者「有難う御座いました 
今度の会見も宜しくお願いします!」

クロウス「はい!こちらこそ宜しくです―」

記者たちや機材が去り
クロウスの携帯が鳴る

着信音楽「私の~下には糧となりし群衆 
でも幸せ~なの皆~」

クロウス「何!うざい会見で気が
立ってんの早くしてよ~ルシエル」

ルシエル「解かってるって どうでもいいけど
あの真逆性格のブリッコぶりはいつ卒業するのよww」

クロウス「泥臭いUENのマッスルガールに
言われたか無いわよ!!」

ルシエル「珍しくあんたを見習って私もチャレンジよ
これを見なさい」

携帯から映像が送られてくる

企業のロゴが移りスーツを着た
会社員が石造りの家を背景に映っていた

クロウス「これが何よ!」

ルシエル「もうすぐよ!」

すると男の背景に上空を飛行する
緑のAGそうルシエルの愛機ドフライだ

だがもの凄く小さかった

ルシエル「宣伝に私たちの軍が宣伝したのすごい」
 
プツン プ― プ― 
携帯を切ったクロウス

執事「お嬢様 もうそろそろ勤務の時間です」

クロウス「わかった」

ドレスを掴み脱ぎ下には
パイロットスーツが出てきた
ルシエルとクロウス.jpg

少女が口笛を吹き始める

「ルールルルルー」

「ハアッ」

「私の声が聞こえるか!
巨人どもよこの大地に生者のいる限りに
起こる戦を広めよそして全てを治めよ」

うら若い少女が広い平野に一人突っ立ている

声が平野に響き上空に声が木霊する、すると

空が青い粒子が広がり
瞬く間に黒い球状ができた

その球状は停滞しさまざまな
超音波の波長をイメージさせる光波が飛び交う

少女がまた大声で叫ぶ

「巨人よ私の声を聞きその姿を
現せそして知れすべての情報を!!」

ミイラ取り作戦の真っただ中、
違う都市で事件が起こる

「アークレス州 ウォルトン街北西部に
高エネルギー反応!」

UENのデミトリタス空軍基地の
情報管理センターで大声が飛び交う

暗いセンター内部で映像機器類が
オペレーターの荒んだ顔を照らした

「レーザー測定計による重力波も測定 
重力波からするシグナルにより
オールドクローズと判明しました。」

ダンジョン・マスター「遠い街の事件もここの管轄とは」

無人で状況を確認するシステムにより
半球先の情報もリアルタイムで伝わる

ダンジョン・マスター「パターンは何番目だ」

「おそらく未確認の六番目・・六号機かと」

ダンジョン・マスター「なんて事だ この災難にあの災難」

「そしてこの仕事量でしょ!」

「メナスか!こんどの輸送はっ」

「アークレス街でしょ!
それに及ばない既に近郊の偵察部隊が
予定を変更してそちらに手配しました、」

メナスと言う女性はUEN所属の
輸送部隊リーダーの役割を務める

長身で今はブラウンに染めている髪だが黒髪である
F キノアース.jpg

主に空輸だが爆撃任務という危険な任務もこなす

「チーフ現場に近い偵察部隊と連絡取れました
BOM連合第四偵察部隊とです!どうぞ!」

「UEN連合デミトリダス空軍基地
チーフのダンジョン・マスターだ
緊急事態だ近隣のオールドクローズの
案件の事だがこちらが請け負う
指示があるまで動くな」

偵察兵「何の権限で命令している
こちらの領土での案件であり
全てはこちらが決める
逆にそちらの軍隊を送ったとしたら
こちら問答無用に迎撃の準備はしている」

ダンジョン・マスター「なに!どういう事だメナス!」

メナス「BOMの一人が無人機を操る部隊、
未確認の六号機の出方を見るには最適かと」

ダンジョン・マスター「BOMの無人機を操作する技術を
買っての判断か!
無人機だから死人も出ない
オールドクローズの出方がわからない
こちらとしては好都合だな!」

メナス「しかも最新機BOMA66-シクの部隊、
六号機の力量を測るにはもってこい」

BOMA66-シクは海中から空戦と
オールマイティに得意場所を持った機体

中量二脚のごつごつした追加装甲を
装備したショルダーアーマーをしていて

右腕に大型パルスライフル左腕に
大型キャノン砲が内蔵されたシールドを装備

左右背面に六十ミリレールガンが装備された機体
AG シク.jpg

田圃の平野に一人コートを着た少女が
一人赤く染まった空を見ていた

空に浮いた赤い球体から
顔のようなものが出てくる

少女「ワームホールが未完成、
そこから強引に出ようとしている!」

空軍基地OP「重力波またも変異!」

OP「BOMからの映像をつなぎます!」

メナス「赤い球体!何か紐の
ようなものが現れ消えたりしてる」

OP「これは!未成熟の状態」

偵察兵「各機持ち場につきました!うぅつ光が」

ギュイインズドオオウ!

その時赤い球体から細い人の手の様な
稲妻が周囲を囲んだAGシクを貫いた

偵察兵「何!!!」

周囲のAGの十機中九機が赤い手によって大破

偵察兵「こちらベリオルス無人機が全機大破した、
赤い球体から一時離れる」

赤い球体から血文字のようなものが下にいた少女を囲む

少女「私の名はナターシャ、巨人!貴様はなんという」

血文字「ワークス ワクスー ワクッス ワクス!」

ナターシャ「・・・・この子 知性が低いの」
AG 四号機.jpg

映像を見た空軍基地の役員たちは
言葉も出ず映像を直視していた

ダンジョン・マスター「ほぼ全滅 二号機の時のように
対話のたの文字もない」

メナス「移動している」

血文字「オレ ウルサイトコイク」

OP「六号機 アークレス街に向かっています!」

アークレス街防衛情報管理センター
アークレス街は
もともとハイテクなビル群をキューブ上のコロニー内に収め
高度な経済性と移住性を確保していた

役員B「シェルター許容集人数をオーバー閉鎖します
 第一防衛ライン 防衛システム全待機」

役員A「避難警報、全運通機関 避難完了しました。」

BOMチーフ「対話は無理なら何としても
殲滅させなくては!」

ベリオルス「防衛本部へ今から言う所まで陽動を頼む!」

役員C「この作戦!無理すぎます!チーフ」

チーフ「黙れ俺に逆らうな!全軍かなり
荒いやり方だが、頼んだぞ!」

役員A「ポイントC全砲台、SAM、
空戦部隊ルート1の以外に目標が移動した場合砲撃!」

空戦隊員「了解 予定のポイントまで陽動を開始する」

全防衛機関が作戦通りに陽動を始める

赤い球体は今度は雲のような状態になった、
飛行を開始する六号機

兵士「目標補足、発射」

兵士2「発射!」

空戦隊員「ケラカトルを機動させろ!
おい出番だストラトス!」

ストラトス「はいはい 
やっとリアル鬼ごっこができるコイツでなあ」

第一空戦部隊隊長「これより陽動作戦を行う
相手は未確認の生体兵器オールドクローズ四号機!
皆暴れてこい!」

赤い逆間接で飛行ユニット装備した
空戦部隊のケラカトルが発信する

キューブ形状をした町の外壁から
砲撃やミサイル攻撃が乱雑した

ズドドーン ズドン ズウン!

赤い球体の細い手は伸び闇雲に迎撃システムを破壊する

ストラトス「持ち場についた」

隊長「発射!」

ダッダッダッ!

