小説「ドラスト」 一話 教団兵 [小説「ドラスト」]

遥か昔の大地、それは星なのか神が作った箱庭なのかまだ定かでない昔。
大昔から存在するマナと言う力を使い人や動物が生きていた。
しかし時がたつにつれそのマナの力は衰え人々はその力を忘れていった、そして200年が経ち完全に忘れてしまった。
しかし人々は知恵を蓄え文化として発展させ成功していった、そう人が作った新たなマナである。
その人類が最も生息しているアークレス王国と言う国が有った、赤道付近に位置しする大陸で偏西風などで気候や雨の問題が無く人口が多い国であった。
そこに珍騒動が起きるそれはある王国のちょっとした事件で始まった。

アークレス王国の北に位置する海岸沿いに教会ができている日差しがステンドグラスを照らし玉座に座った司祭を照らす。
司祭は老けて目は垂れて凄く太っていた、目は白めをむいてる様だ。
司祭の隣にドレスを着た仮面の女が座っていた
司祭「この街の治安を守る自警団も腐敗しきってこの事態の責任をたらい回しにしよる」
「最近女性を狙った猟奇殺人が横行してその捜査もうまくいかずほとほと困り果てだな、お前ならこの事件を何とかできると召使に聞いたぞ、名前は何だったかな?」
フードの青いローブに纏った男に司祭は問いただした。
男「名前ですか・・」
男は腰に手おやり剣を抜き天井に投げた
「ガッグオオオッ」
天井からボウガンを持った男が落ちてきて、次は剣も落ちてきて、体に刺さる瞬間に器用にも鞘にダイレクトに入れた。
男「失敬、先ほどから矢先を私に向けて殺気がしていた為にとんだ無礼を」

司祭「柄の部分が喉に当たっただけだとか・・中々のてだれよな。
こちらこそ辺境のレッドプレートの教団兵と聞いて用心していただけだ。」

男「先ほどの事件の被害者とはその隣に居られる仮面を付けた女性ですかな?
腕から傷痕が見えます。」

司祭「察しが付いたかこの者はわしの召使でな アニス仮面を取れ」
女は恐る恐る仮面を取り男に見せた、女の顔に傷などは無かったが目が大きく赤く染まっていただが美人であった。
アニス「ううぅつうううわああっ」
男「?!」
司祭「腕に切り傷、目は悪魔の様な姿になってしまった、これでは使い用に困っておる。」
男「・・解りました私の名はジャッカルイリウス教の教団兵です。」
フードを取りジャッカルは顔を見せた。
ジャッカルが教会から出てきた
「でっどうだった?何か仕事貰ってきたの?」
馬に乗った短パンと革のニーソックスに腰までのローブを着た眼鏡の若い女がいた
「ピーカーまたセレシオを選んだのかそいつは大切な賢者様の馬だぞ」
ピーカー「この子早いのよ!でかくて見下ろしもいいの」
ジャッカル「俺はしらねえ・・・行くぞ情報は聞いた、これから聞き取りだ!」

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