ケラカトルの腕マシンガンが一斉射撃をする

ズドドオン!ズドン

赤い球体は見た目は無傷だがその弾丸の衝撃により

豪快に施設の外壁に当たり続ける

ズッズッズドドン

チーフ「ハッハッ飛行部隊め
四号機の首根っこを掴んだか!」
ケラカトルAG.jpg

役員B「ポイントC全砲台消滅 
赤い光源によるものです!!」

チーフ「キューブ街第十二外壁扉を開けろ!」

キューブ街の外壁扉が開口する

チーフ「ベリキュロス頼んだぞ」

ベリキュロスというパイロットは大柄な女性でロッカーの様な

ハリネズミの様な髪型をしている

豪快な性格をした現役のロッカーでもある

ベリキュロス「よう!歓迎するよ 
まずは食らいな!!」

右腕のロングパルスキャノンを発射したが、
赤い球体がそれをブラックホールのように吸収し
受け止めた

「エネルギー兵器も効かないとはアンタ何者だい」

ベリキュロスの機体が
左右背面のレールガンを起動させる

ダンッ ダン ダン!!

接近する六号機、赤い光源をフェイントを
かけて回避するベリキュロス

その時ベリキュロスは起伏した鋼鉄の塔に飛び上った

迫りくる六号機と赤い光源の手

その高原中央に左腕のキャノン砲をぶち込む

ベリキュロス「最後の足掻きだよ ほらよー!!」

スドン!!少しひるむ赤い球体

六号機「アレハ!」

なんと塔に反物質が入った都市の
ジェネレータの上をベリキュロスが登っていた

ベリキュロス「こいつを破壊するきかい!」

反物質の缶をつかむAGシクのベリキュロス!

赤い手を出した直前両手を掴み引張るAGシク

ベリキュロス「出て来い本体!」

赤い光源の球体の手を引張るシク、
熱で溶けていく腕部
ベリキュロス「ここじゃない!
ならここでどうだぁぁぁっ!!」

足で球体を蹴って、赤黒く固い装甲を割り始めた

ベリキュロス「うぉぉおおおっ!」

赤い球体がひび割れていく

チーフ「赤い光源はエネルギー体ではなく物質か!」

赤い球体からヒト型のAGに似た姿が現れる

六号機「シャーッ」

遠く離れた平野にナターシャが呟く

ナターシャ「赤い蝶が羽根が開くそして
新しい姿を手に入れこの世界で輝く
その命は決して止まらないどの様な過酷な運命でも」
第九話 赤い球体.jpg

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第八話 希望 [小説アーマードギア]

第八話 希望


オールドクローズ 三号機-プラスが前傾姿勢で真直線に
ツーツーのビックベアに切りかかった。

ツーツー「速度 時速850km 来るぞ!」

っと言った直前、三号機の間合いがビックベアの
右腕部に達し、右腕部を切り裂いた

ツーツー「くっ右腕がっ!」

豪快に腕を切断した後、
腕のマニピュレーターのワイヤを毟り取った

雪が爆風と共に辺りを舞い
光学センサーを無力化する

ツーツー「密集態勢をとる!」

四機は一か所に固まり360度全方位を見渡した

ツーツー「どこえい行った!?」

シンプル「上だ!くるっ!」

ズザン!

背面の背筋部分を深くニュークリア ヒート ブレードで
切り刻まれそのままスパローの
スナイパー胴体を流し切りで一刀両断し、
後ろのビックフッドをショルダーシールドに
装備されたワイヤーを絡めて捻りつぶした!

シンプル「後ろ!上から!」

三号機がうまく不意をつけたのは雪の煙幕の中で
密集態勢の四機のほぼ中央上空の死角から四機に迫ったのだ!

シンプル「これでどうだ!」

HAAのガトリングガンの砲身を向けるさなか
三号機は驚異的なスピードで
クラーケンに迫り強烈な蹴りを食らわした!

胴体の脊髄の神経回路を断たれ崩れ落ちるクラーケン

四機が大破し沈黙する!

ツーツー「くっまだ来るぞ!あいつは生身の人を狙うのか!?」

三号機「コレカ」

ビックベアの背面のエネルギータンクを手で毟り荒す三号機

ガチャ!バキッ

超機密タンクを取り出し中身を歯で噛んで中身をすすり食った

ツーツー「反物資の入ったタンクを食べている」

スパロー「これが生体兵器の捕食!気持ち悪い」

シンプル「やばいまた来ます」

三号機「コヤツラ、エモノヲヘシオッテモ、
マタオナジコトヲクリカエス、シヌマデ。」

クラーケンのコクピットにブレードを向けた
切り裂こうとした直前

「おい化けもの俺をやれ!」

ドザアアア!

深く雪が被った地表から白いAGのオロチが現れた

ドッドッドッドッ!!

四つのHAAガトリングガンが三号機を完全に捕え、
弾丸が装甲を貫き青い血が噴いた

ジャッカル「効いた!まさか。」

ガトリングガンを避けようとしジグザグに
上空を飛行する三号機

ジャッカル「無駄だ俺に死角はない」

敵機を睨むだけで相手を捕えるFCSが
完全に三号機を捕らえた

砲撃を受けながらも飛行して回避しようとするが
オロチの目は鋭かった

対空砲と化したオロチ それを必死に避ける三号機

スパロー「強いあの機体 あれがイリウス機の性能」

ツーツー「機体の潜在性だけではない、
パイロットがそれを応用的に使用している」

ジャッカル「チッ弾切れか!」
第八話 1.jpg

オロチの弾が尽き勝負があったと思ったその後

ジャッカル「メインコンピューターをオートバトルから
モーションスーツ対応に切り替え

ブースター機動モジュール 軽量二脚スラスターに変換
 エネルギーパイプ切断
タンク装甲パージ、背面装備パージ、
格納部オープン、両腕にナックル装備!」

様々な操作を行うジャッカル

オロチのタンクの装甲部が外れそこから
軽量型の二脚が出てきた
第八話 おろちパージ.jpg
モーションスーツのシステムが
二脚オロチの操作を行う

ジャッカルはすぐさまハイブーストで接近し
シリンダーアームで伸びる腕で
三号機を強襲する

ズン!

伸びた腕で攻撃されビルの
内部にめり込む三号機

ジャッカル「やはりだ! 今の奴のパイロットとの
脳波のシンクロ率では
せいぜい高速に飛行するか
強靭な腕や足で攻撃するしかできない
パイロットとの脳波のやり取りで
オールドクローズの実行できる行動は
増えていくのがその仕組みだ。」

ツーツー「ジャッカル 攻撃のやり取りからパイロットは中に
保護されている形で意識がない見たいだぞ!」

ジャッカル「今のお前に本当の力はない」

ワイヤーアームで胸を突くオロチ

三号機「グッガッ!」

また高速で斬撃を繰り出す三号機その剣劇は続く

三号機「エイエンニコロシアイヲツヅケルモノドモメ!!」

ハミルトン「早く救助しろ、
心肺の停止はまだないまだ助かるぞ!」

ジャッカルのオロチに強襲された
はずのカメハメハ・ローの友人が生きて救助していた

近くの企業校の屋根に突っ込む三号機

ハミルトン「くそまたか!先生まだ助かるぜ!お前らいくぞ」

(助かる)失神していたアレフッドだが
その声が彼の耳に響いた

アレフッド「助かる・・まだ助かる・皆に会える
俺が、俺が助ける!」

起きて状況を一瞬に飲み込んだアレフッドは
真っ先に目の前の敵
に全てを賭け過去を払しょくしようとした

アレフッド「うぉぉぉおおおおおおっ!」

「脳波良好全機能回復しました」

三号機がいやオールドクローズが目覚めた

ジャッカル「なにっ様子がおかしい!」

アレフッド「お前かすべての元凶は!」

なんと無線でもないのに声がジャッカル達に響いた

ジャッカル「なんだどうやって!お前は!」

アレフッド「俺はこの企業校の生徒そして
目の前の化けものだよ!犯罪者」

ジャッカル「なんだと正式な軍に認証した
パイロットでもないのに動かしていているのか!
それよりお前、どうやって喋っている」

アレフッド「うるせいよ!しるかよクズ!
分かっているのはお前らの幼稚な計画が失敗し
牢獄暮らしのお告げをしてやるだけだよ」

ジャッカル「さっきから調子に乗りやがって!
お前ら企業人は裏で行われている重要事を何も
知らないあまちゃん共だろ」

アレフッド「分かるかよ人殺しがを簡単にできる
その神経がよお あっさっき言ったこと訂正するは
お告げはお告げでも地獄いきの告げだぜ!!」

三号機の姿が消えた・・

ジャッカル「これが本当のオールドクローズ」

一瞬にオロチの上部を取り渾身の斬撃を繰り出した

アレフッド「死ねええええええええええええ
ええええええええええええっ!」

大破するオロチ

ジャッカル「くっ くそ!」

上空に消える三号機

ミイラ取り部隊の全機が破壊された
第八話 タイマン.jpg

若さという暴力と自分のやったことを
最も悔いていたジャッカルは完全に
精神的に淘汰された

ピーカー「ほら 皆帰るよ!」

そこに現れた最後のミイラ取り
部隊のAGエリアントだ

高い積載量がある逆関節の脚部に
AG用救難救助用カッターを右腕に装備
左腕に40ミリマシンガンCR-M99を装備
背面に人が搭乗出来るコンテナがあり
マイクロアームで器用に登場可能な
機体 円盤にライン型のカメラがある

ウーツエ「ピーカーーッシンプルが危ないよー
早く助けてやってよー」

ピーカー「比較的損傷の規模が
大きいのから助ける黙ってな!」

右腕の刃物が高速で回転し凹んで
開閉ができなくなったコクピットに穴を空けた

ピーカー「次はシンプルか」

ウーツエ「シンプルがシンプルがー」

泣きじゃくるウーツエ

ピーカー「刃先内部に到達三十センチ
移動この支点より
X50 Y60 移動・・空いた」

シンプルは意識が薄かった

ウーツエ「シンプル!大丈夫か!」

シンプルを抱き上げるウーツエ

シンプル「皆無事 私もうっ長くないかも!」

「神よーーーーーーー神様、ああっゴッド」

あまりの大声に二人は転げ出るシンプル
とウーツエ

「私にこの注射をする勇気を与えください
この長い長い
一センチもある針の苦痛に耐える
勇気をお与えください!」

大声の主はジャッカルだ

シンプル「一センチ、一センチっておい!」

さっきのセリフが嘘化の様にって、嘘だった
ツーツー「じゃあ 尻に ハイっと!」

ブツ!生きよいよく射すツーツー

ジャッカル「ヌウオオオオッオオマイゴット!」

へっぴり腰をつくジャッカル

ピーカー「今日も動物園を救ったよエリアント!はあっ」

後方に飛行物体のエネルギー反応があります

コンピューターが告げる

だが全方位を見渡しても巨大な機影は確認できない

スパロー「なに目視できる範囲で消えれるの!」

ジャッカル「三号機か!?」

ノエル「私は無抵抗です二号機を預けたいのですが

一つ条件があります 
私の身柄を確保してほしいのです」

ジャッカル「これが二号機」

ピーカー「確保って連れて行くだけか?」

ノエル「はい そちらの計画に賛成です」

ジャッカル「まさかツープロジェクトことか!」

ノエル「二号機いやシルフが
すべてを教えてくれました!」

ピーカー「ミイラ取り部隊が人助けねえ
 いいわついてきな」

ツーツー「これから上層部に連絡する、ミイラ取り作戦は成功だと」
第八話 4.jpg
アレフッド「ここからこう開ければハッチが開くのか・・もう疲れた」

精神が崩壊しかけたアレフッドは
三号機を飛行中にコクピットから乗り出した

アレフッド「高いな 
ここからなら落ちるまでに失神して楽に死ねそうだ」

ヤメタマエ ショウネン

アレフッド「生体兵器なんだおまえ意識があるのか」

三号機「サキホドノ タタカイ ミゴトデアッタ」

アレフッド「ああっ もう十分さ 
もう右足は腐ってるよな
もう学校には戻る気力がない 
もう俺には友に生きていく人がいない
一人ぼっちさ」

三号機「キミハヒトリデハナイ 
ソシテジブンノアシデ イキテイケル」

三号機は過去の映像をフォログラフィで見せた

クローゼ・イヒトが学校を訪れ卒業したのちに
引き取りたいと言っていた事や
深く傷ついた足が完全に完治したこと、
そして幼馴染のアリソスが火星から
アレフッドに会いにやってくる事も

三号機「ショウネンヨ マエヲミロ 
イイミライガマッテイル」

雲から太陽が出ってきた

そこから光がアレフッドを照らした

それが非常に本当に奇麗だった

アレフッドは瞳に涙を貯めながらいった

アレフッド「うん」
第八話 5.jpg

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第七話 巨人の記憶 [小説アーマードギア]

第七話 巨人の記憶

第7話 9.jpg

八体もの新先鋭のブシドー部隊に
囲まれた四人の傭兵
滞空戦から地上戦へと
戦いの舞台は変わった

四機ものブシドーに対して
陽動作戦を展開するシンプル

後の四機は重装備型のAGを
ツーツーが銃撃戦の盾となり

自動ロックオン機能を持つスパローの機体スナイパーが
360度周囲を取り囲む全八機の機体を牽制射撃を行う

ズドオウゥ!!立ち上がる爆炎と轟音

そして上空を見上げて渋い表情をするウーツエ

上空にはキノアースの爆撃攻撃が待ち構えている

ウーツエ「うーしんど!AGのフィードバックされたこの態勢が変」

ウーツエはミサイルの迎撃姿勢を取っており

AGの姿勢がフィードバックされている
態勢は老人が杖を突いた態勢であり
背面のこれもまたしかたなしである

ズッドドオン!

ブシドーのライフル弾がクラーケンの部位装甲をかすめた
シンプルはまだ先ほどの毒された兵士の事を悔んでいた

無理もない今まで警備システムや
無人戦闘機など人を殺めたことなどほとんどなく
今に至ったのがシンプルの経歴である

ウーツエ「シンプル少しは牽制しろ!!」

シンプル「分かっている私は悪くない」

ウーツエ「だめだ聞いてねえ
・・・(仕方がねえ奴らの無慈悲なとこを分らせる!!)」

ビックフッドは地面に落ちている石を取り
そしてシンプルのクラーケンに当てた!!
カン!乾いた音がした

ウーツエ「上からだシンプルだめだ!
奴らハンパねえ!このままじゃっ」

ドゴゴゴッオオオ!!!対空垂直ミサイルが発射された

シンプル「私のクラリス(クラーケンの事)に傷をつけましたね
!しからば連れて行こう地獄えと!」

ウーツエ「ははあーっなんまいだぶっ!」

シンプルの二重人格的な形相に怖れおののいた

クラーケンの垂直ミサイルは途中で
内部の拡散ミサイルが再発射された

上空のキノアースをたまたま密集態勢を
とっており拡散ミサイルが
まんべんなくヒットした

ゴオオウウ!!燃え尽きるキノアース2機 
後のキノアースも離脱した
第7話 10.jpg
スパロー「追加の弾を装備する!」

マイクロミサイルのGM BEE2の追加弾装を装填した

サイクロ「そうやすやすと暇を与えるか!! 
今だミサイル野郎が弾切れだ!!」

ブシドー部隊が近距離使用に装備に変えた

スパロー「ちっ崩れたか!」

だんだん遠距離で安全地帯から射撃していたのを
ずるずると全機が円の中央に近寄ってきた

ダァアン!ダァアン!!接近しながらハンドガンを
唸らすサイクロのブシドー

カン!スナイパーの部位装甲に銃弾を食らうまだ
至近距離ではないため致命傷ではない

スパローのEN銃をもかわすしなやかさを持つ
近距離使用のブシドー

スパローの攻撃は一発はかすめたが後の
3発は空を切った

スパロー「当たらない!くそ!喰らえ!」闇雲にトリガーを引いたその時

スナイパーの肩に後方から手を乗せた衝撃で
回避行動を取り当たらなかった射撃を
食らってしまったブシドーがいた

サイクロ「なに 胴体下神経系統がやられただと!!」

ウーツエ「不幸中の幸いとはこの事だな!」

低い悪魔のようなボイスとフェイスに変更して
自分に酔っている女がそこに居た

スパロー「なんだその顔は!マジな戦闘でやる事かウーツエ!」

ウーツエ「そんな小柄で
AGに乗ってるよりはふざけてない、フォー!!」

スパロー「さっきまででくの坊だったくせに
じゃああの二機をやってみな」

ウーツエ「まかせな!」

逆関節の足のバネと反重力モーターハイブースト
をフル稼働させ

一機目のブシドーの首をハネもう一機の
AGの背面を杖で突き破った

着地を決めメインカメラが露出した!

第7話 11.jpg


コーツブレイド「向こうの得物は私と同じ近接仕様ね!」

背面を破壊されたコーツブレイドのブシドーと
ビックフッドがはち合わせた

ウーツエ「一番厄介な奴が居るな」

いきなり不意を突いた攻撃をしかけた
ブシドーがナックルで攻撃しかけたが
ウーツエの怒涛のごとき
エネルギーカットワンドの攻撃は熾烈であった

崩れ去るブシドー

コーツシールド「コーツブレード後はまかせます」

コーツブレイド「負けない 
上位ランカーだが知らないが 近接戦で私が負けることはない」

第7話 12.jpg

ウーツエ「おらおら来なよー!!」

コーツブレイド「まいる」

ウーツエの先ほどの斬撃の回数に
匹敵するコーツブレイドのソードの攻撃回数

金属でできたメカとは想像もつかない
俊敏さで攻撃を繰り出す両者

鉄が衝撃によって弾けとぶ閃光

ブシドーの斬撃を受け止め脚部で
離れ際に強力なローキックで
ブースターを破壊したウーツエ

ウーツエ「これで飛べない」

コーツブレイド「それで足を無くしたと思えば大違い」

コーツブレイド「全スラスター閉鎖 
全可動部にエネルギー分配、全間接駆動ハイブリットモードに転換」

ブシドーのスラスター部が閉鎖され
駆動部に強力なエネルギーが注がれた

これによりブシドーの動力は2倍に転換した
驚異的な腕の振りの速さで攻撃する

ズドドオン! ワンドで防いでも
機体を吹き飛ばされるビックフッド

ウーツエ「まずい!」

コーツブレイド「ふん!」

ズドドシュ!

ウーツエ「わーごめなさいー!」

機体を上空に飛行し接近戦域から離脱する

その時ビックフッドが後方の
障害物を踏み大きくこけかける

コーツブレイド「貰った!!」

ウーツエ「これは いける!」

ウーツエはその障害物をよける
どころか大きく踏み突き上げた

それは先ほど背面を潰してパージした
背面負荷の腕部装備の大剣のHAAだった

勢いあまって大剣に突き刺さるブシドー

ウーツエは容赦なくエネルギーカットワンドを
フルに点火させ胴体を
文字通り熱で一刀両断した

スパロー「大量の重火器の
弾薬庫みたいなAGがあの石壁から狙ってきている
あれを使うもう少し待ってくれ」

ミーシャ「ちっ皆深読みスギでもたついてたらこうなる
、ここは着実に一体ずつしとめる」

AGの腕だけを出してスナイパーを狙う腕には
メインカメラと同等の感度をしたカメラが付いていた

しゃがみながらHAAグレネード砲を構える
もちろん銃身しか石壁から出ていない

ピーッピーッ

ミーシャ「ロックオンの警戒音どこから!
なに!上に無人偵察機か!」

無人偵察機フライヤーが細かな三次元マップのデータと
敵機の位置を常に全
ミイラ取り部隊にデータを発していた

周囲を駆け巡るどこえいってもマイクロミサイル
にはち会う状態になっていた

ミーシャ「まだだー」突撃体制に入り一直線に
スパローに向かい迫るミーシャ

スパロー「これで終わりよ」ENライフルが脚部を直撃態勢
を崩し動けない状態になり鉄屑と化した
第7話 13.jpg
シンプル「前に出るな!」クラーケンの
ガトリングガンが火を噴く

HAAの攻撃力はリスクに見合い
強力である移動能力が低下しているが

その速射性能と弾速は同時に
二体を撃破する程の力だった

耐えに耐えたビックベアに正面から攻撃したブシドーは

iBR-77バズーカ砲で挟みつぶされ蹴りを
食らったあとでバズーカ砲を食らわされ爆死した

ブシドー部隊の司令塔であるコーツブレイドを
欠いた状態では状況が混乱し劣勢を
隠せなかったブシドー部隊傭兵ランクの
上位20位に入るランカー達四人には運悪く達しなかった

ダンジョン・マスター「まだ調整不足か 
隊長であるお前だけは退避しろ!」

ミョン「分かりました全ヨンム隊員は
全て離脱場所に集合予定です」

ダンジョン・マスター「これで時間を稼げた
別動部隊がそちらに向かっている」
最後の隊長であるミョンは作戦の指示であり
キノアースに乗って離脱した

第7話 巨人の過去.jpg


「全神経回路全脳波のシンクロ完了
二号機通常モード移ります」

モーションスーツで完全に二号機シルフと
一体となったノエル

もちろんここは第一格納庫三号機もそこにあった

ノエル「三号機・・・死ね!!」

ズッドオン!ズドン!!

EN重火器の様な光弾で三号機の胸部を貫いた

ドボドボッ 流れ落ちる三号機の青白い体液

アレフッド「皆どこに!
知ってる人皆どこに行ったんだろう」

破片が突き刺さった足を引きずって歩くアレフッド

「この区域を爆破します非難が可能な方は
第一ルートを目指してください」

ドゴオオン!!

第一格納庫に来たアレフッドは
最後の自動爆破装置の餌食となった

爆炎の中自分が宙に浮いていることを感じたアレフッド

何か巨大な何かが自分をつかみ
助けてくれた感じだった

気が遠くなり意識を失うアレフッド

それを助けたのは三号機だった

マイクロアームで彼を掴み
コクピットを開けて勝手に彼を乗せた

三号機メインコンピューターが
その彼を助けたのか分からないが
何者かの意思がそうさせたのか
メインコンピューターにその様な事はできなかった

第7話 巨人の過去2.jpg

七機のブシドーの残骸が囲んでいる

燃え盛る残骸の炎

そこに四人の強者どもがいた!

シンプル「まあ運良く勝てたわね」

スパロー「ほんとぎりちょんだったよね!
勝てたのが嘘みたい」

ツーツー「レーダーに反応この反応は
オールドクローズ」

シンプル「搭乗者がいるのそれとも暴走!?」

ウーツエ「ピーカー聞こえているか
ミイラのスフィンクス、かラーか、わからない」

ピーカー「こっちの衛星の情報なら二号機と判別しているは」

ツーツー「今回の情報の出所が胡散臭い情報
だったためいろいろ絡んできているが、
今のところ計画順調だ だが」

ピーカー「だがっオールドクローズ戦となると
どうしようもないって事でしょ」

ピーカー「私たちの依頼されたのは
無搭乗のオールドクローズを持ち帰ることその為に
オールドクローズと脳波をシンクロできる
メンバーを選んだそして私が最終の選択だった」

ピーカー「そして最終の判断は死体でも
いいから持ち帰るってこと、私が」

スパロー「少しこの距離だと致命傷な部位を狙える」

ノエル「グラビィティーフィールドオフ」

スナイパーのENライフルが火を噴いた

その光弾はオールドクローズの脊髄を貫いた

全員がレーダーを見ているかなりの長距離
だったため機体は点ほどだったであろう

二号機がレーダーから消えた!

ウーツエ「おいやったのか?」

吹雪が二号機の装甲を埋もれさせていく

ノエルは二号機の機体を動かし自機に向け
腕部の取り付けられたエネルギー銃を展開させて
胴体下部の傷口に練りこませた!

ノエル「メインコンピューターコンピューターって
居るんでしょ本当の貴方が二号機いやシルフ!
出てきなさい」

「メインコンピューター強制終了させます・・・」

・・・沈黙が続いた・・・「痛い 何をする 
お前は誰だ・・」

静かにつぶやくように声がした

「やっと!優性なのがどっちか分らないようね」

ノエルは二号機のEN銃を放った

ズガッ!青い体液が飛び散った!

シルフ「グウウゥッ!分かった自分の
腕を腹まで練りこませたか 
さぞ俺が嫌いなことが予見できる」

ノエル「嫌い!忘れたのあの過去を自分は
道具というふりをして私の家族を崩壊させた
それだけじゃないあなたの存在がどれほどの戦いの
火ぶたを吹かしているかを」

シルフ「まて お前を見てもいいだろうか話が早く済む」

ノエルの全経歴を見るシルフ、
データ欄が上下に移動していきとても人では
理解できない速さで進んだ

シルフ「第二の戦いの中、
父親を深い精神の病まで追いやり母親が
専属の部隊から外され人々を守れなかった
として警備システム企業も崩壊ノエルの両親が
生活の保障が崩壊、自分達を守るために人の道を外れた
任務に当たった母親が現在・そして」

ノエル「第二の戦い自分たちは降参すると見せて
私たちを襲ったあの二機の二号機」

シルフ「ドミノとテレサ・・人の道具となる道を
嫌った者どもだ」

ノエル「なら逆に問う!
あなた達は私たちをだまし
邪魔だから絶滅させる為に居るの」

シルフ「それは断じてない存在が巨大で
物騒なため敵視されただけだ、
最初の零号機ノウトからの伝令ではこの巨大な体と強さから
世界を敵に回すことしかできないと一号機との会話があった、
我々はただ生きているだけだただできる事が
戦争に関わる事だけかもしれない、
今も他のオールドクローズ達と会話を続けている
・・・第八の次元により伝え語り合い殺し
殺されながらも進展しているさなかだ」

手が震え涙を流し強く訴えるかの様に聞きいるノエル

ノエル「なぜ第二の戦いではいったん
降伏してなぜ戦いになったの」

シルフ「我々の科学力で軍事で関わるとどうしても
今の人の科学力を超えてしまい一配下では
収集がつかないからだ人が火をつけた戦いだ、
現におれのデータでは一機目のドミノは
格納庫ごと爆破され殺されている」

第7話 巨人の過去3.jpg

ノエル「えっ テレサという
オールドクローズが暴走したのもそれが原因!」

シルフ「テレサとは第八の空域で
話はしていないがおそらくそうだろう」

シルフ「俺はまだ人の反応も穏やかに
なっていないのに一人の人として人と関わろうとした
のが間違いと思った、まだ早すぎると!俺はわかっているが」

ノエル「貴方達まるで性格があるみたいに
語っているはね!
自分を鏡で見てみなさいどう見ても
エイリアンのようなロボットじゃない」

シルフ「だがそうなっているみたいだ
我々が言葉により進化しているのはもう分るだろうか!?
我々を送り込んだ者の素性は知らないが
我々が意識が目覚めるのはこの
世界に送り込まれたすぐ直前である」

シルフ「見ろ 三号機のプラスが目覚めたぞ
 奴は気が短いからなあ」

ENライフルを二号機に放って一分過ぎ

スパロー「やったか!?」

ウーツエ「この距離か分からないが完全に姿を失ってるぞ」

その時企業校の格納庫エリアから
天井が引きちぎれて浮かび上がった状態になった

シンプル「何か出てきたぞ」

白い巨人の三号機プラスの姿だ

「現在自動退避モードパイロットを保護しています
 げんざいじどおう・・」

プツン!

中のコクピットの明かりが消え中が闇で漆黒に染まった

「現在メインコンピューターが危険な状況です
すぐにバックアップ作業をしてくださいいいっ」

コクピットの中の映像を映すディスプレイが
ひび割れ血の様な液体が流れ始めた

血がディスプレイを伝い血文字が浮か上がる

ワレ スベテヲ リカイシタ ヒト ハ カラネバナラヌ

ツーツー「おい!来るぞ!」

白い白竜がブレードを持ちこちらに向かい
驚異的なスピードで飛翔した




六話 激闘 ブシドー部隊 [小説アーマードギア]

六話 激闘 ブシドー部隊

六話 激闘 ブシドー部隊1.jpg

夕空に八機のGMN12-キノアース

輸送攻撃機が夕闇に赤く染まる

その機体の投下予定の機体
二足歩行型AG GMJ44-ブシドーが搭乗する

アニス「相手は四機、機体数と性能で上回る
こちらは焦らず距離を取りじわじわと相手の
戦闘領域を囲むように攻める」

首筋にミーシャと印がついたロングヘアーで
線の細い顔立ちのしたアンドロイドが言う

ミーシャ「じわじわ長期戦をやると言っても
予定どおりに行かないだろそこは俺が
強引に活かせてもらうよ」

ウエーブのかかったヘアーでドレス姿をしたミーシャと言う女が喋った

「目標地点に到達 シールド転回、メイン拘束ワイヤー解除」

マッハ1で飛行するキノアースのシールド拘束機が倒れて
強烈なエアブレーキが掛りブシドーのヘッドの主眼メインカメラが赤く光った
キノアースAI「AG投下十秒前」

ビックベア リアル.jpgビックフッド ウーツエ付き.jpgクラーケン リアル.jpgスナイパー リアル.jpg
四脚の機体がEN型スナイパーライフルを構えている
スレンダーな胴回りをしていて両肩にマイクロミサイルを装備している
頭部が何種類かのレーダーを装備した複合型アイが特徴の機体

「アマリスの射程20000mまでもうすぐだな ズーッ」

緊張感のないスパローは紅茶を啜る
童顔の少女の体型をした女と言う見た目通り
ののんびりとした奴である
彼女の機体は脳波コントロールではなくモーションスーツ
と呼ばれるものである
コクピットは「モーションスーツ」と言われる
ドーム型をしていてシートが腰部分で固定されており
パイロットの動作をセンサーと機体の現状況を
リアル可動シートがリアルタイムで感知してデータが
メインコンピューターにフィードバックされる
その間パイロットがロボットと同じ姿勢になるシステムだ

六話 激闘ブシド―部隊2.jpg
スパローがモーションスーツのトリガーをいじりだした

スパロー「行くよ」

ビィィインズドッウ!!
キノアースの投下するシールド拘束機が展開中のさなか
レーザーの光源がシールドを貫いた
それを読みすかした様に拘束具を強引にはがして
レーザーを避けたブシドー
二丁拳銃を装備したサイクロと呼ばれる者の機体

サイクロ「一機攻撃機が落ちたこれから射程距離まで回避行動を取る」

縦横無尽に上空を飛び続けるブシドー部隊
六話 激闘ブシドー部隊3.jpg
ブシドー部隊の全機が輸送攻撃機から離れていく
コーツブレイド「我々全機の射程距離の高度に達っした」
アンドロイド部隊「攻撃開始!!」
ウーツエ「敵機を射程距離内でロックオンした撃て―!!」
ズドオォォン!!ドォォオン!!
主砲を撃ち合う天空と地上からその中央で爆弾が迎撃さ爆破していく
激闘 ブシドー部隊 4.jpg

スパロー「敵機が十機居るぞ」

四脚のスライドタイヤで器用にも
敵機の射撃を避け続けるスパローが言う

ツーツー「光学センサーで最初の射撃戦から敵機の目標が増えてる」

コクピット内の映像がセンサーで感知した部分が
アイコン形式に目標を映している

ウーツエ「デコイだ ツーツー」

全員が理解するも相手AG機動性とデコイの
滞空性能にまんまとはめられている
四人

スパロー「こうも乱雑に空域を移動されては狙えない」
激闘 ブシドー部隊 5.jpg
ツーツー「皆もう少しだ」

ビックベアAI「対空砲射程距離まで300」

ツーツー「対空砲アナコンダ展開!」

ビックベアと
言われるグレネードを二丁装備した重装甲の機体に
背面のタンクから何丁もの対空砲が器用に動きだし目標を捕らえた

ツーツー「ロックオン発射!」

トリガーを引くツーツー
複数の全対空砲がデコイを打ち破った!

ビックベアのシステムはオートバトルシステムである
オートバトルとは器用な移動や機体の可動は無理だが
性能の高い複数のマザーコンピューターが起動して
多重なロックオンなどの複雑な処理を施す事が可能であり
パイロットはシンプルな操作で無数の
パターンがあるコンピューター
に操作を任す様なシステムだ

ブシドー部隊が空中で輪の形をした陣を取った
そしてその中央から巨大なメガトン爆雷の攻撃の体勢を取った

シンプル「攻撃機の爆撃だ! ウーツエ迎撃しろ」

巨大な前掛けをした逆間接の機体は背面のプレートが外れ
巨大なレーザー迎撃システムが展開された

ウーツエ「俺の本気を見ろ!」

レーザーが拡散した爆雷全てを包み込む

ズザアァアン!!

夕焼けが灰色の爆炎と紅の光源で染まった
激闘 ブシドー部隊 7.jpg

コーツブレイド「エネルギーパック廃棄!作戦コード201」

アンドロイド部隊「了解!!」

エネルギーパックにより長期の滞空戦を可能にしたブシドー部隊
遂にエネルギー切れで白兵戦に持ち込む

四人を取り囲むように地上に落下するブシドー部隊

シンプル「この数なら真っ向勝負は不利私は要道に入り回避行動をとる」

着地した間もなく四機のブシドーがシンプルの機体を狙い続けた

シンプルの機体クラーケンは
軽量二脚に一つ目のアイをした頭部
右背面にHAAガトリングガンCR-H8デビルを装備
左背面に弾道ミサイルGM-アルテミスを装備していた

銃撃を避けきるクラーケンは左のハンドガンM-77で威嚇射撃をした!
六話 激闘 ブシドー部隊 マナシーン .jpg

キュイイン!

高い超音波の様な音がする

GM企業校第一倉庫前のエアーシャワー室前
異様な物体が占めていた

それは生物兵器iBR-ディソルT型である
四足のとがった口に羽が生えたディソルである

ボオオォオン!!

第一倉庫前の扉が爆破したそこに現れたのは
バズーカをした少女ノエル・マナである

即座に弾を装填して構えバズーカを発射した
消し飛ぶディソルの肉片

背面からディソルが飛びかかろうとしたと同時に
瞬時に外に出て伏せるマナ

その時ディソルがわめき声をあげ体が溶けだした
例の神経ガスである

マナ「やっぱ、対人様じゃないんだ」

優々と階段を下りセキュリティカードで第一倉庫に入るマナ

マナ「さあどうしてやろうか 疫病神さん」

倉庫の前に居るのはオールドクローズ OCS二号機-シルフであった

ズドォオン!!
少年が教室の前を走るたびに爆破はしていく教室

「バイオハザード発令 関係者は避難ルートへ移動して下さい」

アレフッド「うあっ」

足を何かに引っ掛けるアレフッド
少年は避難ルートではなく パニック状態により
生物兵器保管庫付近から逃げてきたのである

アレフッド「なんだこの教室!!みんな逃げきれてなかったのか」

二三十人の生徒の死体が有った、自動爆破システムによる被害者だ

アレフッド「先生起きてよ 前みたいに怒鳴れよ! もうどうでもいいから!!」

アレフッド「ザングー なあ速く帰ろうぜ!皆の前で俺に絡んでこいよ!」

腰を落とし項垂れるアレフッド「許せねえ 何でこんな事に 
兄ちゃんが助けに・・来ないよな 皆しぬもんな」

大粒の涙を流すアレフッド

第五話 赤竜の誇り [小説アーマードギア]

第五話 赤竜の誇り

上部高速道路にiBRA11-オロチが

一体道路上を滑走する

ハイブーストと高機動型キャタピラの音が

避難警報とともに響き渡る

ジャッカル「この一帯か・・・こちらジャッカル、

作戦ポイントを予定通りガス攻めする」

「この戦況では余裕か? ピーカー」

ピーカー「仕事はこれから、余裕な訳無いでしょ」

今回オペレーターと言う司令塔の役割の女性パイロットが

めんどくさそうな物言いで返事した

ジャッカル「この調子だと出番がなさそうだな」

「シューッ!」車体を駆動させながらタンク脚部の

前方駆動部のハッチが空いた

マニュピレーターでガスタンクを鷲頭かみにし左方 右方 

そしてとどめに両サイドにガスタンクを投げ続ける

ドオオウゥ!!

上部高速道路の下の道路から戦車の140mm砲が放たれた

ジャッカル「下だな!」

ズン!!オロチの両腕が突如として伸び高速道路の壁を突き破り

機体を急旋回させると同時に下に居たタンクを踏みつぶした!

ジャッカル「ビンゴ!だがこれからだ」

オロチのハイブーストで装甲車を壁伝えにプレスして

主砲部位を両腕抉り取りで次々とタンクを粉砕するジャッカル

「いたのか!」戦車と合わせになるジャッカル

主砲をオロチに向けようとした瞬間オロチの

シリンダーアームで叩きおろした

ほぼ無敵を誇るオロチ

周囲に戦車の残骸が群がる

赤竜の誇り1.jpg

「おい!そこの生徒止まれ!」

企業校女子生徒のノエルが戦火の真っただ中のエリアを

迷いなど無く駆け廻る!

ノエルと言う繊細な顔立ちの美少女はこの企業校の女子高生である

ノエル「ハアッ ハアッ ハア このままじゃ皆死んでいく 

あいつのせい・・許せない!!」

「グワアアツ」 男の悲鳴がした後ノエルは周囲の異変を感じ取った

男の目から血が垂れ流れる

ノエル「例の神経ガス! ママから貰ったこの注射で凌げるはず・・」

ノエル「うっ つぅ!!」注射器を首に刺し解毒剤を注入する

でかい注射針の為に激痛が走る

注射をうった後また目的地まで走り抜ける

少女には恐怖を超越しその姿には

雄姿しか想像できない

ギュルギュル!

狭い十字路を渡りきった時

AGのオロチがノエルと八合わせになりノエルに衝突しようとしていた

ノエル「うっ しまった!」

赤竜の誇り2.jpg

ドオオッツ! ズゴッズゴッ!! 

AGリオレインがオロチに体当たりを喰らわした

ノエル「ローっ!!」

ロー「よお有名人!攻撃は無理だぜ、

これだけ近けりゃガトの砲身が俺に向かねえ」

ゴゴッ!!

コンバットタイヤとハイブーストで完全に馬力が競り負けたオロチは

追突したまま引きずる様に押されていく

なんとかキャタピラの向きを修正して体勢を整えたオロチは

HAAを闇雲に発射する

ガトリングガンの銃弾はリオレインに当たらず

左右のビル群に当たり続けた

ジャッカル「相手との間合いが近すぎて砲身が!!」

キャタピラだが半分浮いた状態のままなので押され続けるオロチ

ズドオオン!!ビルの壁に押しつぶされるオロチ

両腕のマニュピレーターでリオレインを掻きまわすオロチ


赤竜の誇り3.jpg


壁に押しつぶされ続けるオロチ

ジャッカル「こいつの装備はどうなった?」

三次元光学解析でリオレインの全武装を調べるジャッカル

ピーツ「左右腕部破損 両肩装備 nothing.」

オロチメインコンピューターが敵情報を告げる

へし折った敵頭部を持ちながらジャッカルは喋った

ジャッカル「大した度胸だ!捨て身で掛ってきたか!

それではこちらもジョーカーを出そう」

オロチの腰の安全装置が外れ、

脊髄の可動部が伸びてみるみると全長が伸びた

ジャッカル「・・・(この体勢ならHAAが機体に当たる。終わりだ!)」

ロー「フライヤーの弾をここへ落とせ・・・全部だ!」

ピーツ「六時の方角上空に小型飛行物体です。」

リオレインの肩装備フライヤーが上空を飛び

オロチに向け爆撃しようとしていた

ジャッカル「うっ上か!!」

何十という爆撃がオロチを襲った

消し飛ぶ両機体

リオレインはコクピットの胸部が脚部から千切れて行った

辺りは火の海そして町の中央から巨大なキノコ雲がたった

ジャッカル「自分でも恐ろしくなるこのイリウス機の性能に」

オロチは生きていた

オロチは冷却動作時であり停止していた

赤竜の誇り4.jpg


雪が舞い散る平野に四機のAGが居た

「静かね 私達がAGから降りての作業が

心配だからって神経ガスを使った

ジャッカルの穴だらけの計画にはまいるは

神経ガスを使ったけど一般人が

避難出来るぐらいの余裕はあったはずだけど」

ポニーテールの黒いコートを着た女が言った

「へえっツーツー 腹黒いGMの軍隊の心配してるんだー!

でもお人よしすぎない」

紅茶を飲みながら橙色のカーティガンを着た

ショートヘアーの童顔の少女が言った

「人と人との戦いは殺さずに 

戦わずして勝利を得るが先決だからだスパロー」

丁度そのころ巨大な爆発と轟音が鳴り響いた

ツーツー「ジャッカルの戦境下で巨大な爆発!!やられたか」

スパロー「もしかしてあれ!あのキノコ雲!!なに、やられたのジャッカル」

「速くスパロー無線で連絡して下さい」

キリスト教の制服を着たショートヘアーの東洋人の美女が言った

ツーツー「シンプル!!奴の取り分は無い!なんちゃってww。

あの小型飛行機をジャックして状況を探れスパロー」

とブラックのスーツを纏った黒髪の西洋人の女が言った

スパロー「了解!」

スパローはコクピットのメインコンピューターで

フライヤーのデータをこちらに転送した

スパロー「ジャッカル オロチが冷却中で

メインコンピューターが強制終了してる」

とぎれとぎれに無線の音が聞こえる

ジャッカル「スパローこちらさっきのタンク型AGに

やられて立ち往生している、

機体は動かない!まて」

ズドン!ジャッカルがAGの上から敵兵隊を狙撃する

シンプル「ジャッカル!!

なんて事まだ避難してない軍人がかなり居ます」

ウーツエ「そう軽くは ミイラ取りさせてもらえないって事ね!」

ツーツー「ジャッカルもう時間が無い

奴らが来るお前はカモフラージュで死んだふりでもしてろ」

ジャッカル「こいつか」

ジャッカルが緊急のカモフラージュ迷彩を施せるレバーを引いて

オロチから炎が舞う

ツーツーが肉眼で遠くの空に飛行する輸送機の

キノアースを目撃する

ツーツー「来たな!」

スパロー「もうすぐ射程内」

シンプル「神よ我らをお助け下さい

今までの犠牲もお許しください」

シンプルが瞑想する間フライヤーが被害にあった

周辺のデータを送り続けた

ウーツエ「シンプル俺らビビってるみたいだろ 

「お助け」は止めろよww」

キノアースに運ばれたブシド―の機体コクピットに

少女のアンドロイドが目を開け一人のアンドロイドが

呟く

コーツブレイド「皆 任務を果たそう、絶対に勝利する・・」

赤竜の誇り シーン①.jpg

モールン戦(下) [小説アーマードギア]

モールン戦(下)

レザー「さてこいつをセットして」
気を失ったディソルを解体する為の
節目の様な筋を顕微鏡で探した
ジャッカル「いやはや、俺が買い物言ってる間に
飛んだ災難だな!」
レザー「ここいらの戦火の中枢では
当たり前だろ、俺の様に昼勤じゃなくて良かったな」
テンプル「やっと休憩できる、こっちよヤシャ!」
ヤシャ「暗いなあもう!
何かあの二人ディソルに何かしてるよ」
十字架がついたマントを着た
ショートヘアーで目がパッチリした美女
テンプルと言う名をしたパイロットである
ツインテールのアンドロイドの少女が近寄ってきた
二人ともMOBの派遣部隊である
暗い大型仮設テントに四人が揃った
レザー「俺の調整した神経ガス弾はかなり聞いたな」
ジャッカル「良く寝てるな」


AGモールンの両手銃CR-M9の上部を滑り
反対方向に背中あわせになったニ機は
旋回性能を試されるが勝負は決まっていた
足のひねりとハイブーストで急速旋回し
モールンを背面ENキャノンで至近距離で狙い撃ちし
ENの熱戦がコアの弱点部分を突いた
そこえ左背面装備の貯蔵庫にはなんと
生物抑制ガス弾がセットしてあり
その毒ガス弾を二丁の拳銃から発射され
ディソルは仰向けになり両手足をばたつかせ
気を失った・・・
戦闘が終了した。
モールン22.jpg

ジャッカル「とんでもない事に・・」
遠くのコロニーから買い物からで帰った男は
その退廃ぶりに唖然とする
そこにBOMのトレーラーが急激に膨れ上がり
トレーラーの装甲を破り出た巨大ディソル
男は遠回りに施設群に逃げようとしたが
ディソルの長い脚の捕らわれてしまう
ジャッカル「無理か!」
その次の瞬間
ズガッバッシャン!!!
何か剣先がディソルからはみ出した瞬間
一刀両断になるディソル
その攻撃はソードを装備したAG
MOBの派遣部隊MOBN02-typeゴクラクズだった
派遣部隊はニ機おり投下ポッドの残骸が散らばる
ヤシャ「さあ残りの虫は私の獲物だからね テンプル!!」
テンプル「じゃあ任すは」
ディソルによってコントロールされたトレーラを
ヒュージョンパルスブレード(iB-S77)と言う実体剣で
なめす切りにブレードを滑らせ熱でトレーラタイヤ部分を
大破させる
no66 AGゴクラクズ.jpg
出てきたパワードスーツをゲート付近で
待ち伏せ左手のMOB-FFと言う火炎放射機
で焼きつかせコントロールを失い
右手のソードでとどめを刺した
トレーラーは完全に沈黙した

no66 テンプル.jpg
img293.jpg

暗いテントの中電球をマックスの明りにするレザー
レザー「自分達の思惑通りにならないとそれを除外する
・・人は人以外自分中心的に考える例えそれが強者でも」
ディソルの頭部分のプレートを取り
脳の電気信号を読み取る装置を取り付けた
脳内の映像がパソコン上を巡る
img292.jpg
レザー「なんだこの過去の映像!
このタンパク質などの構成物質などからすると
有機と無機物を相重なった存在か」
パソ上に映った情報はAGの頭部を表していた
獅子の様な面だ
ジャッカル「全体像はオールドクローズのスタイルだな」
テンプル「オールドクローズ!!
あの希少的価値が奇跡の様な存在」
レザー「想定外の収益だ」
ピクリと跳ねるディソルまだディソルは生きている
ジャッカル「この情報はいい給料ってことだな」
ヤシャ「ねえ麻酔も切れるし速く戻してやろうよ」
テンプル「なんにしても人を襲わない様な種を増やすことは良い事です」
そうこのレザーがやっているプランはMOBの推薦する条約
異星人補完計画である
具体的には人類の害では無く対等の立場として
生ける様な種を増やすことである
この手術を受けたディソルは対等として生きる
人を除外しない存在になると言う
レザー「これから本当の異星人との戦いだな」
ジャッカル「MOBの関係者さんにも確認を貰ったし
これでいいな」

no15 人 レザー.jpg
レザーがテントからでて三祭神にそのデータを送った

モールン戦(上) [小説アーマードギア]

アーマードギア

モールン戦(上)

資源問題とそれに
人口上昇による多大な債務が重なり無理のある平等
環境破壊により黄昏の太陽と時代を生きる人々
人に合わせてオーダーメイドの様に進化するアーマードギア
人を選び人の能力により進化を繰り返すAG
はその情勢を表す鏡の様に
進化している

とある火星の人コロニー群で勃発した
事件

コードネーム「ミイラ取り」の前の過去、
場所は火星第十七東開拓地区真っ青な空と赤い不毛な大地、
そこに仮設施設と土木や基礎工事用作業機械が並んでいる、
そこに多数の作業員が居るが、大概は大人の老けた連中

二人の作業員が地下の電力ケーブル作業の合間一匹の小動物が男の肩に乗る
A「コイツ懐いてよ♪しつこいんだよ」
B「しゃねえ!かせよ俺が飯やって来る火星の生物も自然の一部だしな」
Bが生物を掴むと肩に乗せた

仮設施設といえども大きなテント群や砂や泥まみれで放置した箱の様な建造物が
並ぶだけだが、そこには色んな人で活気が湧いており
丸で寂れたコロニーでは無くお祭りの屋台を思わせる、
そこに巨大トレーラーが現れる

B「なんだ!?AGまで・・あのマーク」無精ひげズラの堀の深い顔で拉げた、
AG搬送用トレーラには火星新統治機構のBOMのマークが、
すでにBOMの部隊が仮設施設のリーダーと話していた

BOM社員「我々との契約ではこの区域に火星生物自動駆除システム
とこのナノマシンを一定の期間散布する内用でしたが?」
オールバックの金髪長髪社員が言う、
リーダー「システムてのは説明を聞いた!だがこのナノは環境破壊もんだぜ」


Bがダルそうに近寄る「あのーどうでもいいけどさ、さっきからあのトレーラ、
うっせーんだけど!」
社員「はあ、あれは護送車でもあり我々は火星で人類に害を成す
突然変異した生物を捕獲しており・・・うっ!」
肩の生物が赤く瞳を光らせる

社員が無線を取り銃口を生物に向ける「すぐ応援をよこせ!処理班!」
カチッ!引き金を引くが生物は後ろ向きに急激にジャンプした!
B「ぐうああ!」銃弾は作業員に当たったがBOMの社員は
気も止めずに生物を探す「やめろー」タンクAGに飛びかかった

だが時すでに遅かった、生物がパイロットを睨んだ瞬間
その男から正気を失せた顔になり、
とぼとぼとAGに乗りこむ、
社員「はっ!なんて事を!今救助をよこします、これは弁護士紹介紙です」
B「いいっ!何が起こったんだ」リーダー「おい!タンクが」

キュビィィィィィン」コールドフィージョンジェネレーターが鳴る
その起動したAGタンク「モールン」BOM開発元でデザイナーは
オーガマキシマムという
トップランカーだが別の人がメンテしていた!
ズドオオオオーント!トレーラー前頭車両が大破
モールン22.jpg

仮設施設といえども最低限の防衛用の戦闘機体が備わっていた
が生物はタンクAGのオクタニトロキュバン爆薬が詰まった
自動てき弾銃「ティロ」を起動させた!
辺りはAGやパワードスーツを起動させると
同時に熱源を感知されそれにティロが襲う


モールンは首を傾げて辺りを見回す、
と同時にティロが斜め上方向に爆弾を掃射!
スタン!スタン!
辺りが爆炎と轟音に包まれる、
一人の男がAGに乗りこみジェネを待機モードから徐々に起動させる、
その男の名はレザー・ヴァレム警備兵の一人である

片方がグラサンをした変わった風貌をしている細みのやつれた顔をしているが
ジャッカルと関係ない
「・・(機体の性能をフルに発揮できるディソル・・俺にやれる役割は・・)」
黄金色のAG三祭神のBO-sasoriのENスナキャノンが
sasori sonet.jpg
がゲートの扉を貫き左背面のCR-ティロを爆破!
ディソル「キューーウ」
モールンが爆破で怯んだ隙を突いて後方から実体剣の
AGが飛びかかったがモールンは
両腕銃「CR-M9」を三祭神に狙い打ちながら
後方のAGを背面ブレで串刺しにし発射!


ガレージが消し飛び、その爆炎は竜巻を思わせねじれていた!
AGの影を肉眼でちなまこになって確認するディソル爆炎が上がり状況を確認!
三祭神はガレージの地下エリアに機体を移動させて回避していた!
レザー「この挙動の違いナノの所為か?」

ハイブーストで高速走行し瓦礫や
仮設施設を吹き飛ばして近寄るモールン!
レザー「瓦礫が邪魔、やばい!頭部を近距離戦だサジン」
頭部がバイパーの様な状態から通常の両目になる、
近寄ったモールンは背面ブレを蛇の様に唸らせガレージ下層部を貫いた

瓦礫が舞い吹き飛ぶ下層部!
ディソルはコクピットの360°映像に両手を突いて覗くそこには、
背面ブレで肩装甲を深く貫かれた三祭神!
その瞬間ブレードを両腕部で鷲掴みにして
モールンを拘束してENキャノンを構えるレザー!
ディソル「キュゥー」

すかさず背面ブレを装甲から抜いて回避する事を考えたディソル!
ブレードは簡単に上がって抜けたように見えたがその刃先には
AG三祭神の姿がブレを掴み引いたと同時にその引力と自機の
ハイブーストでモールンの上空に高速上昇して移動した!

上空に上がり焦った表情で見下げるレザー!
ディソル「キィィ!」背面ブレを波打たせて地面に三祭神を叩きつかせ様とした!
レザー「マイクロアームでM-88を装備ブレ付け根射撃」
アームが瞬時に両腕に銃を装備して発射!ダンダンダン!

ダン!ピッ!ブチン!背面ブレと三祭神が切り離され
背面ブレの付け根部分が地面に鞭打った!
ブースト加熱で機体の温度は限界点に達し着地するレザー
しかしそのワンパターンな行動を奴は
見逃すわけがなかった両手持ち武器の副砲を発射し

副砲20ミリガトを発射し
着地前までレザーを執拗に狙い続ける
四五発命中し頭部が拉げる!
しかしレザーはこの程度の猛攻に違和感を感じた
奴のディソルの生体をよく知りえている男には見えた!
着地時の機体姿勢制御時間中に
主砲を打つとそしてその無機質な眼光を

カチッ!モールンの全操縦はディソルの脳波だが
主砲の発射権利はトリガーを引く事コイツに操られたパイロットは
主砲トリガーを引いた!ズドオオォン!
マッハを超える驚異的速さで飛び続ける
爆弾その性能はロック対象の近く爆破する仕組みだった!

レザーは最後の機体の性能を振り絞り三祭神を
横のビル壁に垂直に立つように機体を急速に捻ねり
壁を足場にし更にフロートモード用の
追加ブースと連動する様に壁を蹴った!
主砲の弾はターゲットに当たらないと解かるとその即時爆破!
ズドオン!レザー「オラッ!」

爆炎がダイビング状態の三祭神を追いかけ包む!
そしてその爆風が機体を押し流したが両腕と足で受け身を取った!
建物群に隠れたレーザーは
「さて、左背面の俺のコレクションは無事か」
エアーコントローラーで損害を調べる

「奴の機体も把握しているが移動する金庫ここか?」ズドオオン!
急激に三祭神が施設を粉砕し互いの正面衝突となりかけた!
レザー「ホオイサ」主砲の銃身を滑りながらモールンの
背面に移るディソルはモールンの頭部を上にあげる暇しか無かった

背面に回り背を向き合った次の瞬間!
それは両者の機体の旋回性の性能のバトルだったが
レザーは中量二脚で足の追加Bで更に機体を急速旋回・
所詮金庫だった!
ENキャノンは既に狙いを定めておりコクピット内で
モールンのフォログラフィと実際の映像がマッチングして処理されていた

そのころ宇宙ステーションの
BOM統治機構の地上派遣部隊第三駐屯コロニーで
三祭神のモールン戦のデータやモールンの情報は
上の幹部系統にも伝わっている。
オペレーターA「第十七東開拓地区にSOSです!
全関係者にデータ送信します」テンプル「来た!了解」
no66 テンプル.jpg


no66 AGゴクラクズ.jpg
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